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【経営コンサルタント】インタビュー

こんにちは!

インターン生の伊藤拓真です!

今回の記事は会計事務所から独立して経営コンサルタントをされている方に取材をさせていただきました!

今回はノーネームを条件に取材を許可していただきました。そこで、今回は取材対象の方をAさんとして本記事ではご紹介させていただきます。

真剣な経営者の方を真剣に応援するという信念を持たれているAさん。そのAさんに、大学生に人気な職業になっているコンサルタントについて聞きました。


 コンサルタントの職とお仕事上の心がけ


―コンサルタントとはどのようなお仕事ですか
コンサルタントの仕事は世の中にたくさん種類があります。その中でも私がやっているのは、経営コンサルタントです。経営コンサルタントは、お客様の会社経営上の意思決定のお手伝いをします。具体的にお話をすると、お客様と一緒に会社を経営していくうえでの問題点に向き合い、原因を考え、改善策をご提案していきます。

―実際にお仕事はどのようにして進めていますか。
問題点に対して、私が持っているデータや知識をベースにして、お客様とのコミュニケーションを通じてケースに応じた解決策を一緒に模索していきます。コミュニケーションをする際には、私自身の話を織り交ぜ、お客様に私の人柄や人物像を知っていただくことで、お客様に話をしていただきやすい環境を作ることを大切にしています。

―コンサルタントのやりがいと大変な点について教えてください。
やりがいは、真剣なお客様の目標に対して私自身も真剣にお手伝いをすることが出来ることです。そこには、お客様に私のご提案で有益になっていただき報酬を支払っていただける。私もお客様に喜んでいただき報酬をいただけるというwin-winな関係が存在しているということです。大変な点は、強いて言うならば、簡単にはうまくいかないということです。また、すぐにご提案した内容が結果につながらないということです。そこには、様々な要因が関わっているため、ものによっては、数年単位掛かってしまいます。しかし、私はそこが面白さでもあると考えています。

―コンサルをする上での心構えを教えてください。
真剣なお客様を真剣に私も応援し、お客様が有益になることを心がけています。また、私の行動指針は、一緒に考えて、一緒に悩んで一緒に行動することです。そして、お客様と自分自身に嘘をつかずに正直にいるということです。

―コンサルタントとして活躍されている方の共通点を教えてください。
過去の常識にとらわれずに新たな可能性を見出していくことが出来ることです。また、真剣なお客様に対して、お客様にあった情報の密度で意思決定をするのに役立ってもらえる材料を揃えることです。そして、指導をする部分とコンサルタントとして雇われている距離感を適切に保つことです。


会計事務所からの独立と起業後のお仕事事情


―起業に至った経緯を教えてください。
お客様は会社経営者の方です。会計事務所に勤めている私はサラリーマンです。そのような状況の中で私は、お客様の目線に立つことが出来ていないのではないかと考えるようになりました。すなわち、会社を経営して、経営者の方と同じ目線に立ち、コンサルタントとして仕事をする方が良いのではないかと考えるようになりました。また、会計事務所に勤めていた当時は、コンサル業務だけではなく会計の仕事もしなければいけませんでしたが、コンサルタントを中心にして仕事をしたいと考えたからです。

―サラリーマン時代と起業して以降のお仕事に対する違いを教えてください。
サラリーマン時代より自由にはなりましたが、仕事のことを考えている時間は増えました。サラリーマン時代は、休みの日は絶対に仕事をしませんでした。しかし、現在はずっと考えています。考えなければいけないものもありますが、生業として、何気ない時や、リラックスしている時も考えています。むしろそのような時間にこそ良い案が浮かぶこともあります。

―co-ba koriyamaを利用されている理由はどのようなものがありますか。
第一は固定費削減のためです。また、コワーキングスペースでは今まで出会ったことが無いような様々なお仕事をしている方とコミュニケーションを取ることが出来る点が魅力的でした。また、最初に見学をさせてもらった際に私にとって馴染みやすい雰囲気を感じました。

―地方と都市でのコンサルをすることの違いはありますか。
マーケットの大きさは明らかに違います。地方は、物や情報の広がりが遅いことがあります。例えば、コロナ禍の中で、都市圏でのコンサルタントの方は、オンラインでお客様と話をされていたと思いますが、私は感染症対策を徹底したうえで、オフラインでお客様と話をしていました。


大学生に向けたメッセージと今後の展望


―コンサルを志望する大学生がしておくべきことはどのようなものが考えられますか。
経営者の方が書かれた本を読むことや、資格の勉強などをして知識を学ぶことが大切だと考えます。しかし、もっと大切なのは、そのようにして学んだ知識は実社会でどのように用いることが出来るのかということを考えておくことです。知識のインプットと社会に出てそれを用いる、発展させるということまで考えることをセットにしてやってみて下さい。また、今は時代の潮流もありオンライン等で様々な人とお話することが出来ると思います。大人の方の本音を聞ける機会を大切にしてください。

―今後、Aさんはどのようにお仕事をされていきますか。
まずは、今のお客様の目標達成のためのお手伝いに一生懸命励むことです。仕事は、経営者の方にご紹介でいただくことが多いので、目の前の仕事を大切にしていきます。また、大学生の頃から地元経済の発展に携わりたいという夢があるので、少しでも貢献できるように仕事をしていきます。そのために社会に必要とされる企業になるべく私自身の力をつけていきます。



将来コンサルタントになることに興味がある私からすると、とても興味深いお話でした。知識をベースに合理化して淡々と仕事をしていくイメージがあった私にとって、お客様の事を第一に考えながらコミュニケーションを通じてお仕事を進めていくAさんのお話は私のイメージを変えるものでした。また、無形なもので商売をするには人間力が大切であるというお話をいただきました。大学生活を通じて、知識を身に着け、知識の活用まで頭を巡らせて自分磨きに努めていこうと思いました。

お忙しい中インタビュー取材へのご協力誠にありがとうございました!

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