13. 商品単位_自動車保険「損害賠償と法律」

おはようございます!
本日は損保募集人試験_自動車保険の「損害賠償と法律」について演習問題を交えながら簡単に説明していきます(^^)

テストで覚えておくべき自動車保険の主な「損害賠償と法律」
■民法上 + 自賠法上
■時効は3年・・・損害賠償請求権、対人物保険金請求権
■示談
■共同不法行為
■相続人は順位が高い人から・・・配偶者→子→親→兄弟
■過失相殺・・・被害者も過失がある場合
■道路交通法
■道路運送車両法

練習問題①
人身事故の加害車両の運転者がオーナードライバーである場合、この運転者は、民法上の損害賠償責任とともに自賠法上の運行供用者責任も負います。

練習問題②
示談は、被害者と加害者が互いに歩み寄って、話し合いで賠償額や賠償金の支払い方法を定め、円滑に解決を図る方法で、簡便で費用もかからないため、交通事故の殆どが示談によって解決されています。

練習問題③
民法では、数人が共同の不法行為によって他人に損害を加えた場合、各自が連帯してその損害を賠償する責任を負います。

練習問題④
被相続人に配偶者と子及び父母がいる場合、その全員が相続人となります。

練習問題⑤
自動車による人身事故の場合、加害者が賠償すべき損害の範囲は、通常、一般に予想できる範囲内の損害に限られ、治療関係費などの積極的損害と、休業損害や将来の逸失利益などの消極的損害に限られます。

練習問題⑥
自動車事故によって被害者が死亡した場合、被害者の父母・配偶者・子は賠償請求権者となりますが、その他の遺族には慰謝料等の請求は、いっさい認められません。

練習問題⑦
法定相続人のうち、配偶者相続人は常に相続人となるのに対し、血族相続人には相続に順位があり、先順位の者がいる場合は、後順位の者は相続人にはなれません。

練習問題⑧
過失相殺とは、被害者にも過失がある場合、社会通念上公平の見地から加害者の損害賠償額の算定にあたり、被害者の損害額から被害者の過失部分を控除する事をいいます。

練習問題⑨
対人・対物賠償責任保険の保険金請求権は、被保険者が負担する法律上の損害賠償責任の額が示談、和解、調停、判決などにより確定した時に発生し、その翌日から起算して2年が経過した場合、事項により消滅します。

練習問題⑩
道路交通法は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する傷害の防止に資することを目的とした法律です。

答え

  1. ✕(配偶者と子がいる場合、父母は相続人ではない)

  2. ✕(精神的損害(慰謝料)も含まれます)

  3. ✕(認められる場合もある)

  4. ✕(3年です)


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