はじめにpart5
もはや自己紹介ではなくなってきた
でも続ける
上京して約半年
「東京旅行」とゆう準備運動は整った
実家の父と母は心配で仕方なかっただろう
いや、むしろ少し諦めていたかもしれない(自由にしてくれてた)
クソ坊主は何も考えてないだけに、バイトでその日を食いつないでいく事は、さほど苦ではなかった
もともと夢も目標も野望もなかったのだから
しかし、美容師しかないかなと、どこかで思っていたのも事実である
バイトを続けながら、休みの日にサロン面接に動き始める
雑誌でみていた表参道の有名ヘアサロンをピックアップし、いくつか面接をする
断られても、同じ所に何度か面接にいく
顔を覚えてもらうためだったが、やはり面接は落ちてしまう
なんなら書類面接で落とされる
それくらい当時美容師の人口は増え、たくさんの若き美容師が表参道、青山に憧れていた
クソ坊主の楽観的な性格が功を奏したのは「落ちてもまぁどうにかなるわ」とゆうところ
「ま。そうだよね」くらい
(甘えている笑)
人生を語るのは早いが、まぁこんなもんでいいんだろうと思うし、そう思ってた方が楽だったのもある(ほんと楽観的、とゆうか他人事みたいだ)
20歳の誕生日の前に表参道にあるヘアサロンの面接を受ける
なぜか受かる(まぐれだ)
しかし後に聞いた話だが、面接者は80人程だったように聞いた
その中から自分も含め4人合格した(奇跡だ)
当時の日雇いバイトで面白いヤツがいた
沖縄出身で顔は濃い
が、コミニュケーション能力抜群で話し方もどこかテンポがいい
そいつと話をしていたらなんか分からないけど刺激をもらった
そいつは「ノーズウォーター」とゆうバンドを組んでいた
鼻水だ(笑)
しかし東京は色んなやつがいる
そんなテンポのいいヤツを見習って、面接はそんな感じで挑んだ
面接官「誕生日近いんだね?」
クソ坊主「ハイ!節分イブです!」
面接官「…」
面接官「技術はどこまでできるの?」
クソ坊主「ハイ!シャンプーなら誰でも寝かせる自信があります!」ニコッ!
そんなふざけた感じで、4人くらいの面接官を相手に軽いノリだった
が、受かる(もう一度言うが、奇跡だ)
ここまではどうにかなったが、ここからが本番だ
とゆうかクソ坊主のクソの部分を徹底的にへし折られることになる
続きはpart6で