ナチュラルヘアは努力が必要
こんにちは
美容師のコバです
さて今回は髪のことを書いていきます
<ナチュラルヘアは努力が必要>
・・・おい!ナチュラルに努力が必要なのかよ!?
と思ってしまいますよね・・・
ですが、事実そうなんです
では結論から言いますね
ナチュラルと一言で言っても、何にもしなくてもいいと思っている方多いんじゃないかなと思いますが、これは間違いです
『ナチュラルを作る』と言ったほうが正解だと個人的には思います
まずナチュラルヘアは、乾かしたらそのスタイルになる、どんなスタイリング剤をつけてもそのヘアスタイルになる、とゆう事ではありません
「そりゃわかってるさ・・・」と思ってる方も多いでしょう
ただナチュラル=自然とゆう概念は、ヘアスタイル においては捨てて欲しい(これが正直な感想)
ヘアスタイルにおいては、ナチュラル=自然に見せるとゆうことを意識していきましょう、とゆうことです
僕ら美容師の仕事では、ヘアスタイルの写真を撮り、みなさんに見て頂く作品、つまりスタイルカタログを作りますが、一番難しいのは<ナチュラルヘア>です
自然を演出するのは意外と大変な作業なんですが、これを狙ってナチュラルを作らないといけないんです
余談ですが・・・
ここから雑誌の撮影で僕が経験した事を書いていきます
雑誌の撮影では、モデルさんに風(大きな扇風機)などを使って洋服や髪型に自然さを出す工夫をしています
さらに、髪とは関係ないですが物撮り(ぶつどり)と言って、商品などを撮影することもあり、これはもっと大変で、立体的に見せたり、影を見せたり見せなかったり、遠近法や質感を調節したりしますが、これをあたかも自然(ナチュラル)にそこにあるかのように撮影していきます
これは本当に大変な作業で、少しの角度や大きさ、見え方を調整すると同時にそこに位置し難い物も工夫に工夫を重ね自然に見えるように物撮り(ぶつどり)していくんです
つまり<自然さを作っていく>工夫をしているんです
話がずれましたが・・・
ヘアスタイルも同じだと思います
髪をいろんな角度からいじり、工夫し、試行錯誤しナチュラル感を作って初めて<ナチュラルヘア>が出来上がります
美容師さんにはわかってもらいやすいこのテーマですが、みなさんいかがですか?
大切なのは、ナチュラルにする力や努力ではなく、自分の髪がいつもどんな感じに見えているのか、を意識して欲しい、とゆう事なのかもしれません
それにはどんな工夫が必要で、もっと良く見せる方法が必然的に解消されるかもしれません
ナチュラル、と一言で言ってしまえばおしまいですが、前述に書いたニュアンスは大切に感じてヘアスタイルを楽しんでもらいたい今日この頃です
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