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響け輪の魂 輝ける未来へ

コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。

今回は、相鉄・JR直通線について、記します。

2019年11月30日(土)に開業した、相鉄・JR直通線。これにより、川越・大宮・新宿~海老名の直通運転が始まりました。

もともと、大学生の時に、新宿駅に停車する特急スペーシアを見て感嘆していたのですが、JRと相鉄が相互直通を始めるという話題も既に出ていました。10年の時を経て、やっと開業したのでした。

私も、さっそく見てみることにしました。開業02週間後の、2019年12月14日(土)でした。

まず、大和駅に降り立ちます。
駅はすぐ目の前です。


羽沢横浜国大駅を見てみたいことから、まずは特急に乗ります。
西谷駅で線路が別れ、トンネルに入りますが、すぐに着いてしまいました。


羽沢横浜国大駅に着いたものの、駅近くには幹線道路があるのが確認できただけです。
冬の夕方だったため、ほとんど何もわからずでした。

また、羽沢横浜国大駅は相鉄が管理しているため、JRの指定席券類を買うことはできません。

再度、各駅停車に乗り込みます。
再び、トンネルに入ります。長い時間走り続けます。


外に出ました。どこだここは!?

横を見たら、京急線の電車が見えます。

はい!?
遠回りしてないか!!??

それもそのはず、大部分は以前からあった貨物線を使っているのです。

貨物線をぐねぐねと走り、湘南新宿ラインに合流し、そのまま武蔵小杉駅に停車。あとは、湘南新宿ラインを北上するのみです。

その日は、東京ミッドタウンのイルミネーションを見に行き、渋谷スクランブルスクエアでディナーと、楽しかった思い出です。


開業前に、雑誌『VERY』が、相鉄線沿線特集記事を作っていたのは、今でも覚えています。
ビックリしました。二子玉川ではないのです。二俣川です。

調べてみたら、絵本も出ていました。

もともと、横浜市神奈川区・保土ケ谷区・旭区・瀬谷区は比較的子育てしやすい地域かと思います。そこから、渋谷・新宿に乗り換えなしで直通する電車の存在は魅力的。
反町駅・東白楽駅・白楽駅に東急東横線、保土ヶ谷駅に湘南新宿ラインは一部停まりますが、新しく選択肢が増えました。

相鉄としては、本来なら横浜駅まで乗っていた人が羽沢横浜国大駅経由になると、減収になるため、慎重論も強かったプロジェクトだと聞いています。しかし、それより、東京都心に電車が直通する方が魅力的であるという判断だということです。

個人的には、武蔵小杉・横浜・西谷で三角形ができたことが大きいと思っています。どれか一辺がダメでも、(時間はかかりますが)迂回することができるようになったのは、素晴らしいことです。

あとは、現在は湘南新宿ラインに直通していますが、東京駅直通があってもいいと思いました。むしろ、大和→新宿はほとんどの人が小田急を使うでしょうから、個人的には品川・東京直通の方が価値は出そうな気はしました。
JR東日本も、東海道線の混雑率低下を図ることができ、メリットはあるとは思います。

調べてみたら、やはり、要望はしているみたいですが、設備面がクリアできないようです。

そうであれば仕方がありません。

西大井駅の北側に、東京方面と新宿方面に線路が別れる場所(蛇窪信号場)があります。ここがもっとスムーズになれば、行き先もいろいろと変わってくるかもしれません。増強が望まれます。

2022年には、東急東横線と相鉄線の相互直通運転が始まる予定で、新横浜駅を通ります。新横浜駅が、便利になります!


鉄道は、固定費がたくさんかかる事業であり、参入も撤退も難しく、そして安全第一。慎重な決断が求められます。
大いなる投資の末、相鉄・JR直通線が開業したのです。

一方で、鉄道は、地域活性化にもつながります。シンボルにもありえます。車両が走るだけで、線路脇から手を振る人々がいるのが、その証です。


東京都心と道がつながり、横浜市神奈川区・保土ケ谷区・旭区・瀬谷区、大和市、海老名市の輝ける未来へ、日々、車輪が回ってゆく…そう感じました。

これからに期待です。

ありがとうございました。

サポートいただければ、本当に幸いです。創作活動に有効活用させていただきたいと存じます。