相手が手強い?それはピンチじゃなく、限られた人間だけに与えられたチャンスだ
コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。
今回は、中日ドラゴンズの渡辺勝選手、小笠原慎之介選手の共通点について、記します。
2015年のドラフトで、中日ドラゴンズから指名された2人。東海大相模高校出身です。
このふたり、いわゆる“初”のシチュエーションが、偶然にもハードな場面なのです。
渡辺は2018年オフに支配下登録されたため、プロ初出場は2019年03月29日(金)、横浜スタジアムにて加藤匠馬の代打ですが、対戦したのは山﨑康晃でした。
さらに、同年05月01日(火祝)にはプロ初スタメンとなりますが、令和最初のバッターとして、東京ドームで菅野智之と対戦します。
一方、小笠原慎之介は、2016年05月31日(火)のプロ初先発初登板が、前年日本一の福岡ソフトバンクホークス相手、しかも福岡 ヤフオク!ドームという、過酷にも思えたシチュエーションでした。
端から見れば、荷が重すぎるという見方をする方もいるかと思います。何せ、相手の実力の高さははっきりとわかっています。
しかし、もしですが、
「ヤスアキさんに菅野さんなんか打てるわけないですよ、荷が重いです、せめて他の場面で出してください」
なんて思っていたら、ファンは応援する気もなくなりますし、自分から成功を手放す行為ではないかと私は思います。
持つべき考えは、
「いきなりこんないいピッチャーと対戦できるだなんて自分はラッキーだ、絶対ヒット打って、自分の未来を変えてやる!」
というものでしょう。もちろん、渡辺も小笠原もその気持ちで向かって行ったと信じています。
誰もがすごい人と向き合えるわけではない。もっと前段階で縁がなくなっている人もいるはずなのです。
そうして、努力と運がうまく巡り、自分に与えられたチャンス。そのチャンスに対して力を出さずに潰すのは、もったいないと思うのです。台無しにするなら、何か考えたアクションの結果としてでないといけません。
他の例だと、面接がそうですね。緊張しておどおどするでしょうが、その前に書類で落ちてしまっている人、たくさんいますよ?面接に進めているだけでもすごいことです。それならば、自分が思っていることを気にせず話してしまいましょう。その結果の空振り三振なら、あとから悔やむことも少ないです。
プロ野球選手に好例があったのですが、実は、これは自身に向けたい思いもあります。
相手の方もいますので、今回はこの程度の表現でしか書けませんが、実のところあったはずの自己肯定感がかなり薄れてしまっているだけに、本当に大切なことだと思い、今回書きました。
いつか、この背景をオープンにでき、充実した表情で後日談を書けるよう、私はバッターボックスにて、根気よくバットを構えていたいと思います。
打てる球が来たら、自分のフォームでフルスイングだ!!強い気持ちでいたいです。
ありがとうございました。
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