2022年、京田って一生懸命なプロ野球選手
コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。
今回は、プロ野球中日ドラゴンズ京田陽太選手について、記します。
前回書いたnoteでは、本当の理想として中日のショートレギュラーとして大活躍することが本当の理想だと書きました。
本人やることはやっている。あとは噛み合わない要素が何とかなればうまくいくはずだと。
本当の理想、と繰り返すぐらいの思いです。
一方で、です。私が大きく心を揺さぶられたこともありました。
2022年07月11日(月)。Yahoo!リアルタイム検索の04位にこの言葉が出ました。全体で04位です。
"京田トレード"
京田陽太が中日ドラゴンズを出るとなると
すぐにTwitterを開けることができず、頭の中にいろいろな感情が沸き上がりましたが、その後見てみたらトレードでの退団は決定しておらず、不振による再度の2軍落ちをトレード放出のためだと憶測したツイートがたくさんあったためです。4,000はありましたかね。
それで私も乗せてツイートしたところ、インプレッション数4ケタという私にしては多すぎる現象が起こりました(笑)
さて、それだけ京田のトレード放出が話題になるということは、意外な展開ではなく想定内の展開になりつつあるということだと考えます。
立浪監督はトレードに対し積極的な姿勢です。実際にその数日前に石岡諒太を放出し、オリックスから後藤駿太が中日にやってきました。
そう、京田の不調の原因を解決するには外部要因にしかなく、環境を大きく変えることが有力な方法だと思っている人が一定数いる証拠です。
そこで思い出したい人物がいます。大きな能力を持っていることに違いないのに、何か噛み合わずアウトプットがうまく出せず成績が伴わない。
ファンからも厳しい声が出てき始めた経緯がある、京田と同じ1994年生まれのプロ野球選手。
阪神タイガースの藤浪晋太郎です。
同学年がどう映るか
中日は東海地方を唯一本拠地にする球団であり、名古屋本拠のメディアは多く中日関連のコンテンツを持っていますが、阪神は関西地方で大きな影響力を持つチームです。オリックスもありますが人気・存在感は阪神の方が上です。
新聞・テレビのメディアにて年中注目され、かつ伝統球団であり先輩方もいろいろと発言します。
中日もそうなのですが、阪神では(巨人もですが)注目浴びながらも活躍することが求められ、受けるプレッシャーは相当のものです。
2012年にドラフト1位で阪神に入団し、ルーキーイヤーの2013年からその後の2015年まで10勝、11勝、14勝はするもその後継続して活躍できません。
高校時代に比較された大谷翔平(北海道日本ハム)が投打の大活躍を見せる中で、自身は阪神でエースの座をキープできません。
受けるプレッシャーなどの特殊要因から、比較的穏やかなパ・リーグなどほかのチームに移籍した方が、藤浪晋太郎というひとりのプロ野球選手のためになるのではないかという意見は多く見ました。私も具体的なトレード案を勝手に持っていました(もう実現しませんが)。
そこで、2019年に出た記事がこちらです。木下拓哉が痛がっているシーンが載っているものなのは残念ですがこれしか見つからず。
藤浪は、トレードだなんてとんでもないと言いました。
これを情報源にしたと思われる、最所あさみさんのnoteは高評価を受けています。
阪神でダメならどこ行ってもダメ。
その思いが、2022年の現在もあるのかどうか。藤浪も、自分より活躍している同学年のピッチャーの姿は見ているはずです。
一例が、2021年セ・リーグ最優秀防御率の中日柳裕也です。
プロ野球選手京田陽太
ファーストキャリアの伝統球団で成績が右肩上がりにならない状態。藤浪と京田に共通しています。
2022年07月の2軍落ち後、16日(土)にふたりは対戦しています。先発ピッチャー藤浪、2番ショート京田。
ただ、鳴尾浜球場でです。同日に甲子園で1軍の阪神主催中日戦もあったのに、28歳と1軍戦力になっていないといけないのにふたりとも2軍、そこで直接対決。
藤浪は数年前ですがインタビューで自身はここで頑張ると言っていました。
京田は、どう思っているのか。藤浪と同じようにそれは関係ないという考えなのか、リセットしたいと思っているのか。
現状の野球やるチーム事情がパフォーマンスに大きく関わっている以上、京田がトレードになっても私が怒ることはありません。
悲しむこともないと思います。そうか、他球団でも選手として応援する、それぐらいだと思います。
現に、鉄平、石岡と中日の表舞台で活躍できなくてもパ・リーグでありがたがられるケースもあります。1軍で出ていても成績が下降し、他球団移籍で復活のパターンなら加藤匠馬、鳥越といった例もあります。
京田が長くプロ野球選手やれるなら、着るユニホームはこれじゃないとダメだ論は持っていません。
ただ、中日ならピッチャーですが大野雄大、バッターでは他球団ですが阪神の今岡のようなコースになれば本当の理想でありうれしいです。
移籍せず、ちょっとした内部の変化だけで自信を取り戻して成績が上向いた例です。
この先の分岐がどうなっているかはわかりません。ただ、1軍でやれるんだという総合力の片鱗を中日の2軍で見せないと始まりません。
私も京田のその姿を見ながら、苦しくとも生き抜いていこうと意を強くしました。
ありがとうございました。
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