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居心地の良い友のこと

この前、目黒で友達の結婚式があった。
地元(静岡県伊豆というど田舎)が一緒で、小学校からの友。
当時はお互いの家まで徒歩5分ぐらいの距離だった。

大学進学をきっかけに東京に出てきた私たちは、仲良い数名でちょくちょく渋谷で飲むようになった。近況報告とか、しょうもない愚痴とか、とにかく笑いながら一緒に過ごした。
駅前ではしゃいだり、カラオケオールなるものもしていた。いやはや若いなぁ。

大学卒業して、それぞれ社会にでて、家庭を持つ子が増え始めてからは、会う機会も徐々に減っていった。

もとから頻繁に連絡をしあう訳でもなかったし、皆の都合が合いにくくなってきたこともあって、
夏にBBQをして、年末年始会えたら会って、あとは誰かの結婚式で集まるくらいの距離感に今ではなった。

それでも、
彼らといる時間はとても居心地が良いし、彼らの中にいる自分は結構好きだ。
なんだろう、気を遣うとか上辺を取繕うとか、人といる時に気にする色んなことを、意識し過ぎなくて済む間柄だからかなぁ。大人になればなるほど会話はどんどん適当になってる気がするけど、それも良いなと思う。総じてゆるく適温な感じがする。

東京にいると頻繁に新しい人や環境に出会うから、その都度新しいわたしが増える訳で。
それは新鮮でわくわくするし、でも心のどこかでは億劫に感じてる部分もあって。
だからこそ、厚くなってきた武装をほどくことができる、昔からの友達ってのが、年々居心地良く感じるのかもなぁ。

とにもかくにも、
結婚おめでとう、たかちゃん!お幸せに!!

#日記 #エッセイ

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