インタビュー

はい、私は基本的に風景を描くアーティストです。
ええ、そうですね、初期の頃は、富士山やエベレストなど、山を中心に描いていましたが、最近は、木を書くことが多いです。

画材ですか。
画材は、小さな頃から、あれ一択ですね。
ええ、王道ですよ。
やっぱり、行き着くところは、トカゲの尻尾ですね。
あれの断面で描くと、とても絵が生き生きしますから。
え？いやいや、私は、ニホントカゲしか使いませんよ。
最近の流行りは、テグーですって？
私は、流行りの乗るのは嫌いなんでね。
よく行く所ですか？
切り口が新しいほど、鮮やかに色が出るものだから、よく、トカゲ探しに川へ行きます。

そうですよね、あなたもこの気持ちわかりますか。
トカゲの尻尾以外で描くと、気に入る絵はできないですよね。
あなたもトカゲアーティストなんですか？

ああ、あなた、ヘビの方ですか。
ヘビはちょっといただけませんね。

理由ですか、理由はないです。

私は、ニホントカゲ一択だと、さっきも言ったでしょう？