ボランティア活動をもっと身近にする!
みなさんは「ボランティア活動」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?実際にボランティア活動をしたことはありますか?
一般的には「自発的な意志に基づき他人や社会に貢献する行為」と言われています。
「ボランティア」といった言葉はよく耳にしますが、いざボランティア活動をやってみよう、と思った時に身近に情報が無いと動きにくさもあるかと思います。
そこでボランティア活動について、地域のみなさんにとってもっと身近になるようCoaマネジメントが新しいサポートをはじめます。今回はその内容や目的と、実際に大学生と活動した事例をご紹介したいと思います。
1.ボランティアサポートの内容とは
Coaマネジメントは、瀬戸内海の島々を中心に香川と岡山で開催されている瀬戸内国際芸術祭にて、作品受付や案内に関わる人材の運営管理を担ってきました。瀬戸内国際芸術祭では「こえび隊」という芸術祭を支える素晴らしいボランティアサポート団体も作品の管理を中心に活動しています。
そしてこの度、岡山県主催「森の芸術祭晴れの国・岡山」においても運営管理業務をお任せいただきました。
ここで弊社が新しく実施した内容は「サポートスタッフ」という名の「ボランティアスタッフ」を募集し、芸術祭に関わる活動のサポートをする取り組みです。
「森の芸術祭晴れの国・岡山」は、岡山県の北部で芸術祭を開催することを通じて、地域の魅力を発信するとともに、様々な人たちの交流の場となり、地域の人たちの協力も得ながら新しい資源を作り地域活性化することを目指しています。サポートスタッフ(ボランティアスタッフ)としてそのような芸術祭に関わることで、国内外から訪れる観光客や、アーティスト、地域の方々との交流がうまれ、地域に貢献できます。
具体的には、Coaマネジメントが芸術祭の会期がはじまる前からサポートスタッフを募集し、研修を実施。その後、希望に合わせて現場への配置とシフト調整を行いました。会期中には、困ったことが有れば相談できる窓口の設置や、現場では必ずCoaマネジメントのスタッフが指示を出してサポートをするなど、活動しやすい環境を作りました。
(サポートスタッフ 応募人数計620名(男性243名 女性377名))
2.目的
ではなぜCoaマネジメントがボランティアスタッフの運営を実施するのかといいますと、それは「地域貢献」のためです。人材を地域の企業に紹介する事業を主としている弊社が、その人材を活かしてもっと地域に貢献できることは無いかと考えたときに、ボランティア活動をサポートすることが良いのではないか、と考えました。
さらに今回は、地域で活躍できる人材育成の一環で、学生のころから地域に触れる機会を作ってあげたいと考え、大学生がボランティア活動で芸術祭に関われるようにサポートスタッフの取り組みを活用しました。
▽大学生にボランティア活動を勧める目的
■地元の魅力再発見
地元の芸術祭に関わることで、地元の魅力を知ってもらう機会を提供。
■異文化交流
留学生も参加するため、日本文化に触れ、異文化理解を深めることができる
■地域貢献
地域貢献を実感し、将来の地域活性化を担う人材育成に繋げたい。
3. 実際の活動内容
岡山県主催の芸術祭ということもあり、岡山大学の学生さんにお声かけしました。海外の方が多く参加する授業で告知していただいたことが幸いし、留学生の方からも積極的に応募いただきました。
今回は合計7名の学生さんが2日に分かれて実施しました。
■1日目 (3名)
「森の芸術祭晴れの国・岡山」の会場である津山市の衆楽園にて実施。タイからの留学生2人を含む大学生3名に参加いただきました。津山駅に集合し車で送迎して現地に到着すると、担当のCoaマネジメントスタッフから研修を受けて実際の作品会場にて活動開始。
会話程度の日本語は全く問題ない留学生のお二人は、積極的に声をかけて作品の注意事項や案内を行っていました。会場の閉館作業も皆でお手伝いをしました。
余談ですが、留学生のお二人がタイ出身で、会場の作品を制作したアーティストさんの名前からタイっぽい、と二人で盛り上がっていたのが印象的でした。名前だけでタイの方ってわかるんだな、と驚きとともにそういった観点の鑑賞方法は新しいと感じたできごとでした。
■2日目 (4名)
同じく「森の芸術祭晴れの国・岡山」の作品で人気のアートが展示してある奈義町のすぱーく奈義と奈義現代美術館にて実施。この日は留学生2人と日本人の学生のペアで活動しました。日本語に不安が有る留学生を日本の学生がフォローし活動。お客さんの作品受付、案内や作品の注意事項などを説明。最後は作品鑑賞の時間も取って、地元の魅力を感じていただけた時間となりました。
4. ボランティアに参加した学生の話
日本人学生の3人は、ボランティア活動は初めてとのことでしたが、芸術祭に関わることを楽しみに参加していただきました。一人の方は、今後子どもたちに関わるボランティア活動をしたいとのことで、とても良い経験になったとのこと。2日目のお二人は、留学生の友達と参加していて、一緒に活動できるので今回参加してくれたとのこと。アルバイトとは違った形で芸術祭に参加でき、周りのサポートもあって楽しく活動で来たとおっしゃっていました。三人ともキャリアアップにつながる経験ができたと喜ばれていました。
留学生の4人は、タイ、中国、マレーシア出身で日本語のレベルもまちまちでした。
皆さん日本では働いた経験はないので、アルバイトとしては厳しいけどボランティア活動としてならできそう、と考え参加してくれました。友人の日本人学生のサポートや現場でのCoaマネジメントスタッフのサポートもあり、楽しく活動できたとおっしゃっていました。
どの学生さんからも勉強になった、また参加したいとの声をいただけたので、ぜひ今後も学生さんたちのサポートスタッフ参加を継続して実施したいと考えています。
5. 今後の展開
次回の「森の芸術祭晴れの国・岡山」はもちろん、来年開催の「岡山芸術交流2025」や「瀬戸内国際芸術祭2025」でも同じようなボランティアスタッフを実施する予定です。まずは芸術祭を通じてボランティアの人材を活用することで地域に貢献していきたいと考えております。
また課題を抱えて困っている地域や団体とも連携しボランティア活動をしていきます。予定しているのは、漁協との連携でイベントを実施し、サポートスタッフの活動を組み合わせて、地域の魅力発信と人材不足解消を担うことができないか現在調整中です。
乞うご期待ください。
6.最後に
Coaマネジメントでは引き続きボランティアスタッフを募集して、その方たちと一緒に活動していきたいと考えております。
来年には瀬戸内国際芸術祭2025も開催されます。ここでもボランティア活動を推進していきたいと考えております。
以下に該当する方は、ぜひ積極的にご応募くださいませ。
「普段はお仕事をしていて働く事はできないが、ボランティアとして芸術祭に関わってみよう」
「フルタイムでは活動するのは大変そうだが、短時間なら活動できそう」
「お仕事としてはハードルが高そうだけど、ボランティア活動なら参加できそう」
「自分の外国語スキルが通用するか、ボランティア活動の実践で試してみたい」
みなさんのご応募お待ちしております!
一緒にボランティア活動をしましょう!
ご希望の方は以下よりお問い合わせをお願いします!!
Tell:087-867-1178
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