【ミニバス~ゼロ県日記~】夏の県大会を決める!予選の様子
前回は新人戦で当初の目標の公式戦初勝利と地区ベスト4が叶い次なる目標が具体的な目標に変わったところを伝えしました。
【ミニバス~ゼロ県日記~】新人戦を迎え目標達成から次なる目標へ
今回はいよいよ夏の県大会地区予選の様子をお伝えさせていただきます。
ミニバス夏の県大会前の様子
例年夏休みの頭に行われる県大会7月、地区の予選はその前の月の6月です。
20以上のチームがいる地区ですので新人戦のように地区でベスト4まで進むことが出来れば念願の県大会が叶うフォーマットです。
新人戦を終えた時点で出場枠、開催する場所は決まっているので、この4、5ヶ月の間に何をすればよいのかいつものように手探りでしたが計画を立てました。
練習計画の進捗状況は!
全く思い通りに進みません(*´Д`)やはり小学生、子供のやることですから
・風邪をひいたり体調不良があったりで毎回選手が揃うわけではない
・練習試合も増えたがケガも増えた
こんな感じの毎日です。私もサラリーマンですから仕事終わりの練習。残業なんてできませんから朝からカツカツです!
私の手探りの指導にも選手のみんな、何より大事な我が子を預けてくださった父母の皆様本当にありがとうございました。
今思えば指導と名の付く叱咤、激怒はありましたね。猛省です。
今になれば気付けるのですが当時はそれだけ指導の力不足だったんです。
私も精一杯でしたし一寸の余裕もありません(*´Д`)
ミニバス練習計画の区別を説明
ここで計画についてですが計画にも色々あります。
・年間の計画
・月間の計画
・次の大会の計画
・一週間の計画
・その日の計画
今になればその年間の計画もしっかり立ててやっていけるのですが、その当時は経験もありませんので自分なりに計画を立ててここまで行ってみようというぐらいしかできません。
日々の練習もどれぐらいの強度でどれぐらいの練習をこなしていけば県大会レベルの練習なのかも全くわかりませんでした。
ただ新人戦で確実に手ごたえのあったディフェンスを今以上に強化して挑もうと思ってはいました。
新人戦での結果から起こった変化
ここで幸いなことに今まで練習試合は仲の良いチーム、今までのつながりのあったチームぐらいとしかしたことが無かったのですが、色んなチームから逆に声がかかるようになりました。
これは貴重なチームレガシーで現在にも至っています。当時の皆さんのお陰です。
ただ振り返るとそれまでは練習試合数は少なく、経験という意味からも今までの大会で勝てなかったというのもしょうがないと思うのでした。
チームとして初めて泊りがけの遠征の機会もあり生徒も父母も貴重な経験をしました。
その支えがなければチームとして目標を達成することは出来なかったです。
ミニバスのチームですが組織ですから会社と同じです。
組織の長がいて
営業マンのような選手がいて
それを陰で支える経理のような父母がいて
組織が成り立ちます。
ミニバスのチームにもしっかりと役割があることで選手がプレイできます。
遠征も勝ったり負けたりの試合が続いたのですが終わってみると選手達の顔からも自信が芽生えたような表情がしました。
勿論ディフェンスだけです。オフェンスは相変わらずグダグダです(*´Д`)
ミニバスいよいよ夏の県大会地区予選
いよいよ地区予選です!!
組み合わせも決まり前回お伝えした大会によるシードがありましたので初戦は2回戦から。二つ勝てば目標の県大会出場となります!!
この大会で用意したディフェンスの秘策
オフェンスはいつもの通り毎回40点というような状況でしたので相手を何とか30点台に抑えないと勝利できません。
実はこの大会用にあるディフェンスの作戦を準備していたのでした。
この前の年から中学生以下にマンツーマンディフェンスが推奨され、各チームも色々な戦術を立ててくるのですがやはり目立つのはピックアンドロールのオフェンスです。
今考えればミニバスでピックプレーは疑問なのですがハーフコートになれば呪文のようにピックアンドロール!
これを逆手にとって攻略しようと準備していたのは「ブリッツ」と言う作戦です!
ブリッツとはピックアンドロールを逆手に取り、ファイトオーバーとスイッチを使ったダブルチームを仕掛ける作戦になるのですがこれを一つ準備していました。
いざ初戦スタート
初戦は何度も失敗していますので油断もなく準備もバッチリ。
順当に勝利です。次の試合が山場です!!
地区の強豪チームです!(このチーム3月にはブロック大会まで行くチームです!)
これを勝てれば県大会!
前半はお互いに20:20位のほぼ同点で折り返し。
後半のベストメンバーで勝負をつける形です!
相手のピックを使った2メンゲームがされ始めたのです!
いざ!!ここで準備していた「ブリッツ」の出番です!
選手の掛け声の合図から~~~っ!!!
「ピーッ!(審判の笛の音)」
ヘルドボール!トラベリング!
見事に決まります!第3クォーターで点差を突き放す!
最後の相手の追い上げの場面でも準備していたボール回し(ストーリング)が機能しなんとか逃げ切ることができました!
これにより初の県大会出場を決めることができたのです!
最後に
最終的にはこの大会を3位で終えることができ目標を達成することができました。
チームとして次なる舞台はいよいよ県大会です。
思えば街に存在皆無のミニバスチームが立ち上がり正式に大会に参加するまで6年、県大会が決まるまでまで9年が経ちました。
ゼロの状態から県大会でゼロケンです。
私の経験を同じような境遇の人たちが少しでも共感していただけたのなら嬉しいです。
そして皆さんもできます!チームの立ち上げの経緯はコチラをご覧ください。
【ミニバス~ゼロ県日記~】チーム立ち上げ ゼロから作るに至った経緯を紹介
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。
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