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【ミニバス】現場でのハラスメントを考える

ゼロケンです。今回はコーチをする上で考えないといけない現代社会の問題。
「ハラスメント」についてお伝えしたいと思います。ミニバスの現場でも避けては通れないことですので読んでいただければありがたいです。

令和の時代のコーチとチームを目指していこう

時代は令和ですから昔ながらの指導というのはコーチ全員が卒業していかなければいけない。よりよく修正していかないといけませんね。

この情報化社会でコーチ自身がスポーツ業界の最先端に触れ令和の時代のコーチングを目指していかないといけないですね。

また選手の父母だって令和の時代に合ったチームへの携わり方をしていくように考えていく。

最終的に選手が一番恩恵を受ける組織が理想的ですね。

今年はオリンピックイヤーですから大転換を迎えてもいい年ですね。激変に対応していくのはまずコーチ。
率先して変わっていく姿勢を見せていきたいですね。

社会生活でもこんなにあるハラスメント

ウィキペディアの引用ですがハラスメントってこんなにあるのですね。

wikipediaより/ハラスメント/嫌がらせ

以前東京に住む同級生が話していましたが部下に話するのもこのハラスメントがあり毎回ドキドキだと話していました。

組織の部下だけでなく上司も含め社会全体でハラスメントが注目されているという事ですね。

「クリーンバスケット、クリーン・ザ・ゲーム ~暴力暴言根絶~ 」をバスケ協会が提唱2019

2013年頃にはマスコミ界でスポーツに対する暴力の問題視が注目されているようでその後日本体育協会のほうでも発信がされはじめ注目されるようになってきましたね。

2013(H25)年 4月 スポーツ界における暴力行為根絶宣言(公財)日本体育協会(現日本スポーツ協会)

バスケットにおいても2019年に協会より「クリーンバスケット、クリーン・ザ・ゲーム」のスローガンのもと暴力根絶の機運が高まってきています。
(以下)
インテグリティ資料PDFにジャンプします。

調べてみましたが

”インテグリティ”(integrity)とは誠実、真摯、高潔などの概念を意味する言葉。
組織のリーダーやマネジメントに求められる最も重要な資質、価値観を示す表現として、特に欧米の企業社会でよく使われます。

リーダーとしての資質の部分ですね。

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現場でもうないでしょ!の光景

こちらはもうないと思いますが暴力をふるうパターンですね。叩いたり蹴ったり。昔は確かにありました。

私もされました。

しかし社会がそれを許していた時代ですね。された方した方も当たり前と思っていた時代。

日本は戦時の軍隊のイメージが色濃く残っていたのかと思っています。
今では絶対許されませんので論外とさせていただきます。ミニバスのライセンスも取り消しです。

現場でよく目にする光景

ミニバスでよくある光景なのですが選手を怒るコーチ。

パターンですが
・自分自身のイメージ通り選手が動かないからイライラして怒るパターン。

・大人だったら当たり前のことでも子供たちはできない。
子供の目線に立てずに「何で出来ないんだ」と理解できていないパターン。

企業で言うとワンマン社長に全ての人がビクビクしてしまうような感じでしょう。
そもそもですがスポーツですから全ての人が楽しまなければいけないし、コーチ自身も楽しまなければいけないということです。

ちなみに叱ると怒るは違うのか

以前JBAでの研修での話なのですが怒ると叱るもダメだと言われました。

ちなみに

怒るは自身の感情を抑えられず表に出すこと。叱るは目下の者の言動に対し欠点を強くとがめ戒めること。
「子供を怒るのではなく子供を叱るように」と言われるのは叱るは子供のことを思い指導することをいうためであるようです。

実際のところは叱るもダメなのではなく威圧的な言動はいけないよというニュアンスでしたが。

実際に試合の時などミニバスはタイムアウト45秒しかありませんので(令和から改定になりました)大きな声ではっきりと指示を伝えることは必要です。その際口調も荒くなってしまうこともあります。

大事なのは普段の練習の時には少なくとも威圧的な口調は無くし、強い言葉でも違和感なく選手が受け止めれるような信頼関係を築いておくことが必要ですね。

こうなる原因は

今現在はコーチングに関しても様々な研究発表がされていていくらでも怒らないでコーチングできますしテクニックもお金をかけなくても入手できます。

単なるコーチの勉強不足なのです。コーチングスキルの不足の一言だと思います。

チームの運営者はコーチだけではない

社会全体がハラスメントはいけないと常識になっていますから選手を支える側の父母会、サポーターも堂々とハラスメントに関しては声をあげられる組織にならないといけないですね。

それで気づかないコーチなのであればはっきりと資質に欠けます。

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最後に

未来を担う子供たちがミニバスを通じて成長してくれる。

他のスポーツでなく文化的なジャンルでなくミニバスケットで。
今やNBAに日本人だっている。オリンピックだってある。
楽しすぎる環境バスケット!!

コーチは楽しい組織づくりに励みたいですね。
覚悟があれば大丈夫です。私にだって出来たのですから。今回はここまでです。

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