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【活動報告】2020-21 3rd シーズン|HERO

こんにちは!アースフレンズ東京ZU15岩井貞憲です。

ファン、地域、パートナーの皆さん
フロント、トップチーム、演出チーム、Zgirlsのチームの皆さん
1年間ありがとうございました!

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クロージングイベントも終わり、無事13名の選手たちが高校へと進学しました!
進学先も掲載していますのでぜひ引き続き応援のほどよろしくお願いします。

20-21_東京ZU15集合写真

苦しくて悩み続けた1年間。それでも1% BETTER EVERY DAY!
毎日1%でも成長をする。そのためにどうすればいいのか?迷いながらもみんなでたどり着いた考えとともに1年間を振り返らせてください。

2020-21シーズン「1% BETTER EVERYDAY」

1% BETTER EVERY DAY
これは1を普通としたときに
毎日0.01ずつ頑張ったとして、1+0.01=1.01 になります。これを365日続けたとして1.01の365乗=37.8 

毎日0.01ずつだけ手を抜いたとして、1-0.01=0.99になります。これを365日続けたとして0.99の365乗=0.03 

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日々の積み重ねが成長をさせてくれるというフレーズです。
ここでいう0.99というのは決して失敗したときに0.99になるわけではない。後退するのも成長。大事なのは前に進もうとする強い意志です。

日々を積み重ねることが大事というのは誰もがわかる。ただ正しいとわかっていても人はなかなか行動に移すことができなかったりします。このときは言い続けることが大事だと考えていました。

悩み続けた中で生まれた考え
東京都U15選手権、CHALLENGE CUP、Jr.WINTERCUPを通してもなかなか思うようにいかない。勝ったとしてもどこか納得がいかない、僅差で負けても悔しさよりも歯がゆさが残る試合や大会が続きました。

選手たちも迷い苦しんだ時期でした。頑張ってもうまくいかない、どう頑張っていけばいいのか。

そんな最中、1月下旬より緊急時代宣言が発令され、致し方がないことですが練習も制限されてしまいました。練習自体も思うようにできなくなります。

迷い続けてるときに、東京医療保健大学の恩塚監督のセミナーを受講する機会があり、「マインド」をテーマに講習をされていました。アイディアが発酵されて自分なりに落とし込み、今の選手達の成長に繋がるよう実践していきました。

DREAM CRAZY バカげた夢を見ること
頑張らなければいけない!ではなく心の奥底からやりたい!って思ってもらうようにしてもらうためにはどうすればいいか。

バカげた夢を見ること、大きな夢を見ること
NBA、海外リーグ、日本代表、B.LEAGUE、特別指定選手、ウィンターカップ、U15チャンピオンシップ...さらにはバスケットボールにとらわれず、自分の夢はバカげていて、でかいのを想像しようぜ!と伝えました。

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そのためには?
自分の人生という物語の主人公は自分自身だと思うこと。他の人ではない。
自分自身で道を切り開いていくし、かっこいいし、イケてるし、周りに元気を与えられる存在になると考えてみること。

誰かがなにかのヒーローになろう!

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自分にできるの?
できる!なにかを達成してきた人は0から何かを生み出す。共通するのは前例がない過去に対して、自分なら絶対にできると根拠のない自信で未来に向けて進むこと。

自分だったらできる、立ち振る舞える、なりきれると伝え続けること。
例えば下記動画のようにパスの回数は何回?と言われると...

パスの回数を数えますよね。ムーンウォークしてる熊には気づけない...
なにが言いたいかというと、人は言われたことに意識が向く。他のことには気づけなかったりする。

できないと言われ続けると、できない理由や考えに意識が向いてしまう
できると言われ続けると、できる理由や考えに意識が向くようになる

簡単なようで当たり前のことですが、ポジティブワードを言い続けて自分はできると思いこむことが大事です。

それはチームメイト同士でもそう。体力のバロメーターがあるように、感情のバロメーターもある。プレーがうまくいかないとき、嫌なことがあったとき、厳しく言われた時、感情のバロメーターは下がる。そういったときに周りの選手たちがポジティブワードを声かけしてあげて、感情のタンクを満タンにしてあげる。

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もちろんいいプレーがあったときは、感情のバロメーターに際限はないので、ポジティブワードで盛り上げ続けてあげる。

そして自らが感情の表現を発散していったときに、身体は勝手に動き出す。大きな夢に向かっての一歩になるんじゃないかと考えました。

それでも不安?
どうなるかわからない未来、ましてや経験がないU15世代選手たちですから未来は不安になりやすいです。

ただ専門家が未来を予測したとしても、それはなかなか正確には当たらない。未来はそもそも不確かなものであると。

未来に向けて何をするかよりも、不確かな未来に向けて今何をするかを考えること。

今考えることは「チャンピオンシップで表彰台にのってみんなで喜びを爆発させることをイメージしてごらん」と。

もちろん経験がない子たちなのでイメージが湧きにくい。
ただ彼らのなかのヒーローたちが多く在籍したウィンターカップの決勝、そして優勝した瞬間の映像を見せました。

同じ会場で、同じコートで、次進むステージ。僕たちもみんなで喜びたい!
というのが原動力になってくれたと考えています。

そのためには強く想い、ワクワクすることをイメージすること。
楽しんでいこうぜ!

努力は夢中に勝てない
やらなきゃいけない!頑張ることを正論付けて言ってもなかなか伝わらない。それよりもワクワクしてしまう毎日を生み出すことが、君たちを日々1%でも成長させてくれるのではないか?と感じました。

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当たり前のことかもしれない。
ただそれを実践するのは難しく、悩み続けたけど、今シーズンたどり着いた考えです。

【大会実績】
・東京都U15バスケットボール選手権:優勝
・B.LEAGUE U15 CHALLENGE CUP:準優勝
 - ベスト5:ウィリアムス ショーン
・Jr.WINTER CUP 2020-21:2回戦敗退
・B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2021:3位
 - ベスト5:ウィリアムス ショーン
・U16日本代表候補選手 2名輩出
【中止】Jrユースアカデミー選手選出:ウィリアムス ショーン
【中止】B.LEAGUE U15 ALL-STAR CAMP 2021:ウィリアムス ショーン 選手選出/岩井貞憲 コーチ選出

2020-21 3rdシーズンメンバー「NEXT STAGE」

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#13 福永 淳也(桐光学園:神奈川1位)
魂を受け継いできた188cmのクイックシューター

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#3 春山大地(東山:京都1位/ウィンターカップ準優勝)
キャプテン スピードとガッツ溢れるPG

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#0 ライアン ストーン(市立船橋:千葉1位)
アスレティックなポテンシャルはNo.1

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#2 成瀬 壮真(早稲田実業)
ハイアーチ&ハイパーセント3Pシューター

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#7 佐渡 樹也(中部第一:愛知1位)
強さと柔らさかを持ち合わせるSF

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#8 外山 颯紀(中部第一:愛知1位)
独創性溢れるクリエイティブなPG

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#10 ウィリアムスショーン(明成:宮城1位/ウィンターカップ優勝)
未完の大器!続け八村選手!

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#12 島村 俊乃介(桐光学園:神奈川1位)
184cm Bユース随一のスラッシャー

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#14 村 忠俊(明成:宮城1位/ウィンターカップ優勝)
コントロールとスコアリングが魅力のコンボG

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#20 日笠 知哉(中部第一:愛知1位)
コートビジョンとパスで局面を創り出すPG

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#24 高橋 佑京(八王子学園)
パワードライブとリバウンドで献身的に支えたF

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#34 笠木 憂生(八王子学園)
192cmながら柔らかくセンスあるプレーが持ち味のF

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#55 渡邉 光(飛龍:静岡1位)
チームNo.1のハッスルとディフェンスマン 

B.LEAGUE U15 CHAMPIONSHIP 2021「LAST DANCE」

バスケットLIVE全試合見逃し放送
https://basketball.mb.softbank.jp/features/8082

メディア関連

今シーズン様々なメディアの方々に取材をして頂き、文字や映像でチームの価値を伝えてもらいました。創り手にも想いが溢れる作品だと感じております。改めてありがとうございます!

■掲載雑誌・月刊バスケットボール 気になるユースチームを訪問
・ダブドリ 広島ドラゴンフライズ×アースフレンズ東京Z ユースコーチ対談

■メディア記事
・バスケットボールスピリッツ「可能性しかないU15世代へ向け、オールラウンドで取り組む成長の最大化」前編 後編 特別編
・ジャパンライム「ポジションレスで「世界」に羽ばたく選手の育成を目指す~アースフレンズ東京Zユースチームの取り組み~」
・バスケットボールキング「アースフレンズ東京Z U15は今大会にどう臨んだのか? 岩井貞憲HCに聞く」
・EXTRAPASS 「もう一歩先の景色へ~育成の現場、アースフレンズ東京Z~」
・EXTRAPASS 「アースフレンズ東京Z U15のラストダンス ~「これまで」と「これから」と~」
・SPO FEELING シリーズ【育成世代を追う】Vol.1 Vol.2
・日刊スポーツ 「準V東京Z「成長の余白」実感」
・日刊スポーツ「東京Zが初戦快勝 小刻みな選手交代で相手を翻弄」

■YouTube|BASKETBALL DINER

育成年代を語ろう!|ユースコーチ対談【第1回】

育成年代を語ろう!ウィンターカップ &Jrウィンターカップ特別編 

育成年代を語ろう!|ユースコーチ対談【第2回】

アースフレンズ東京Z U15のラストダンス ~「これまで」と「これから」と~

■B.LEAGUE

おわりに

誰かが残しくれた、用意された道ではつまらない。
これは自分自身の物語。またB.LEAGUEのステージで会えるのを待っています!

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P.S
僕自身もヒーローになりたい。
全ての人達にとっては難しいけど、せめて自分のチームの選手たちにとって。

越えられない壁があるときは手を差し伸べるのではなく、一緒に越えてあげる。選手の可能性を引き出せるスーパーヒーローになれるように。

1シーズンありがとうございました!



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