【活動報告】U15サンクスクリニック レポート
こんにちは!岩井貞憲です。
先週、アースフレンズ東京Zで最後のコーチを終えてきました。
たくさんの方にご参加頂きありがとうございました!
アカデミー生、U15の活動に興味を持ってくれた選手、純粋にスキルアップしたい選手などたくさんの想いが溢れるクリニックとなりました。
久々のクリニックで緊張もありましたが、準備や実施いてる最中など僕自身がとても楽しかったです!
簡単ではありますが、クリニックの内容をレポートに記載していきます。
マインド「1% BETTER EVERY DAY」
【ワークショップの内容】
1.1% BETTER EVERY DAY
2.能力(なにを)×考え方(どのように)×熱意(なぜ)
3.どのような心の状態が大事?「ワクワク」
4.2020-21シーズン U15がワクワクしたこと!
5.「ワクワク」をどのように創り出す?
6.失敗をどう捉えるか?
7.できる理由だけを探す!
今シーズン、東京ZU15が取り組んだマインドセットの考え方を選手、保護者の方に紹介をしていきました。
小学生には難しかったかもしれませんが...どのようにして楽しむのか?というのを紐解いていきました。
そして子どもたちだけではなく、子どもたち取り巻く環境も変化させることが大事だと考え、保護者の方々にも聞いてもらいました!
スキル「2on1 アタック」
【クリニックのメニュー】
1.ウォーミングアップ
2.2ボールドリブルドリル
3.ドリブルビジョン
4.VSヘルプディフェンス:ワンステップ
5.VSヘルプディフェンス:プルアップ
6.VSヘルプディフェンス:サークルアンダー
7.VSヘルプディフェンス1on1 ディシジョンメイク
8.VSヘルプディフェンス:フローター
9.ハンドオフ2on1
【クリニックのテーマ】
ボールマンのディフェンスを打破して、抜いたあとの2on1シチュエーションを練習していきました。アタックするスキルを取り扱うクリニックが多いのかな?と感じたので違うフェイズをテーマに取り扱いました!
■目的(WHY)
数的な優位な状況を生み出しているので、確率の高いシュートを選択できることが目的になります。その際に2on1のディフェンスはビッグマンが想定されます。ブロックをされないことが前提になります。
■いつ,どこで使うのか?(WHEN/WHERE)
U15のプレー原則に基づいたときに、3.5ブレイク(抜き去ったあとのドリブルフェイズ)から5フィニッシュ(ショットフェイズ)のフェイズになります。またこれらの発揮エリアはミッドレンジからペイント、そしてリムとなります。状況に応じてコンセプト、エリアが変わります。
■誰に対して使うのか?(WHO)
ヘルプディフェンスに対しての技術になります。このときヘルプディフェンスがどのラインを守っているかの判断がポイントになります。
またクリニックでは練習していませんが、抜き去ったボールマンのディフェンスに対してどのような技術も使うかも必要になっていきます。
■何の技術を使うのか?(WHAT)
その状況に応じて何の技術を発揮するのか、それぞれの技術の特性を伝えながらクリニックを実施していきました。
【クリニックの進行】
今回はプログレッション(段階的)形式ではなく、映像で技術のコンセプトを伝えながら練習を実施していきました。
NBAやカレッジプレーヤーのフィルムより、技術のコンセプトが明確に表現されていました。身体とボールどのように操作するかも大事になりますが、目的を理解した上で技術を練習してもらいました。
【クリニックの様子】
↑目的理解をもとに練習をしてもらいました!
↑ドリブル中のビジョンは常にリングでも、ボールマンでもなく奥のヘルプディフェンスを見ながらボールを扱う。
↑抜いた瞬間も下ではなく、ヘッドアップしてヘルプディフェンスの位置を確認するようにします。
↑サークルアンダー(ベースラインの下を通るプレー)も常にワイドスペースを見ながらドリブルを行う。
↑2on1 ヘルプディフェンスがアタックラインを守ってきた時はパス
↑2on1 ヘルプディフェンスがパスラインを守ってきた時はシュート
御礼「ありがとうございました!」
ご参加いただきありがとうございました!最後に皆さんとともに時間を過ごすことができて、僕自身がとても幸せだった。楽しかったです!
さあ、未来にむけてワクワクできるようなチャレンジをお互いしていきましょう!またお会いできるのを楽しみにしています!
今後も応援していただけるよう頑張ってまいります!
B.LEAGUE強化育成部 塚本さん
クリニック後にサプライズでB.LEAGUE強化育成部 塚本さんがわざわざ花束をお持ち頂きました!ありがとうございました😊