ドリルとライブ!
こんにちは!吉永です。
またまたサボってしまってました😙
僕のnoteを楽しみに待ってくれている人が
たくさんいるのに。。。
はい。。。ごめんなさい😅
調子乗っちゃいました☺️
待ってくれている人がいないこと
僕が誰よりも知ってます😆
今回はタイトル通り
練習の中の
ドリルとライブについて書いていきます。
興味がある方は読み進めてあげてください!
やっぱり興味がない人も読んでー🤣
ドリルとライブ!
練習メニューの中にはドリルとライブがあります。
ドリルというのは
スキルや簡単な状況判断を磨く練習です。
例えば
下の図のような感じですね!
ディフェンスを付けずに
ドリブルやパス、視野、フィニッシュなどのスキルを磨くことに重点を置きます。
このドリルの中でディフェンスがどのように出てきてるかを想定して
いろんなスキルを高めていきます。
ライブというのは
ゲームと同じシチュエーションで
常に様々なプレッシャーを受けながら
スキルと状況判断をゲームでも使えるように磨く練習です。
例えば
下の図のような感じです!
オフェンスは常にディフェンスからプレッシャーをかけられ
さらにはディフェンスが何をしてくるのかわからない状況。
このようにゲームと同じ状況で正しく判断し、シュートやパスを成功させる練習。
上記したように
ドリルとライブでは全然違います。
どちらかが大事でどちらかが必要ない!
というわけではありません。
どちらも必要です!
スキルがない選手に対して
いきなりライブでやっても選手が困惑するだけで成長しにくいでしょうし
スキルが備わってる選手たちにドリルばかりやらせても
状況判断ができない選手に育ってしまう可能性があります。
なので
段階的にドリルとライブを分ける必要があると思います。
ここから先は好みの問題になるとは思いますが
僕はライブを好みます!なので練習の多くの時間をライブでやります。
なぜなら
どれだけドリルをこなしてスキルアップしたとしても
ライブとドリルはやっぱり別物だと思うからです。
ディフェンスは何をしてくるのかわかりません。
ディフェンスがいる時といない時では
視界が変わってきます。
そのような状況下でしっかり判断でき
ボールをなくさない!良いパスができる!フィニッシュできる!!
それはライブでしか育たないと思います。
それに
ディフェンスが何をしてくるのかわからないと上記しましたが
実際はディフェンスの動きを読むこともできるし
駆け引きや誘導することもできます。
それを養うためには
ライブでやるしかありません!
バスケットの中でコーチが教えられることは限られています。
特に上記したような駆け引きなどは
教えられるものではないと思います。
実際に選手が体験して
成功と失敗を繰り返しながら
相手との駆け引きを覚えていくものだと
僕は考えます。
とはいえ
ドリルにもたくさん良いことはあります!
どれだけ状況判断能力に長けていたとしても
ボールをキープするスキル、アタックするスキル、パスするスキル、フィニッシュするスキル
これらがなければ全く意味がありません。
また
ドリルでシチュエーションを設定することで
最も基本的な状況判断やディフェンスを読む力が養えるからです。
基礎がない中でいきなりライブでやっても
成長は難しいと思います。
ドリルの工夫
上記したように
僕はライブを好みます。
なので
ドリルでもできる限りライブに近づけるようにします。
そのために
マーカーは使わずに
コーチ(僕)がダミーディフェンスをするようにしています。
そうすることで
選手たちはディフェンスのプレッシャーを感じたり
視野が狭くなったり
ライブに近い感覚を得ることができるからです。
また
このシチュエーションのときにこのスキルは使える可能性がある!
それを体感して理解してもらうためです。
ただし
ダミーディフェンスをする場合注意点があります。
それは
ダミーディフェンスの強度です。
新しいスキルを学ばせる時やまだそのスキルに慣れていない場合は
強度を抑えなければなりません。
逆に
スキルをすでに持っている場合は
ダミーディフェンスの強度をライブに近いぐらい出さなければなりません。
対象に応じて
強度を抑えてスキルを学ばせたり
強度を高めて状況判断を学ばせなければなりません。
強度を高めるというのは
選手に判断を難しくさせる!
ということです。
闇雲にディフェンスをするのではなく
手を出したり
コンタクトを入れたり
駆け引きをしたり
などです。
駆け引き。。。
ダミーディフェンスとして駆け引きが大事なんです。
コーチはダミーディフェンスをしながら
選手を成長させたい方向に誘導したり
実際のディフェンスのように選手を困らせるような動きをしなければなりません。
それをするためには
やっぱりバスケットの経験が必要になってきます。
じゃないと
どんなことで選手が困るのか?
それがわからないからです。
バスケットの経験は少ないが知識が豊富なコーチに
ダミーディフェンスをお願いしたことがあります。
すると。。。
ロボットのようにただただ同じディフェンスを繰り返したり
ものすごく低い強度だったり。。。
散々な結果になりました。
ダミーディフェンスもまた
コーチの大事な仕事のひとつです!!
それと
ダミーディフェンスはなかなかハードなお仕事です😂
トランジションでダミーディフェンスするときなんか
ひとりだけずーっとフルコートでディフェンスしたりするんですから😆
だからこそ!!
コーチにトレーニングは必要です!!
ドリルで成長する選手!!
僕はこれを選手から学びました。
本多純平選手(現:バンビシャス奈良)から学びました。
彼とは奈良で1シーズン、福岡で2シーズン一緒に戦いました。
彼のワークアウトは他の選手とは全く違います。
彼はまず自分で自分を分析し
自分に足りないものを自分で見つけ出します。
そして
その足りないものを補うために必要なドリルを
自分で考えてきます。
彼とのワークアウトで僕がやることは
彼が行なっているドリルを見て
その動きをチェックしたり、改善点を提案する
ただそれだけです。
彼が準備してきたドリルが終わった後
彼は必ず
「他に僕に足りないことを教えてください!」
そのように僕に質問してきます。
最後に僕のドリルを1つだけ行う。
もちろん何もない時はそのまま終わる。
彼のような選手は後にも先にも彼だけです。
他の選手は
ワークアウトしてください!
ただそれだけ。。。
どんなことをして欲しいとか
それをやって欲しい理由とかは全くありません。
ただただワークアウトをするだけ!です。
この差はとてつもなく大きいと僕は思います。
実際彼と一緒に戦っている期間
彼は日に日に成長していきました。
今の若い選手たちは
彼の姿を真似してほしい!
僕は心からそう思います。
常田耕平選手(現:滋賀レイクスターズ)
ホール百音アレックス選手(現:青森ワッツ)
彼らから学びました。
こーへいとモネとは青森で1シーズンしか一緒に戦えませんでしたが
練習前に必ず30分間一緒にワークアウトをやり続けました。
ワークアウトの最後に僕から彼らに必ず言っていたことが
「このスキルがこーへい、モネに合うのであれば使えばいい。合わないのであればやめればいい。ただし、まずは使ってみること!今日の練習でこのスキルを使ってみるんだよ!」
です。
彼らの素晴らしいところは
それを実行することです。
ワークアウトで行った内容を
その日の練習の中で必ず”試す!!”ことです。
ワークアウトでスキルを学び
練習のライブの中でそれを使う!
それによって
スキルが確実に身についていきます。
たまにやりすぎちゃうこともあったけど😅
パスのワークアウトしたときは
パスばっかり探して
自分のシュートチャンスをことごとく見逃した日もあったな🤣
それはそれでチャレンジしてる証だし
今まで見ることがなかったパスのチャンスを探してるというのは
成長してる証でもあるので
なにしてんねん!!
って思いながらも
嬉しかったな!!
でもね。。。
ウザいんですよ。
ワークアウトで行ったことを
実際に練習や試合で使ったときのあいつら。。。
あの
ドヤ顔。。。
お礼を言ってはくれてるんやけど
なぜか上から。。。
思い出しただけで腹立つわー!!!!!😤😤
でも
彼らは毎日毎日明らかに成長してくれました。
その姿を見るのがとても楽しかったし
とても嬉しかったです。
東藤なな子、ジェシカ(現:トヨタ紡織)
彼女たちは今のチームメートです😄
なので彼女たちを褒めるようなことは
ホントは今ここでは書きたくないけど
僕のnoteの存在を知らないので
彼女たちが読むことはないやろ😏
なな子とジェシカもこーへいやモネと同じです。
彼女たちもワークアウトで行ったことを
その日の練習で使う努力をしてくれます。
ジェシカには
「絶対使えよ!わかった?😏」
って口うるさく言ってます😆
そんなこと言っても言わなくても
ジェシカはやってくれるんですけどね!
彼女も目に見てわかるぐらい
日に日に成長してくれています。
練習中にジェシカが僕のところに来たので
なんだろ?と思ってジェシカの話を聞くと
「よしさん!見ました?ハイポストからドライブしましたよ!!」
って😆
とても嬉しそうに僕に言いに来てくれました。
そうやって
チャレンジしてる姿がとても素敵だし
そうやって成長しているジェシカが誇らしいです。
なな子も同じです。
一緒にワークアウトしたことをその日の練習でチャレンジしてくれています。
それが上手くいけば嬉しそうな顔してるし
上手くいかないときは
どーすれば上手くできるのか
上手くいかなかった原因がなんなのかを
その日の練習のビデオを見返して研究しています。
先日の試合で
ワークアウトでやったことをそのまんま体現してくれました。
心の底から嬉しかったです!
その試合後
「よしさん!見ました?あれやりましたよ!!」
って。。。
いやいや。。。ジェシカと同じリアクション😆
でも
嬉しそうに話してくれて
僕もとても幸せな気分になれました。
ワークアウトをどれだけやっても
それがゲームに繋がらない、成長に繋がらない選手がほとんです。
それはなぜか?
まず第一にワークアウトを行う理由です。
純平のように
自分に足りないものを見つけ
それを成長させるためにワークアウトを行なっている選手と
ただたんにワークアウトをしているだけの選手
それでは大きな差が生まれて当然です。
次に
ワークアウトで得たスキルを実際に使う努力をしているかどうかです。
新しいスキルなどは特に
かなり意識しなければライブシチュエーションで使うことはできません。
こーへい、モネ、なな子、ジェシカのように
それを使う努力やチャレンジさえすれば
ライブシチュエーションでも使うことができます。
その努力やチャレンジを怠れば
ライブシチュエーションでは使えません。
新たに得たスキルを使う選手と使わない選手
どちらが成長する可能性があるのか
それは一目瞭然ですよね!
ワークアウトは完全なドリルです。
そのドリルで成長できることを
彼ら、彼女らから
僕は学びました。
本当にありがとー!!
あとがき
Wリーグも開幕して2節が終わりました。
結果は2勝2敗。。。
目指していた結果とは違いますが
まだ始まったばかり!!
これからもっともっと努力して
チームとして成長していけるように頑張ります!!
開幕してから
すごーく残念というか寂しいというか。。。
そんな感情になることがあります。
それはこれです↓↓↓↓↓↓
いいね!やコメントの数が全てではないですけど
興味を持たれていないことは事実ですよね。。。
僕たちはなんのためにバスケットボールを仕事としてやっているのか?
僕が今所属しているチームは企業チームなので
企業の知名度を上げる宣伝効果としての存在!
であるべきだし
観てくれる人、応援してくれる人たちへ
元気を与える存在、明日への活力になる存在!
であるべきだと思います。
なのに
注目を集めるどころか
興味すら持ってもらえていない。。。
SNSもそうですが
先日の試合は両日とも500人未満。
これでは
企業の宣伝にもならないし
元気になってもらいたい!明日への活力になってもらいたい!
そう思っても
観てくれている人がいなければ
何も生まれない。。。
もちろん観に来てくれた方々には
本当に感謝しています!
だけど
もっともっと多くの人たちに観てもらいたい!
興味を持ってもらいたいです!!
チームとしての魅力を上げること
チームの存在を知ってもらうこと
この両方にもっともっと力を入れていかなければならない!
そう僕は思います。
女子バスケは
日本代表がオリンピックで銀メダルを獲得したり
エブリン選手、宮崎選手、高田選手などが
バスケット以外のテレビで露出される機会が増えてきたり
注目度が上がってきているのは事実です。
でも
それとWリーグは別物だと思います。
日本代表の活躍や
エブリン選手、宮崎選手、高田選手の活動に
頼りっきりではダメだし
そこに胡座をかいては決していけない!!
もっともっと
各チーム、各選手が
自分や自チームをアピールして
注目度を高めていけたらいいなー!!
Wリーグはプロリーグじゃないから!!
って言われたらそれまでですが。。。
でもでも!
選手だって、もちろん僕だって
たくさんのお客さんの前でプレーした方が楽しいし
その楽しいが良いプレーや熱いプレーに繋がるし
それを観たお客さんはもっともっと楽しんでもらえるし。。。
プロであろうとなかろうと
たくさんの人に興味を持ってもらえたら
たくさん良いことが起きる!!
僕はそう信じています!
なんてことを
僕なんかがこんなところで書いたところで
何かが変わることはないんですけどね😅
でも
これを読んでひとりでも
Wリーグ見てみようかな?
Wリーグのどこかのチームをフォローしてみようかな?
そう思ってもらえたら
嬉しいです!!
あっ!
吉永さんがいるならWリーグみにいきたい!!
吉永さんがいるならトヨタ紡織の試合を見たい!!
吉永さんがいるならトヨタ紡織をフォローしよっ!!!
吉永さんがいるなら。。。
こんな素敵な動機でもいいんですよ☺️
すみません😅
また調子に乗っちゃいました😙
トヨタ紡織サンシャインラビッツの
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今回もめーっちゃ長くなりましたが
最後までお付き合いしていただき
ありがとうございます!!
それではまた次回!!
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*このnoteに書いている内容は、僕のバスケットの考えなので、トヨタ紡織サンシャインラビッツのバスケットとは一切関係ありません。
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