アメトーーク 「中学イケてない芸人」が私に言われなくても素晴らしいけど本気で素晴らしいからコーチからも言わせて
いやー、やられました。みなさんご覧になりましたか?
アメトーーク 「中学イケてない芸人」(今TVerで見られます)
なんの気なしにBGMのように見ておりまして、最後泣きました。2回目見ています。
いいコンテンツだなあと思いましたらその通り、
2008年から続く企画で、ギャラクシー賞も受賞されているそうです。
番組のほとんどは、めちゃくちゃおもしろいエピソードトークです。
ここでは、同じトピックスであっても見方によって捉え方が変わるなということがよくわかります。
イケてない子が失敗して、周りにワハハと笑われたり酷いことを言われたり
それを今あらためておもしろいこととして見るか、悔しく恨めしく見るかの違い。
前者は(芸人さんにとっては)芸になってお金になりますし、
一般人であっても酒の席のネタやコミュニケーションの小話にはなります。
後者なら後悔しか残らないかもしれません。
また繰り広げられるエピソードの中には、今聞くと
それ、そんなに変なことか?と思うものもたくさんあることに気づきます。
ただ女子中学生の「かっこいい」「きゃー」にハマってないだけですよね。
稲田さんの忍者とか、やってる子がいたらめちゃくちゃおもしろいですし
ユースケさんの自転車、アメ村の古着屋さんがやってそう(中目黒ではやらないと思う)で、かっこいいんちゃう?とか思いません?
(ただTVショウとしては貶さないと成り立たないことは分かります)
最後のあの頃の自分へのメッセージが秀逸です。
実はコーチングでも、未来の自分から今の自分へのメッセージを贈る(贈ってしまう)ということをやるのですが
同じだなあと思いました。自分自身からのメッセージが1番効くんです。
出演者のメッセージ、中学生の今の君は辛いかもしれないけど、
その後いいことあったぞ、とか
その欠点を活かして生きているぞ、とか
欠点が全く変わるぞ、とか
先輩がそばにいてくれるとか、
あれ、やっとけとかやめとけよとか
かつてイケてない中学生だった芸人さんたちは
当時は「思いもよらないこと」「考えつかないこと」「非常識だと思っていること」をやったのです。
しかも、ほとんどは「たまたま」「流れで」こうなったのではないかなと思います。
これを聞いた中学生の方々には、コーチングと同じくらいのインパクトがあるはずです。
流れで起こった出来事を「いいこと」にするには、自分のものの見方を「人生を良くすること」の方にシフトし続けること。
(そうしないと、すべての物事がネガティブに、恨みつらみの方に向かいます)
そして何より、がんばれの言葉。芸人のみなさんは、あの時の自分に向けて言って(しまって)います。
がんばった自分からのがんばれは、今の自分にも本当に心に響くでしょう。
そしてこれは、視聴者にも届いています。
全国の中学校で、エンドレスで流せばいいのにと思いました。
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