やりたいこと好きなことの見つけ方(のひとつ)
リアルにお目にかかっている方はご存知かもしれません。私は活版印刷の名刺を使っておりまして
それは手刷り、セルフ手刷りなんです(台湾のクラファンで手に入れた印刷機を持っています)。
まあそんなにぱっぱか名刺を差し上げるような仕事でもないので、年に1回くらい量産する感じで、お気に入りの紙を使って作っているのですが
ちょっと、飽きてきた・・・
つぎはぎで版を重ねているので、なんだかおさまりも悪いかな・・・
量産は結構力がいるしな・・・(ぐっと押さえないといけない)
なんて思いながらスイスに来まして、しっかりと名刺をお渡しする機会がありました。自家製名刺を。
その結果
やっぱ、変えたいわ!と思ったので、我らのCANVAでデザイン、印刷発注しようとすると、住んでいるエリアの問題でしょうか、できません。
あれー?と思って保存して、一応サポートに問い合わせて次の日。
少しデザインを触って、ダメ元で発注してみました。ら、受け付けられた!
なぜ?ということは置いておいて
(サポートからはごめんなさいできません、というお返事も来ているんですけどまあいいや)
今は到着を待っています。
ここからが本題。
今、私めちゃくちゃたのしいんです!
何度もデータを見返したり、FedExの配送状況を追ったり、カレンダーを見て「月曜かあ」なんて思ったり。
なんでこんなにわくわくするんだろう、と考えてみると、自分のキャリアの最初の頃を思い出したり
自分の活動に納得できたり、さらに自分ができることを思いついたり。
よく、やりたいこと、好きなことが見つかりませんという相談を受けます。
キャリアを考えるにしても、生きがいを見つけるにしても
やりたいことや好きなことが分からないと、なかなか進むことができません。
お料理のレシピのように、これをこうしてこう!で完成するメソッドがあるのかもしれませんが
うれしいのアンテナ感度を高めて
好物を食べるように味わって思い出して
宝物を引っ張り出すように飽きずに考える
そこから見えてきたことにちゃんと気づいて、キュキュッと磨いてみる
こんな工程でも、見つかるんじゃないかなあと思っています。
やりたいことや好きなことは、
少なくとも、チャートや占いのように当てはめていったら答えが見つかるものではないと思います。
何かしら答えが出るとしても、それは第三者的な答え。
やりたい、好きは自分から湧き出るものです。
大切なのは
ある事象から自分で「考える」こと
可能であれば、プロのコーチがガイドすること
私はこういうプロセスが有効だと思っています。
忙しかったり、しんどかったり、怒っていたり、悲しんでいたりすると
まず最初の「うれしいのアンテナ」が働かなくなっちゃいます。
そんなの、もったいないではないですか。
ちょっと乱暴に言ってしまいますよ?
あなたの状況がどうであれ、少なくとも
うれしいのアンテナをピカピカに磨いて、うれしいをキャッチしましょう。春ですから。
(うれしいに目を向けられたら、気分も変わりますよ)