「チュッチュッチュ」の挨拶、スイスにもあります
最近、日本のビジネスシーンでも「握手」する人が増えてきたように思いませんか?
特に経営層やベンチャー企業のビジネスパーソン、特に若手、男性に多いかな?
背中をぽんぽん(時にバシバシ)しながら力強く握手する人、増えているように思えます。
ところ変わってこちらスイス、例の「ビズ La bise」あります。
背中に手を回しながら、頬をくっつけてチュッていうやつ、あれです。
COVID-19の流行後は減ったと言いますが、街中で見かけるくらいには残っています。
なお、
パリは「右左(もしくは左右)」の2回(チュッチュ)ですが
スイスはだいたい「右左右(もしくは左右左)」の3回(チュッチュッチュ)です。
最初、2回で終わるかと思っていたら「スイスは3回だよ」と教えてもらいました。
私はスイス人の知人は少ないのですが、その人たちとの挨拶は La bise です。
その他の国出身の方とは、力強めの握手でしょうか。
身体的な接触を伴うコミュニケーション(フィジカルコミュニケーション)、性差については
私の住む街で観察している限り
男性同士:ハグ、握手、拳をごつん、片手タッチ
女性同士、または男性と女性:La bise、ハグ
が多いように思います。年齢は関係ないかな。観察している範囲ですと。
日本人は、握手もハグもあまり一般的ではないと思います。
お辞儀や言葉で親密さや感謝を表す民族です。
が、握手をはじめとするフィジカルコミュニケーションには
お辞儀や言葉では伝わらない「安心感」を与え、また自分でも感じることができます。
ざっくりとした言い方をしますと「頭ではなく体で感じる」から。
受け入れられた、受け入れた、ということを表すだけでなく、自分の実感としても「言葉」より強く感じることができます。
特に慣れていない私のような日本人は、強く感じるのかもしれませんね。
私、はじめて La bise した時のことを思い出すと、今もふんわりと嬉しいなと思えますから。
また、日本でも増えつつある「力強い握手」はリーダーシップや強さも伝えることができます。
某芸人さんが「社長はみんな握手が強い」と言っていましたが
確かにオーナー社長さんは特に、相手に対して強さを伝えたい人ですよね。
私の日本人の知人の握手が強い人たちも、バリバリとしたビジネスマンです。
日本でもいい感じにフィジカルコミュニケーションを取り入れられたらいな、と思います。
どうしたらいいか、ちょっと考えてみようと思います。(続く)
続きはこちら。この記事内容もちょっと整理しています。