やりたいことを追い続ける僕のキャリア③

【バックナンバー】
やりたいことを追い続ける僕のキャリア①:自己紹介と、人材紹介の限界
やりたいことを追い続ける僕のキャリア②:人材紹介で追い続けた個人の支援
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研修講師という仕事

人事として社内に研修を行っていた経験と、キャリアアドバイザーとして自己分析講座を1年半続けたノウハウから、自らが講師として研修事業を立ち上げることになった。

幸いなことに、興味を持ってくれる企業が現れて提案を行っていただんだけど、最初に導入を決めてくれたのは何とあの有名なテーマパークを運営している企業!
社内で行っているカレッジの一講座として、「自己PR研修」を行ってほしいとのことだった。

人事×人材紹介のキャリアを持つ僕にとっては得意領域!
自分の経験を強みとしてアウトプットできるまで1日研修をつくって、1年間で5回ほど登壇させていただいた。新型コロナによって今は休止中だけど、実はまだ依頼は継続している。ありがたい!

その他にも「20代若手向けのキャリア研修」や「ロジカルシンキング研修」など色々な研修をつくって企業へ提案をした。導入してくれた企業も数社あって、研修講師としては少しずつ自信もついてきていた。

それでも、やっぱり「1人の人に深く関わりたい」という気持ちは強くなっていた。僕はどうやら「やりたいこと」への執着が人一倍強い人間らしい。

有料キャリアコンサルティングの提案

そんなこんなで今年の春、新規事業として「有料キャリアコンサルティング」事業をやりたいと提案した。

求人紹介をせず、キャリアの悩みに向き合うコンサルタントがいる人材会社というのは差別化要因になると思ったし、グループ会社がキャリアコンサルタント資格の取得支援も行っているので、資格を取った彼らの活躍の場としてもいいのではないかと思っていた。

だけど、だめだった。

上司は乗ってくれたけど、事業責任者からは
「顧客から見て人材紹介の無料面談との区別がつきにくい」
という理由で、事業化は認めてもらえなかった。

なんとなく想像していた。
そしてそれが、僕の決断に繋がっていくことになった。

コーチング

話は少し前に戻るけど、新規事業に関わるようになって少し経った頃、去年の8月から僕は久しぶりにコーチングを受け始めた。
コーチングは20代のときに受けていたから約10年ぶり。

自分で人生のハンドルを握りたいと思ったんだ。

初回セッションで、「半年後にどうなていたいか?」と聞かれた。
半年後は、2020年の春だった。

僕は「決断をしていたい」と答えた。

「イキイキ働く人を増やす。一人ひとりのキャリアと幸せを応援したい。この想いを実現するために、これから始まる新規事業でそれを形にしたい。もしできなかったら、僕は会社を辞めようと思います。」

そう伝えた。

会社を辞めるなら、なにをしていくかは決まっていた。
僕が経験してきた中で、最も働く個人を応援できるもの。
20代で初めて経験して僕の社会人人生の土台をつくってくれたもの。

それが、コーチングだった。
色々な可能性を見てきたけど、やっぱりこれに勝るものはないと思った。
「すべての答えは、クライアントが持っている。」
その考え方が、なにより好きなんだ。

そしてその半年後。話は今年の春に戻る。
有料キャリコンサルティングの事業化が認められなかったことで、僕は会社を辞めて、一人で自分の想いを叶える道を歩もうと決めた。

~次回へつづく~

Masaki



●stand.fm
今日の記事のウラ話をこちらでしゃべってます。

「やりたいことがやれないと思った時、会社は辞めた方がいいのか?」


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山崎 将吾|ライフキャリア
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