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【細野さんへ:124ページ目】「仕事」と「働く」の語源を調べてみました



「どっぷり浸かりたい」細野さんと、「何兎でも追う」細野さん。

人生の局面で、より強く出る方が変わるんですね。そういう気分なのか、それとも今の仕事がそうさせるのか。

行動派の細野さんは、これからも色んな経験をしながら見出していきそうな気がしますね!


さて、前回の投稿での細野さんの解釈、面白かったです。

いわゆる本業だけでなく、細野さんにとって取り組んでいることはたくさんある。それらを「仕事」として括ることには違和感がある、と。

そして頂いた最後の質問。

なんとなく、「働く」ことと、「仕事」はわたしの中で違う意味合いを持っているのかもしれません。
山崎さんはいかがでしょうか?


この2つの違いを考えたことがなかったので、とても新鮮な気持ちにしてくれる質問でした。

そしてここでも性格が出るなと思ったんですが(笑)、現代文好きの僕としてはどうしても「語源」を調べてみたくなりました。


まず「仕事」の語源は、こちらです。

しごとの「し」は、「動作」「行為を行う」意味のサ変動詞「す(為)」の連用形「し」。しごとの「ごと」は「事」。

本来、仕事は「すること」の意味しかなかった。それが、「生きていくためにすること」として「お金を稼ぐために行うこと」や「職業」も意味するようになり、その意味で「仕事」を用いることが多くなった。

語源由来辞典

そして「働く」の語源は、こちら。

働くの語源は、「はためく」と同様に「はた」という擬態語の動詞化と考えられている。
本来、はたらくは、止まっていたものが急に動くことを表し、そこから体を動かす意味となった。労働の意味で用いられるのは鎌倉時代からで、この意味を表すために「人」と「動」を合わせて「働」という国字が作られた。

語源由来辞典


つまり、「仕事」は何かをすること、「働く」は人が動くという意味に過ぎなかったんですね。それが時代のかたちによって変わってきた。(おそらく「会社」というものができたことが大きいんじゃないかと思います)

そういう意味では、細野さんの仕事観みたいなものは、より語源に近いのかもしれないですね。会社での仕事だけが仕事じゃない。細野さんが動いて、誰かのためになにかをすることはすべて仕事なのかもしれません。


僕自身もフリーランスになって、「これは仕事なのか、プライベートなのか?」と思うことが多くなりました。もともとこの2つを住み分けることは好きじゃなかったんですが、独立して、より「すべて山崎将吾がやりたいと思ってやること」という括りにしたい、という欲が出てきています。笑

僕自身は、仕事も遊びも区分けなく「自分がやりたいと思っているかどうか」でこれからも判断したいと思ってるんだなぁ、と改めて感じました。

そうしていくことが、自分の人生を充実させる方法だと信じ始めた37歳の終わりです。笑



■20代営業女子と30代駆け出しコーチの交換日記
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山崎 将吾|ライフキャリア
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