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【細野さんへ:132ページ目】経済は感情で動く。世の中は全く合理的ではない


日曜日、Mr.ChildrenのLIVEに行ってきました!

5年のブランクがあったので不安でしたが(笑)、始まって10秒でミスチルワールドに引き込まれました。やっぱいいですね、音楽^^


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入社したてのころは、「前職のころの知り合い」みたいなツテでお客さんから受注を取っている先輩や、「ちょうど元同期が役員になっている」というノリでグループ会社と協業を進める上司を目の当たりにしては、「世の中適当にまわっているんだなあ」と驚いたことを思い出しました。

これ、ものすごく共感します。笑

でも細野さんが感じた通り、人間が社会を構築している以上、人間の主観的な部分が大きく影響することも当然なんでしょうね。

そんなことを考えていたら、20代の頃に読んだこんな本を思い出しました。
(あれ?以前も共有したかな?)

まぁいいや。紹介します。笑


■経済は感情で動く


行動経済学の本ですが、沢山事例が載っていて読んでいて楽しかったし、僕自身も「社会や経済は合理的なのではなく、感情的に回っているんだな」と知るきっかけにもなりました。

このなかで出てくる、判断に「感情」が左右するケースを2つご紹介します。


●手術の可能性
①この手術は生存率95%です。
②この手術は死亡率5%です。

この2つの場合、①より②の説明をされたときの方が、リスクを過大評価してしまう。(①の説明の方が安心感が強い)

●オペラ鑑賞
①劇場の入り口でオペラのチケット(2万円)をなくしたことに気づいた
②劇場の入り口で2万円をなくしてしまった(チケットは未購入)

2万円払って楽しみにしていたオペラを観ますか?

この場合、②のケースでは購入する人が多く①のケースではオペラ鑑賞を諦める人が多くなった。


事実は変わらないのに、感情によって判断が変わってしまうのが人間なんですね。

仕事を誰かにお願いする場合、世界中の選択肢を検討することはできない。かといって、ランダムに選んでいくのも不安だ。

そんな心理から、「知っている人にお願いするのが一番安心」という心理を生み出しているのかもしれないです。AIが進化すれば選択肢も選んでくれそうな気もしますが、こうやって感情で物事を決めていく、というのも僕は人間らしくていいなと思います。


だからこそ、こういう対話や経験を重ねることで自分の判断軸もたくさん磨いていきたいなと思いました。そしてお金に対しての議論、めちゃめちゃ楽しいです^^



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