僕はなぜ頑張るのか

「いつも前向きですよね」

「なぜ頑張り続けられるんですか?」

と言われることが多いので、今日はその理由を考えてみます。


僕はなぜ頑張り続けるのでしょうか?

あなたはなぜ、頑張るのですか?

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やり抜くことをしなかった子ども時代

僕は、何かを一生懸命やり抜くことができない子どもだった。

小学校の時のスイミングスクールも、

部活も、勉強も、もしかしたら恋愛も、

胸を張ってやり抜いた!と言えるものは何もない。


その時の僕は何を考えていたか?


それは、

まだ中学がある。

まだ高校がある。

まだ大学がある。


そうやって、自分と向き合うことを後回しにして、

その日その日を何となく生き続けてきた。


それが止まったのは、就活で面接をしたときだった。

「自分には語れるものが何もない。」

それを突き付けられたんだよね。


もちろん、それなりに頑張ったことはあるんだけど、

「最上思考」の僕は(笑)、自分が納得していないのに、

自信を持って話すことができなかった。

あとはグループディスカッションなどで、

圧倒的な実力差を見せつけられたこと。


その辺りから、人に誇れるものがなかった僕は、

「仕事を人に誇れるものにしたい」

ということが、働くテーマになった。


人生で初めてやり抜いたもの

でも、社会はそんなに甘くなかった。

就活の詳しい話は他で語ってるから割愛するけど、

1年間面接に落ちまくり、やっとの思いで手にした内定も、

企業側の不祥事という形で失うことになる。


もう、「仕事を誇りにする」なんて次元じゃなかった。


でも、ここで諦めたらほんとに人生が終わっちゃう。

そう思えたことが、前職の内定に繋がったし、

その結果、就活が「人生で初めてやり抜いたもの」になったんだ。


諦めずにやり抜くことで、

どんな形にせよ、何かしらの「結果」が得られるということが

この時分かったんだよ。


そして分かったことがもう一つある。

10代までの僕は自分のことが「嫌い」だった。

でも、この就活を境に分かったことがある。


それは、自分に嘘をつき続けてきたことが、

自分を嫌いにさせる一番の要因だったってこと。

ほんとは、一生懸命に打ち込むものが欲しかった。

でも、それを後回しにし続けてきた。


だから僕は、そんな自分が好きじゃなかったんだね。

これ、専門用語で「自己欺瞞(ぎまん)」って言うらしい。


どんなに苦しくても、自分が思うように動き続けたこと。

自分から逃げなかったこと。

その経験から、僕は少し自分を好きになることができたんだ。


それを知ってからは、

自分自身から逃げないことを大切に、

ここまでやってこれた。

だから今は、自分のことが大好きだって自信を持っていえる。


最底辺からのスタート

自分に対する捉え方が変わっても、

社会で活躍していけるかは別だ。


就活で1年間落ち続けた。

「僕は社会に必要とされていない。」

当時はそんなことも思ったけど、今は違う。


目の前の課題(例えば就活とか、仕事の目標とか)に対して、

なんの準備もしていないのに上手くいくことなんてほとんどない。


これが真理だと思う。今なら分かる。


でも、昔の僕は違う捉え方をしていた。

「自分には価値がないからだ」

「他の人みたいに、すごい人間じゃないからだ」

そうして、上手くいっている人を見て、

「あの人は才能があるんだろうね。」

なんて腐ってみたりする。


これじゃあ、自分を嫌いになって当然だ。


でも、就活以降考え方が変わった。

時間を掛けてでも、1個ずつ準備を片づけていくこと。

そして、課題をクリアするためのスキルを身に着けていくこと。

そうすることで、たいていのことはできるんじゃないか、

そんな風に思えるようになった。


実際就職してからは、

人事として20代で課長にもなれたし、

人材業界でも年間1位になれた。


自分を信じて、ひとつひとつ準備をしていくことで、

ゆっくりだけどクリアできるものが増えた。

その一つひとつが、

「これもできるんじゃないか」

って自信に繋がっているんだなって思うよ。


さて、僕が頑張る理由は?

そんな経験から、僕が頑張る理由は次の3つ。

①仕事を、人に誇れるものにし続けていくため
②自分のことを好きでい続けるため
③できることを増やして、人生を楽しくしていくため


アドラー心理学的に言うと条件のある愛情なのかもしれないけど、

それでも、自分で見つけた方法なんだから仕方ないよね。


もちろん、精神に影響を与えるほどの頑張りすぎはだめだし、

頑張ってない自分を認める観点もちゃんと持ってる。

大事なのは、自分とどう付き合っていくか。

そして、自分に誇りを持てるような生き方をしているか、

だと思う。

それが僕の場合は、「仕事を頑張る」だっただけで。


コーチングで独立をするという考えも、

「自分に嘘をつかない」ことから来ている。


昔の僕のような、

自分を好きになりたいけど、

人に誇れるものを持ちたいけど、

なりたい自分があるけど、

どうしたらいいか分からない。


そんな人の、小さなきっかけになっていくこと。

それがこれからの僕の、頑張る理由になると思ったから。


そう思った自分に嘘をつかないためにも、

独立に向けてこれからも頑張っていきたいと思います。


そして今日も頑張ったあなた。

あなたの頑張る理由はなんですか?


Masaki


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山崎 将吾|ライフキャリア
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