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【細野さんへ:184ページ目】「ひとりの人間としてどう考えるか?」を発信し続けられた機会でした


前回の記事を見て、改めて細野さんの価値観が強く出ている今回の決断だったんだなぁと感じた山崎です。

前回の記事に書いたような私の『変化』の根底にあるのは、「自分がめちゃめちゃわくわくする仕事を見つけた」ということだと思っています。

この場合私にとっては、仕事内容そのものよりも、心から共感するビジョンと出会えたことが大きかったです。

ふんわりとこんな生き方素敵だな、こういう社会になったらいいな、とイメージしていた私の方向性を、まさに包括してくれる事業に出会って幸運にも異動ができました。


以前「価値観型/ビジョン型」という話をしましたが、それぞれのタイプが求める欲求は【価値観型-満たされること】【ビジョン型-近づくこと】だそうです。

整理をしながら深いところで持っている「こんな生き方素敵だな」を、まさに満たす事業に出逢ったこと。それをビジョンから感じられたこと。そんなところに、大きな喜びやワクワク感があったんだろうなと思いました。

そう考えると、僕もビジョンは持つものの根底は「価値観型」の考えが根付いているのかなぁなんて思ったりします。まぁ以前も話した通り、どちらかしかないわけじゃないですもんね。


さて、僕にとっての2年弱の変化を考えてみます。

最初の記事を書いたのが2021年3月9日。
そこから1年と9ヶ月が経過しました。当時は独立してまだ2ヶ月しか経過していない時期で、最初に書いた記事も会社員時代の不満でした。笑


ちなみに、これは新規事業を担当したときに「スケールするの?」という質問ばかりされて憂鬱になったという話でした。

もっと「何のためにやるか」という話を聞いてくれよー!!と憤っていたことを覚えています。笑


その発信をきっかけに、この交換日記もそうだし色々なメディアで「山崎将吾個人としての考え」を発信する機会は沢山持つことができました。ひるがえって、会社員時代は自分の考えよりも「与えられた立場としてどう考えるか」を、より強く意識していたように思います。

「ひとりの人間として、どう考えるか?」

この発信を繰り返すことで、一人の人間、一人の経営者としてどうしていきたいのかという考えを、より深く持つことができました。


そのおかげで、今はあの頃以上に「一人ひとりが、自分のキャリアについて自分の考えを持てるようにしていきたい」という思いは強いし、できることも増えてきたなと感じます。


クライアントの一人である、友人の社長がこんなことを言っていました。

「社長をやっていると取材される機会が多い。基本的には色んな取材で同じ話をするので、それを通して『自分はこんなことを考えているんだ』と気づきことも多い」と。


SNSの発達によって、一億層発信時代ともいわれます。

この交換日記もそうですが、やっぱり「発信し続けること」で自分の考えがより整理され、洗練されていくことを知れた2年だったと思います。




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山崎 将吾|ライフキャリア
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