2024年、私が超えだしたこと
気づけば年の瀬!
今年もあっという間の1年。
皆さんにとってはどんな1年でしたか?
私が2024年に掲げていたテーマは、
「自然体で、揺らぎの中で、自然に還り余白を慈しむ」
でした。
note のヘッダーの写真は、諏訪湖花火大会の後に立ち寄った、東山魁夷の有名な作品「緑響く」のモチーフになった、御射鹿池(みしゃかいけ)にて。
今年は、都会と自然の間をいったりきたりしながら、自分に矢印を向けて向き合い続け、リフレッシュしながら、この「揺らぎ」を楽しめた気がしています。
株式会社COEDAS は、3期目を迎えました。
4人の共同創業者の関係性も変化し続ける中、お互いを諦めず、関わり続け、コミュニティも進化する中、COEDAS があったおかげで私自身も色々と大胆な挑戦を続けることが出来た、成長と継続の力を実感する1年でした。
会社員としては13年目。
2022年から開始した週4勤務を続けながら、社内コーチ・ファシリテーターとしても活動を続け、社内ではメンター・コーチとしてお声がけいただいたり、チームビルディングや場作りの依頼を頂くことも増えてきました。
そんな盛りだくさんだった今年2024年に、私が超えだしたことを自分自身の備忘録のために振り返ってみたいと思ってこの note を書いています。
2022年の note はこちらからどうぞ👇️
(2023年は書いてなかった〜)
今年の年末一人旅は、軽井沢へ🌳
毎年、年末に1人旅に出ることを恒例にしているのですが、今年は流れの中でご縁をいただき、軽井沢へ!
絶好のロケーションにて「何もしないワークショップ」へ参加。ワークショップの中では、私がずっとやってみたいと思っていたことが予想外の形で叶い、初めて1人で火を起こして焚き火をしたり・・・
【コーチとして】
国際コーチ連盟(ICF)の「PCC」に!🎖️
3月、国際コーチ連盟(ICF)から Professional Certified Coach (PCC)の認定資格をいただきました。
これは500時間以上のコーチング経験が必要で、コンスタントにコーチングを提供していないと取得と資格の維持が難しい資格でもあります。
2021年8月にCTIからCPCC、10月にICF ACCというコーチングの資格をいただいてからというものほぼ3年半、コーチングを様々な形や場所で実践してきて、私の場合は、パーソナルコーチングとシステムコーチングの時間数を織り交ぜての取得に至りました。
嬉しかったことは、母校でもある CTI で上級コースに参加されているクライアントさんから学びの旅路にも伴走するコーチとしてお声がけをいただけるようになったこと!
そして、ご縁と流れの中で、エグゼクティブ・コーチとしてもお声がけをいただけたこと。これまでにご縁をいただき出会ってくださったクライアントさんや、クライアントシステムにも感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!
これからも歩みを止めず、コーチとして行き、私自身も挑戦し、精進していきます。
組織と関係性のシステムコーチ資格「ORSCC」に!🎖️
そして、パーソナルコーチングを学び初めて3年目にして、10月には「個」と「組織」の両方に関わることがしたくて、組織と関係性のコーチングに
ついての学びの旅を開始してからおおよそ2年を経て、組織と関係性のシステムコーチ(ORSCC)の認定資格を頂きました。
システムコーチングが必要とされる現場での実践と活用を様々なシステムに対してこれからも提供し、続けていきたいです。
その時の体験は以前 note にまとめました。
この濃密な学びの時間を共にした仲間たちは家族のような存在に。11月には仲間たちと旅路を振り返り祝福し合う、そんな時間も持ちました。
【会社員として】
サバティカル休暇の取得
ORSCC の資格取得の旅路は、ほぼ10ヶ月近くに渡り、100時間近くの学習に加えて、100時間以上のコーチングの提供、録音を提出してのスーパービジョンでの合格など、様々な形での実践と筋トレが必要となります。
この学びの旅路は、正直、予想外に苦しいものでもありました。私は「自分との関係性を結び直す」ことに向き合う中で「真面目でしっかりものの長女キャラ」を脱ぎ捨て、「自然体で自由な挟まれっ子」であることが出来た、そんな時間でもありました。
学びの旅路を続ける中、もっとぐっと踏み込んでこの学びに真剣に向き合う必要があるし向き合いたい!と感じ、会社員をしばらくお暇し、資格取得にエネルギーを注ぐ決断をしました。
こんなご時世でもあり、戸惑いながら、正直に上司へ相談をしたところ、
「オッスン、人生は一度きりよ!いってらっしゃい!」
と暖かく見送っていただき、チームや周りの同僚たちのサポートもあり、人生初のサバティカル休暇を1ヶ月近く取得させてもらいました。そもそもサバティカル休暇、という制度があり、この制度が利用し学びに集中できる環境があったこともとてもありがたかったです。
1ヶ月を終えて、会社に戻った頃には、当たり前のように同僚たちと会えたり笑えあえる、そんな会社員としての環境や日常にも感謝が湧きました。
上司とやっと初対面!関係性って大切を肌身で実感
そんな上司が今年、日本へ初来日することが決まってやっと対面することが出来ました!
私の上司はアメリカ東部で育ったインド系アイルランド🇮🇪在住の🇺🇸人で、以前、チームでエリン・メイヤーの「カルチャー・マップ」のワークショップを受講した際の出来事が印象的です。
コミュニケーション:極めてローコンテクスト(シンプルで明快な言葉による表現を重視するコミュニケーション)な上司 vs 極めてハイコンテクスト(暗黙の了解が多く行間を読むコミュニケーション)な私、と様々な違いも浮き彫りになり、関係性の構築に難しさを感じていた時期も正直ありました。
今年、リアルで対面し共にプライベートな時間も過ごせたことで、より解像度高くお互いの価値観を知ることが出来たことや、共通点も見つかり、お互いをわかりあえる、そんな近しい存在になりました。そして、私のことを心から応援してくれている!と感じることができるようになるまで関係性も深まりました。
【パラレルワーカー&COEDASの共同経営者として】
苦手意識のあったことへの向き合い方と意識の変化
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざもありますが、振り返ってみると、4月頃には4人の関係性において、苦しい時期もあったようです… 👇️
そして、特に今年私が超えだしたことは、一番の苦手意識を感じていた「営業活動」の捉え方について。
起業のこのフェーズではもちろん全員で前にコマを進める必要があるのですが、私の得意分野は、カルチャーやコミュニティ醸成、本業でもオペレーションだったり、営業をサポートする立場だと思っていました。そして、私自身が営業や数字にはめっぽう疎く苦手意識もあったこともあり、どこか COEDAS におけるビジネスを進めることについては、「自分事」と捉えていない部分も正直なかったといえば嘘になると思います。
そんな中、4人でシステムコーチングを受けたとき、
「COEDASにとって機会創出をすることはどういう活動なのか?」
こんな問いとともに、営業活動とじっくり向き合う時間がありました。
「私達が信じる、COEDAS の価値を更に広く世の中に届ける活動だとしたら・・・?」
という問いがじんわり立ち昇り始めたあたりから、私の「営業」という視点が変化し、私達が信じるものを、必要なところに届けるんだ!と気づき、そのあたりから少しずつ自信を持って、私達がやってきたことやサービスを自分の体験やストーリーや拙い言葉でも伝えることが、できるようになった実感があります。
そして、この数ヶ月後に、ご縁をいただいたプロジェクトがありました。
私はプロジェクトの担当として、COEDASの営業担当としての提案書づくりから購買部との価格交渉、人事部へのニーズのヒアリングを経てのカリキュラム開発と度重なるレビュー、そして仲間の力も借りてデリバリーまでを無事年内にやりきり終えることが出来ました。
プレッシャーのかかる中で、この体験は間違いなく自分の枠と器を広げてくれて、自信にも繋がる経験に繋がりました。最後は、人事部内の打ち合わせにも同席させていただき、今後の人事施策のプランニングについても意見交換をさせていただく、とても貴重な機会をいただきました。
学びの場づくり 「COEDAS オープンキャンパス」📝
COEDAS コミュニティの醸成としては、今年から新たな取り組みである COEDAS オープンキャンパスで AI について、お話をさせてもらう機会をいただきました。
AIは会社でも日々使っているのですが、改めてAIについて学び、理解を深める良い体験に!
COEDAS 合宿 in タカオネでの場作り🎪
今年が3回目となるCOEDAS合宿!
今年も4人の幹事の1人として、3年連続で、COEDAS合宿の企画と運営を担当しました。
今年はプランをゆるっと握りながら、一緒に幹事を担当してくれた、ユッキー、えり、サッキーとの関係性も深めながら企画を丁寧に仲間と推し進めました。
新たにCOEDASに加入してくれたコーチ仲間もたくさん参加してくださり、新旧コーチ陣の間での親交を対話や体験を通して深めながら、一緒に時を過ごせたことで、コミュニティとしても更に進化したことを嬉しく感じています。
第10回ウエイクアップ・アワードの受賞🏆️
2024年の終わりに、COEDASが第10回ウエイクアップ・アワードを受賞、という嬉しすぎるニュースが舞い込んできました!
ウエイクアップ・アワードとは、株式会社ウエイクアップのミッションである
を具現化する活動に取り組んだ個人もしくは組織に贈られるもので、COEDAS のこれまでの歩みと取り組みを評価していただけたことを、大変光栄に思います。
3月の対面での授賞式が楽しみです!
【プライベート】
自然と『余白』を慈しむ / Live with nature 🏕️
今年は何度も大好きな仲間たちと山へ足を運ぶことが出来て、自然の壮大さ、偉大さを感じる時間を持つことができたとても充実した幸せな1年でした!!
人生初!の雪山(北横岳)に初心者として登れたこと、ずっとずっといつかやってみたいと思っていたソロ登山(大菩薩嶺)の夢が叶ったことは嬉しく、私の中でとても思い出深い出来事になりました。
そして、夏に訪れた木曽駒ヶ岳では最高の登山を終えた後、🚗 をロックアウトしてしまった事件も私にとっては忘れられない象徴的な出来事に。
実はロックアウトは2回目。今回は JAF を呼んだもののロックアウトをどうしても解除すること出来ず、どうやって東京へ帰ろうか?とテンパりあたふた動揺し、仲間たちを足止めしてしまった混乱と申し訳なさで罪悪感がいっぱいだった私。極めつけは少し落ち着こうとソフトクリーム🍦を買ってもらった直後、床にぶちまけちゃったのでした。
そんな私を見守ってそんなハプニングも一緒に楽しんで共にいてくれた、山友エリとサッキーのあり方と懐の深さ、暖かさがとっても胸に染みたのでした。
そして、はるばる都内からレンタカーで長野まで迎えに来てくれた夫の愛情を感じただただ、受け取る出来事でもありました…(本当にありがとう!)
写真で振り返ってみました〜。
システムコーチングを学んだ仲間たちとも、落合川でBBQを楽しんだり、クルージングへお誘いいただいたり、周りには自然がたくさんありました。
そして、個人的に応援している、SANU 2nd Home というサブスクに加入したおかげで、意識的に旅に出たり、ワーケーションを楽しんだりすることが出来ました。
仲間&コミュニティとの繋がりや関わり合い🍃
そして今年は、新たな出会いや繋がりを通して、また面白いコミュニティが生まれたりしました!
そして、これ以外にも書ききれないくらい、たくさん、色んなことがあった2024年でした。
対立を恐れずに、自然体であるがままに生きること
今年は、自分との関係性を結び直すことの大切さを改めて感じ、私が私らしく、自然体で生きることのパワフルさを実感した、そんな思い出深い1年になりました。
そして、対立を恐れることなく、向き合うことが少し実感としてできるようになった、そんな1年でもありました。来年は更に自然体の自分で、緩めながらも大切なことを握りしめながら、前に進んで行きたいと思っています。
最後に、今年もアシスタントでも関わらせてもらった CTI Japan (母校)のコースで胸がいっぱいになったこんな言葉を、自分自身にも、周りのみなさんにもたくさんの感謝と愛を込めて送りたいと思います。
終わりに
関わってくださった皆様、ありがとうございました!
どうぞ、良いお年をお迎えください🎍