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組織と関係性のためのシステムコーチ資格「ORSCC」を取得しました! 〜たくさんの愛と感謝を込めて〜

こんにちは!久しぶりの note です。

ここ数年没頭していた、システムコーチングの学びの旅路を振り返りながら、自分のために記録として、そしてこの旅路で受け取ったたくさんの愛と感謝を残しておきたくて note を書くことにしました。

2022年9月から開始した「組織と関係性のコーチング(Organization & Relationship Systems Coaching / 略して ORSC)」の学びの旅路を終えて、目標としていた ORSCC (Organization & Relationship Systems Certified Coach) を取得することができました。今は、この深くも豊かな学びの旅路を完了できた喜びと、これからが本当の意味でのシステムコーチとしての実践の旅の始まりであることの重さにも気づいています。

私のこの旅路を支えてくれた、15人のペルセウスコホートの仲間たち、CRR Global Japan のファカルティ、COEDAS、出会ってくれたシステムたち、応援してくれた本業と複業の会社の仲間たち、そして見守ってくれた家族にも大きな感謝を…✨

システムコーチングとは、2人以上の関係性に対してコーチングを行う手法です。私は、CRR Global Japan のプロフェッショナル実践コースで学んできました。それは「黒帯」レベルのシステムコーチングの体現者となるためのコースでもあります!


2021年後半:システムコーチングとの出会い

2021年3月に CTI Japan の上級コースの学びを終えて、同年8月に Co-Active Professional Certified Coach (CPCC) 資格を取得した私は、社内コーチとして、そして COEDAS へプロボノとして参画しコーチングを様々な形で提供するために、さまざまなことにチャレンジをしていました。

当時、CTI Japan にインタビューをしていただいた際の記事はこちら🌿(今でも名刺代わりに活用させていただいています、感謝!)

そんな中、パーソナルコーチングでの登録コーチとしてお世話になっているプラットフォームである mento さんで「コーチングで組織って変わるの?」という座談会へスピーカーとして参加することになり、その場で先輩コーチ、三橋 新さん、そしてイベントの企画をしていたコーチ仲間のあさいちゃんと出逢いました。

コーチングを広めたい!という一心で様々な活動を積極的に行っていて、どんな方向に進むのか?会社員を辞めて、専業コーチになるのか?会社員のまま副業でコーチを続けるのか?色々と悩んでいたとき、新さんから

「オッスン、ブルーオーシャンだね〜!会社員としてやれることたくさん、色々やってみたらいいよ〜」

新さん

と言われ、眼から鱗、突如私の目の前にいろんな可能性が開けた感覚になったことを覚えています。そこからは社内コーチとして仕事の合間にセッションを重ね、社外でも機会があればCOEDASとしてコーチングを提供し、私の周りの方々、世の中に届ける活動をしてきました。

2023年の再会時。mento のイベントを企画してくれたあさいちゃんと新さんと3人で。
システムコーチングの話に盛り上がったことを覚えています。

そして、もっともっと「コーチとして生きる」ことを日常の中でも体現し続けたくなり、会社員 x コーチとしての「短時間正社員」として働くことを決意。2022年3月頃からのパイロットを経て、2022年8月、雇用契約を結び直し、会社員としては週4勤務を開始することになりました。

そこからは「会社員xコーチx起業家(COEDAS)」として3本のわらじで、多忙を極める日々でしたが、幸い体力には自信がある私、色々と健康であることにも助けられながら、力強く自分の人生を推し進めてきた感覚があります。

そんな中、COEDAS(起業前、当時はプロボノで参画中)のビジネスを前に進めていく中で、ORSC の学びを先に進めていた咲本を中心に、パーソナルコーチングだけにとどまらない、「個」と「組織」を支援するサービスである「BestTeam」プログラム を展開していくことに。私自身もその流れの中で自然とシステムコーチングの手法を学び、活動することを目指す旅路に。その時にあったのがCRR Global Japanが提供するシステムコーチング(ORSC)の学びでした。

2022年9月:基礎コース&応用コースの旅路

2022年9月に初めて基礎コースを受講しました。

この後、COEDAS を一緒に起業することになる純さんとは、実は今回が初めて一緒に学ぶ場!私にとっては、学びの場を通して純さんのことを更に知れる良い機会でもありました。

私が鮮明に覚えているのは、エッジ(精神的なハードルが高い)のあるワークで、じゅんさんと一緒にデモコーチングを参加者の前で受けたこと。いやぁ、あれは本当に良い汗をかくクライアント体験になりました・・・(笑)今はとっても良き思い出です。

応用の旅路で鮮明に覚えていることがいくつかあります。

システムコーチは「ワールドワーク」としてプロジェクトを推し進めていく「魂の勇者」と呼ばれていると聴き、私もそんな「魂の勇者」になりたい!との直感と好奇心、ミーハー心でひたすら学び続けますが、毎回、応用コースが終わるとぐったりと疲れ果ててしまっていました。

応用コース最後のインテグレーションコースの初日は、会社で大規模なレイオフのアナウンスがあった初日で、朝会場に向かうバスに乗りながらメールを見て色んな不安を抱えながら、そんな不安も応用コースの場にも出しながら、学ぶことに集中しようとする自分もいました。

そんな私の2022年からのシステムコーチングの旅路を写真で振り返ってみることに!

2022年9月:基礎コースへ参加。初めて御茶ノ水トライエッジへ!
じゅんさん&れいこんと!
2022年10月:応用コース中の私、じゅんさんとれいこん。
ろぺすとの初対面!このときは一緒にろぺすと実践コースで学ぶとは思わず。
2022年10月:インテリジェンスコース修了
2022年11月:ジオグラフィーコース修了
応用コースの仲間たちと!
2023年1月:インテグレーションコースを修了した応用33期の仲間たちと!
基礎コースからの学びとアルケミーコースでの
学びを共にした盟友まささん!そして、とてもお世話になった
CRR Global Japanのファカルティゆりちゃん!
2023年2月:アルケミーコースに参加し、魔法を学んで魔法使い🧙‍♀に!
2023年2月のアルケミーコース
COEDAS x ORSCer 花見の会!

2023年10月:実践コースが開始

応用コースを終えた当時の私、あまりにも言葉にできない色々なものを受け取りました。

忙しく日々を過ごしていたこともあり、実践プロフェッショナルコースにそのままの流れで通い学べる気がしなかった私は、半年後の実践コースへ申込をし、しばらくは現場での実践に舵を切ることに。そして当時、応用コースで社内コーチとしても活動をしていたコーチ仲間:まささん(内藤雅美)にも一緒に実践コースへいこ!と声を掛けました。(後日談:「オッスンが一緒にいこ!って言ってなければ、実践コースには間違いなくいっていなかったと思う」と言っていたので、私は必要な人を実践コースへ導く、とてもいい仕事をしたなぁと思っています、えっへん!!)

そんな実践コースの期間中、社内コーチ・COEDAS システムコーチとしても先輩コーチたちと現場に立ち続けながらの実践を続け重ねました。

ORSCCの先輩たちとシステムコーチングの場に
立たせていただく貴重な体験。
関わらせていただいた co-coa project のシステムの打ち上げ
3人で学びを深めるコリーグ・コールの場。
朝8時に目黒駅集合!

実践コースの旅路は、噂には色々と聞いていたので覚悟してスタートをしていたものの、決して楽な道のりなどではなく、まずは新しい多忙なスケジュールに慣れて日々をやりくりをするのに四苦八苦。

パーソナルコーチングと違い、コーコーチ(2人のコーチ)でコーチングを提供することが多いため、セッション前と事後には必ず念入りに打ち合わせをします。セッションもパーソナルコーチングは45-60分が基本ですが、システムコーチングのセッションは3-4時間が基本です。常にカレンダーは予定がギッシリ・朝早くから夜23時頃まで打ち合わせが入っている状態が続き、時にはオフィスでコールに参加することも。

一番最初のむーちゃん・れーことのコリーグ・コール!
コホートの仲間からコーチングを受けたときの1枚。
3人で学びを深める対面でのコリーグ・コール in 目黒駅、朝8時!

2023年12月:「対立の炎」に立ち続けることって?

そんな実践コースが始まり数ヶ月が経過した頃、私にものすごいインパクトをもたらしてくれたのが、プロセスワークの創始者でもあり、ORSC にもたくさんの叡智をもたらしていた、アーノルド・ミンデルさんのこの本でした。

アーノルド・ミンデルの著書。

元々はCOEDASの仲間:サッキー(咲本)が読んでいてオススメしてくれたのですが、私も年末休暇に読み始めたら、止まらなくなり一気に旅先で読み進めました。(その後、実践コースの仲間たちと読書会をしながら2回読み進めました。)

小さい頃から空気を読み、調和をとても大切に、重んじて生きてきた私にとって、この本は、調和と対立について、新たなフレームワークを授けてくれたバイブルのような本でした。本の中に事例として出てくる海外の多様なバックグラウンドにおける実践やケーススタディにもとても心惹かれ、私もいつか、そんなヒリヒリする場に立ってみたい、という野望も生まれました。

そんな興奮と気付きの中で、2024年6月には、コーチ向けイベントでも「対立上等」を掲げて対話をする場を設けました。

(アーノルド・ミンデルさんは2024年6月10日に逝去されました。心からの経緯と御冥福をお祈りします。)

2024年1月:ORSC15周年イベントでの「関係性の輪」の気づき

2024年1月に、ORSC 15th Anniversary Ceremony が開催されることになりました。ペルセウス(私達の学びのコホートの名前)は、当日の第2部では大切な役割を担うことになり、参加できる仲間たちと内々に準備を進めました。

ORSC を日本に持ち込んでくださった森川有理さん(ゆりちゃん)が、この場で CRR Global Japan からの卒業を発表され、イベントでも日本での ORSC の軌跡を振り返るそんな場でした。

また、まだ資格を取得していなかった私達のコホート、日本での ORSC 資格保持者たちが一同に介し、ゆりちゃんからのバトンや熱量を受け取る場を共に出来たことにも大きな喜びと責任、覚悟のようなものを受け取る場でもありました。

全世界で約900人のORSCer(ORSC資格保有者)いる中で、
その3分の1の約300人が日本の保有者で、
その3分の1の約100人が一堂に会するという、
奇跡の光景がそこにはありました。

CRR Global Japan Facebook の投稿より
CRR Global Japan の Facebookよりお写真お借りました。
https://www.facebook.com/photo/?fbid=947900160024804&set=pcb.947900360024784
ORSC 15周年記念イベント!この場に最若手コホートとして参加できて幸せでした。
ゆりちゃんからORSCのバトンを繋ぎ受け取る役割を担ったペルセウス。
2次会の打ち上げの場にて。
ゆりちゃんと♡

第2部では、COEDAS の活動も紹介させていただき ORSCer たちとも壇上に登る事ができました!

イベントに参加していた COEDAS x ORSCer たちと!

特に記憶に残っているのが、「関係性の輪」(下の図)を用いたワーク。私はどの関係性に影響を及ぼしていきたいか?という問いがあり、とてもインパクトがありました。今振り返るとこの「関係性の輪」の中で今自分がどこにいるか?は私が自覚的に選択できるし、どこにいても優越もなく、変化し続ける、ということを知っています。

出典: https://crrglobaljapan.com/worldworkers/labo006/

2024年2月:中間トレーニングキャンプでの2日間

コースの中間地点では、「中間トレーニングキャンプ」という2日間があります。そこでは対面で仲間たちとのシステムを使って、実践を繰り返す筋トレの場です。

いつもはオンラインで学ぶ15人全員が揃って顔を合わせられた喜び!そして2日間、たくさん汗をかきながら筋トレをしました。そして、たくさん泣き、色んな想いや涙を目撃し、自分の中にある色んな感情と共に居続ける、そんな2日間でした。2日目からは涙腺が崩壊し、みんなのことをただただ愛おしく感じて、ただ、涙が出てくる、そんなはじめてな感覚を味わいました。

中間トレキャン、初日の飲み会!
やっとみんなで集まれた喜び!
トレキャンでも、個人SVでもたっぷり&どっぷりお世話になったふゆふゆと。
隣のお部屋で基礎コースに参加していた、
けいちゃん&あっちゃんと再会する奇跡も✨!
家族みたいな暖かいペルセウス!LOVE!!

2024年7月:脳みそパンク状態!会社員をお暇することに

システムコーチング実践コースの後半戦は、実践しながらも個人スーパービジョン(個人SV)という、ファカルティの方へセッションの録音を提出して採点がされる場が開始されたこともあり、学びながら実践し振り返る、を繰り返す中、日々の会社員としての仕事、COEDASのこと、時間的にも精神的にも追い込まれて、かなり余裕がなくなっていました💦

会社員xCOEDASxパーソナルコーチxシステムコーチ、として学びを続ける自分の脳みそ🧠のキャパシティにいよいよ限界が訪れることになります。基本、真面目で色んなことをキチンと進めたいのに、常に何かをおろそかにしていることに耐えられなくなり、悶々と悩み始めた私・・・。日々、コーチとしての私は、常にクライアントさんには「何を手放すか?」を問い続けてきましたが、私も何かを手放すときだという直感がありました。

私が導き出した答えは、しばらくの間、会社員をお暇することでした。

サバティカルという名の「無給休暇」の仕組みが会社の制度としては存在していたのですが、会社の状況的にも、そして周りを見渡してみても日本では前例があまりなく、100%自分自信のために、この制度を使うことには若干の抵抗がありました。

そんな中、上司との関係性が進化したこともあり、上司に正直に私の状況を包み隠さず伝えた上で「あなたならどうする?」ということを聞いてみることに。彼女が伝えてくれたのは、「人生は一度きり、サポートするから何も心配せずにいっておいで!」という力強い回答でした。会社も、チームメイトたちもこの私の決断を尊重しサポートしてくれたことには、心から感謝しかありません。

上司が日本に初来日した2024年5月。

そんなたくさんのサポートや endorsement もあり、私はサバティカル休暇を取ることにして、資格取得に向けたシステムコーチングのデリバリーに専念することになりました。

システムコーチングを学ぶ旅路での学び

システムコーチングを学ぶ中で、私にとっても様々な色んな気付きと学びがありました。

システムコーチングでは、1次プロセス(馴染みのあるもの、コンフォートゾーン)と2次プロセス(馴染みのないもの・新しい扉・可能性)やエッジ(違和感・心理的・精神的なハードル)と呼ばれるもので、私にとっての2次プロセスが明らかになりました。

私が特に変化を感じているのは、システムコーチングを学ぶ仲間との関係性の中で見つかりました。この学びの仲間の中では、私はいつもなんとなく担いがちな優等生な長女キャラ・しっかり者な私の「役割」を手放すことができたことはとても面白い発見でした。

このシステムの中で、私は自由に発言しそこに居続けれた感じがあります。それは、15人の仲間たちがとても暖かくてホッとする場所だったから。世代を超越した(20代から50代)、家族のような暖かな優しく真面目なシステムの中で、私は家族でいうとはさまれっこ・末っ子キャラで、のびのびと居続けられたことで、私自身が普段の役割を脱ぎ捨てて、優等生からの脱却ができたように感じています。

2024年10月:ハミダして、世の中にはばかっていこう!

そして今、学びの旅路を終えた私が気づいていること。それは、私達は新しい扉の前にたったに過ぎないということで、学び続ける旅はずっと続くということ。そして、全て、自分から始まる、ということ。

これからも「個」と「組織」の両方に関わることが出来るコーチとして、社内コーチとしても、社外の企業やシステムと出会い実践を続ける旅の中で、システムコーチングを通した対話の場を私自身も積極的に創出し、価値を届けていきたいです。

ペルセウスのコホートのみんな、ちえみん、CRR Global Japan のお世話になったファカルティの皆様、出会ってくれたシステムの皆様、支えて応援してくれた会社とCOEDASのみんなに心からの愛と感謝を♡

私は、自分の命を全うして生き切り、
世の中からハミ出して、道を切り拓きながら生きていきたい!

今、私の中にそんな熱い声があるのを感じています。そしてそんな自分との「内側を生きる」ことももっともっとやっていきたい。これからもこの旅路を続けていきます。

ハミ出しちゃった、
7回目の個人SVでふゆふゆと「ハミだす」を体現中!
ちえみん、ペルセウスコホートのみんな、ありがとう!!


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