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【[代表コラム]勇気を持って事実を直視する】
私たちを変化に導くエネルギーはどこから生まれてくるのでしょうか?
結論から申し上げれば、
現状とありたい姿(ゴールの姿)とのギャップが現状の修正エネルギーを与えてくれます。
心理学者のレオンフェスティンガーは、このマインド内でギャップが生まれている状態を認知的不協和という概念を使って説明しています。
認知的不協和(cognitive dissonance)とは、人が自身のマインドの中で矛盾する認知を同時に抱えた状態のこと、またそのときに覚える不快感を表します。そして人は、この不協和状態を低減する為に、態度や行動を変えます。
例えば、お腹が空いている時に、一生懸命家の中の食べ物を探す行動も、
“お腹いっぱい“の状態と“空腹“の状態の不協和状態を解消しようとしていると捉えることができます。
繰り返しますが、人を変化に導くエネルギーは不協和状態、ギャップによって生まれてきます。
では、ギャップを生む為に必要なものはなんでしょうか?
それこそがゴールなのです。
しかし、“ゴールは設定しているけどギャップがない“ということも実は起こりうるのです。
それはどういう状態かというと、
“ゴールだけを見ていて、事実を直視できていない“時です。
目を閉じて美味しい美味しいご飯が出来上がっているところをいくら想像して満足感に浸ったとしても、目を開ければ何も出来上がっていません。
マインド中で“美味しいご飯ができている“という状態をより強い臨場感にすると同時に、
“まだ何もできていない“という事実を認知しなければ、
不協和はうまれません。
しかし人間のマインドは秩序を求めるので、
ともすると、夢だけ見て事実を見ようとしないことで不協和を生み出さない方向にミスリードする可能性もあるのです。
皆さんのゴールや夢はなんですか?
それに対して、今の事実はどうでしょうか?
勇気を持って事実と向き合いましょう。
その時に感じる違和感こそがあなたを変革へと導くエネルギー源なのです。
[執筆]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)
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