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【マイナスな感情を上手に扱う方法】
マイナスな感情を上手に扱う事ができれば、人生を豊かに生きる事ができる可能性も高まります。その方法を脳の仕組みも交えながら記載していきます。
■目次
1)古い脳と新しい脳
2)マイナスな感情を上手に扱う方法
1)古い脳と新しい脳
脳は、古い脳と新しい脳の2種類に分けて考える事ができます。
感情や衝動、本能的な機能は大脳辺縁系の箇所で作用しています。これはどちらかというと、サルやチンパンジーにもある動物的な古い脳です。
理性・知性は、前頭前野という箇所で作用しています。人間は、この前頭前野が成長した為、論理的思考や抽象的思考ができるようになりました。これは人間のみが獲得した、新しい脳です。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO38736940Q8A211C1000000?channel=DF130120166093&page=2
ちなみに古い脳、新しい脳はどちらが必ず主となります。同時に主になることはありません。古い脳が主に働いているときは新しい脳が従となり、新しい脳が主となる時は古い脳が従となります。。
なので人間が感情的な状態は、古い動物的な脳が優位になり、新しい人間的な脳が劣位になってしまっている状態です。
2)マイナスな感情を上手に扱う方法
結論からお伝えすると、「基本的に時間は未来から過去に流れていて、マイナスの感情の善し悪しは、未来が決める」と考える事がマイナスな感情を上手に扱う方法になります。
まず、多くの方は「過去から現在、未来へ」と時間が流れ、過去の延長線上で未来を描きますが、そうすると過去に縛られ、理想的な未来を自由に描く事が難しくなります。マイナスな過去があった人は、その過去に縛られ、現実生活を送ります。
そういった事態を避けるために、「未来から現在、過去へ」と時間が流れると考える事をおすすめします。
そして、よく社会的な成功をおさめた人たちは、マイナスの感情を生む多くの失敗を持っています。そして、「当時は、苦しくて仕方なかったが、その経験があったから、今の自分がある。」と言った事をよく言っています。
これらのエピソードは、「過去の失敗の善し悪しは未来が決めている」というポイントです。
事実、過去の苦しいマイナスの感情が結果として未来にプラスの影響を与えています。
この事を頭に入れながら、マイナスの感情と向き合います。
その際、新しい脳(前頭前野)を主として使用し、時間と空間、善悪を超え俯瞰する視点を持つことが必要になります。
また、古い脳(大脳辺縁系)主ではなく新しい脳(前頭前野)が主となる為には、リラックスした状態が必要なため、深呼吸をしてリラックス状態を創り出します。
そうして、リラックスしながら「基本的に時間は未来から過去に流れていて、マイナスの感情の善し悪しは、未来が決める」と考える事で、マイナスな感情を上手に扱う事ができるようになります。
[執筆]佐藤光司(Coaching4U認定コーチ)/[監修]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)
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