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「あたなはどんな人ですか?」を3回繰り返し聞かれると、どんな体験をするのか?

こんにちは、中村聡良の「未来オーライ」です。
数ある記事の中から読んでくださり、ありがとうございます。

普段は、問いの力を高めて主体的な人生をつくるコーチングや、職場の関係性をよくする研修をしています。
その他、NPO法人こうのさとの活動で、自然栽培野菜を妊婦さんに食べていただき胎児に届ける活動を通じて、新しい命の誕生を同じまちに暮らす人々が祝福するつながりづくりをしています。

この番組名の「未来オーライ」は、「ほしい未来よオーライライ」を略していまして、私自身が「これをやるとよさそうだな」とか「こういう考え方をしていこう」と思った気づきや学びを、成長過程にいる同じ目線でお話していこうと思います。

「あなたはどんな人ですか?」と同じ質問を3回繰り返し受けました。

私はコーチング実践道場というところで、週一回学んでいますが、そこで体験したできことです。コーチング実践道場は、国際コーチ連盟マスター認定コーチの安海将広さんが道場主をされているコーチングの学びと実践の場です。

師範代で、同じくマスター認定コーチの青木理恵コーチに稽古をつけていただいたときの学びが今日の内容です。

元々は、「聞く」力を高めるためのワークとして始まった「あなたはどんな人ですか?」クエスチョン。「あなたはどんな人ですか?」への答えを聞いて、どんなことを聞き取るか、どんな視点を持って聞くのかを実践する場でした。

「聞く」ワークとは言え、「質問する」のもコーチの大切な仕事。「どんな視点から問いをつくろうか」と考えます。
しかし、このときしたのは、全く違うこと。
いろんな角度から「あなたがどんな人か?」を知るための質問をするのではなく、3回続けて「あなたはなどんな人ですか?」と同じ質問を繰り返すこと。3回同じ質問を受けたとき、私は感嘆の体験をしました。

3回同じ質問を受けたときの変化は?

1回目、「中村さんはどんな人ですか?」と聞かれたとき、私の答えは「家族との時間を大切にしています」と答えました。

2回目、「中村さんはどんな人ですか?」と聞かれたとき、私の答えは「高校時代はソフトテニス部で補欠、レギュラー陣を支えるようなマネージャーの役を担っていました。今も、先頭を走る人を支える役が合っています」と答えました。

3回目、「中村さんは本当はどんな人ですか?」と聞かれたとき、私は思考を巡らし、出てきた答えは「生まれは大阪で、親は奈良に住んでいて、祖先は滋賀の出身です。ルーツは関西にあります」と答えました。この答えが出てきたのは、私の中では驚きでした。そして、「今、そのこと気になってるんだ」という自分自身への気づき。

同じ質問を3回受けたわけですが、毎回、異なる思考が働き「私ってどんな人なんだろう?」を掘り下げることができました。

コーチがしたことは、同じ質問を3回。あとは、話しやすいようにうなづきと相づちだけ。しかし、同じ質問の繰り返しは、すごいパワフルクエスチョンでした。

1つでたら、また違うところから出てくる。そしたら、また違うところから出てくる。1つ目を出さないと2つ目、3つ目は出てこないんだと思います。そして、このワーク、一人でやるのはなかなか難しい。聞き役がいることで、「他には?」「他には?」と思考を巡らすことができるんだと思います。

身近な人に聞き役になってもらうのもいいですし、自分から聞き役になって「他には?」「もっと教えて」と聞いてみるのもいいと思います。「聞く」ことが相手への最大のプレゼントになると思います。

(といいつつ、奥さまの話を聞けていない私……)


最後までお読みくださりありがとうございました。
音声配信サービス「stand.fm」でも同じ内容を配信しています。ながら作業で聞ける音声配信、よければお聞きください。

stand.fm「未来!オーライ!!」
https://stand.fm/episodes/5ffd0ed56e04f72f2aa0d06f

では、今日もよい一日を!!

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