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あのことコーチング®
「あのことコーチング」と聞いてどんなことをイメージしますか?
− 「あの娘とコーチング??」
− 「はい。」
コーチングというと「クライアントがあるテーマについて話をし、コーチは傾聴し、視点を変える質問をする」というイメージが一般的かもしれません。
一方、あのことコーチング®は、そのような一般的なコーチングのイメージとは一線を画するコーチングです。昨日、体験し学びましたので少しばかりご紹介させていただきます。
あのことコーチング®では、コーチは具体的な表現の質問はせず「“あのこと”についてどう思いますか?」など、「あのこと」「あれって」「あれなんですね」と聞いていきます。
クライアントは、具体的に答えることもあれば、「“あれぐらい”ですね」など、「あのこと」「あれなんです」と答えていきます。
よく分からないと思うので、実際に私がクライアントとして受けたコーチングの会話をご紹介します。
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Co:コーチ CL:クライアント
Co:「あのことはどれぐらい前から考えてるんですか?」
CL:(しばらく目を閉じながら上を向いて)「あれぐらい前からですね〜」
Co:「あのことってどれぐらい大事なんですか?」
CL:「あのことは、あれぐらい大事ですね〜(笑)」
Co:「あれぐらい大事なんですね(笑)」「かなり大事なことに聞こえました(笑)」
Co:「あのことが思い通りになったら、どんないいことがありますか?」
CL:「あのことが思い通りになったら、ああなりますね〜(笑)」
Co:「ああなりますか!(笑)」
Co:「あのことを前進させるために、どんなことが考えられますか?」
CL:「1つ目は、あのことで、、、2つ目は、あのこと、、、」
Co:「2つあるんですね」
CL:「あっ、もう1つあって、あのことですね、、、」
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このような会話でコーチングが進んでいきます。
実際に受けた感想は、私にとって重いテーマでコーチングをしていただきましたが、私もコーチの方も「あのこと」と言うと笑っちゃうので、軽く扱うことができました。
また、コーチが理解できるように話をする必要がなくなるので、話の枝葉がなくなり、一気に本質に迫る感じもしました。短時間でコーチングが深いところまでいく感じです。
途中、口に出しながら頭を整理したくなることがあったので、「具体的なことを話したくなったら、自由に話してください」と初めにコーチからクライアントへ伝えておくと、もっとよいコーチングができると思います。
私のコーチングの課題に「質問するときの歯切れがよくない」「承認が少ない」があるのですが、あのことコーチング®だと質問のパターンが減るので歯切れよく質問できるようになるし、話を理解しなくていいので、その分のエネルギーを相手を観察しフィードバックすることに向けられるというメリットもあるなと感じました。
あのことコーチング®、さらに興味のある方は「あのことについて教えてほしいんだけど」とコメント入れてください。あのことコーチング®を使う際の3つの形や、具体的なメリットをお教えいたします(笑)
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あのことコーチング®は(有)以心伝心の登録商標で、(有)以心伝心代表の安海将広 国際コーチング連盟マスター認定コーチが開発した方法です。
以心伝心のホームページはこちら→ https://isindensin.jp/