しくじりシリーズ①まつエクサロンを10か月でお店を閉めた理由と内訳
粋がって何店舗も数か月おきに調子に乗って店舗展開していたころ、10か月でお店を閉めた店舗があるんです。結論から言うとごくごく完全な戦略ミス。というかなぜ気づかなかったのかわからないくらいの簡単なミスだったのです。今思うと、東京に・・・そして自由が丘に・・・という強い憧れだけだったかもしれません笑
場所は自由が丘駅徒歩3分の好立地にもかかわらず、コンクリート打ちっぱなしのおしゃれな建物。13坪くらいのこじんまりとしたテナントでした。しかも家賃は22万とかなりお安め。
家賃 199,756円
ホットペッパービューティー 464,400円
諸経費 100,000円
人件費 約600,000円
計 1,364,156円/月
毎月売上 平均850,000円と摩訶不思議な状況が6か月間。もともと開店6か月で判断と決めていたけどまさか本当に伸び悩む結果となったとは・・・挙句、度重なるいろんなことがそのお店におきて不吉だと思い人のせいにして(←絶対に人のせいではない笑)閉店を決めました。今では笑って話できますが、冷静になれていればわかる事だったんですが、その時は事業自体も順調でその時限りの感情で動いていたような気がします。
持論ではありますが・・・美容業界に関して長期計画は5年です。中期3年、短期1年と昔から設定しています。なぜ全体事業を短期設定にしているかは多くの理由がありますが10年続く美容室の生存率は10%ないかと思われます。9割の確率で存続率が低いのがわかっていて10年は夢見る夢子。そして性分的に10年も先を見ることができないというのもありますね・・・
10年続いたからと言って安心は全くないのも現実です。それこそ私の会社は今年10年を迎えます。そっからさらに15年目、20年目と続くのは1%もいないんじゃないかな・・・(肌感)※あくまで美容室件数25万件に対しての%です。
でも最初から10年でお店を譲渡、M&Aを設定で開業して事業計画立てるならおもしろいかもしれないですね。