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自責より他責の組織体質はサロンを滅ぼす~売り上げが上がらないのはまずは本質的なここ。

あるサロンでよく聞く会話の抜粋

「〇〇さんに頼みましたよ」「お願いしたはずなんですが」「この会議っていつのことなんですかね」「なんとなくこういう感じなのかと思ってました」「注意したはずなんだけどな」

この手のサロンは売り上げは上がりません。「絶対」っていってもいいです。

そして売り上げが上がらないのは集客能力の低い組織のせい。誰かのせい。などの理由をつけ、本質的な部分にさえ麻痺して気付くことができない。


ポイントをまとめてみる

①組織体質がそもそも他人体質

②双方向とも期待値が高い

③本質的に何を改善すればいいのかわかっていない

④現場視野が狭すぎる

⑤すべてのタイムマネージメントができていない

上記5つのポイントを紐解いてみる

①組織体質がそもそも他人体質

組織体質は現場へ大きな影響を与えます。わかりやすい表現でいうとこのコロナ襲来してサロンワークにあまり変化がないサロンは組織体質を疑ったほうが良い。この状況下で「今の色味はこんな感じが流行っています。今回これを試してまた、3週後にこの辺をこう変化して…」

正直次回いつ来れるかなんてこのコロナで誰にも分らないわけですよ。コロナ前と同じカウンセリングしているサロンは本当に考え直したほうがいい。なぜ今バレイヤージュが注目されているか。

カウンセリングの変化はもちろんのこと、スタイルだってロングが流行るのは間違いないと考えている。

そんな状況変化も、組織体質が良好なサロンは変化の対応も早く、長く先を見据えているはず。他人任せの組織は誰かがいつも負担を抱え、誰かが思いついて動いている。そして何かあれば誰かのせいになるという状況がループし続けいてるのは間違いない。

②双方向とも期待値が高い

何かアクションを起こせば、反応があると考えている。いわゆる期待値が大きすぎて、反応がなければショックを隠せず、次へのエネルギーの持続力がない。必要以上にエネルギーを消費し、ぬかりなく無駄な消費をしていることにより、エネルギーがわきから駄々洩れしているのに気が付いていない。

誰かにお願いしたら、何かを教えたら、やってもらえるは大きな勘違い。アシスタントだってやることはいっぱいあるし、それぞれ受付業務をして、お客様を担当して、次回の提案して、SNSやらなきゃでくたくたですよ。1回で伝わるなんて天才的知能に近い。

なら、ちゃんと期待値を測定する方法を作ればいいということです。やれたか、やれなかったかを測定する方法。

キャッチボールは相手がいる事。もし相手がいなくてボールを投げたら遠くまで転がってしまい帰ってきません。帰ってくるようにすればいいということです。

「〇〇をみんなに今週までに伝えてね。お願いね。」伝えたら教えてほしいです。何か問題があったら教えてくださいね。っていう簡単な一言が必要です。

③本質的に何を改善すればいいのかわかっていない

売り上げが上がらないことに関して、改善しようとしたとき目の前の仕事をこなしているだけのサロンワークが目立ちすぎて本質的部分が影になってしまっている。ではサロンワークの本質ってなんだろ。思いついた方、それに+αが必要なんです。それが改善点。

売り上げ下がったらまずは初心に帰りませんか。

ex 挨拶、掃除、活気、思いやり、上質な接客、謝るなど

④現場視野が狭すぎる

サロンワークはいわゆるアウトプットの塊。得た技術。お客様からの情報をまた違うお客様に話をする。前回の施術の状況確認後から今回の希望デザインの提案。知ってる知識、技術をとにかくアウトプットする場所である。

しかし美容師としてインプットする時間があまりにも少なすぎる。胸を張って勉強しています。誰にも負けない情報量を持っているといえる美容師がどれくらいいるんだろうか。

視野が広く、情報量が多いというのは圧倒的に人間性が豊かだと思っています。美容全般のプロとして毎日多くのインプットをする必要があります。SNSなどで今は簡単に情報を習得できるが、目に飛び込んでくる情報はインプットとはいいにくい。

自分からアンテナはってとりに行くのがインプット

⑤すべてのタイムマネージメントができていない

本当にこれ。時間管理が下手すぎる。すべては時間である。

できる人とできない人の差は個々しかないといってもいい。

人気スタイリストのタイムマネージメント、エグゼクティブのタイムマネージメント、自分よりも優秀な人の時間の使い方を見てほしい。それ以外なにもいうことはないでしょう。







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coaching salon vinegar  山口 亮子
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