姑の言葉にモヤモヤ…コーチングで見つけた自分の本音
私のクライアントさんには発達特性を持つお子さんを育てているお母さんがいます。
この方とは月に一度、もう1年以上セッションさせていただいています。
日々子どもの特性について学びながら専門家の助けも借りつつ、懸命に子育てに取り組んでいます。
ところが、ある日お姑さんから
「Aさん(クライアントさんのこと)、あんたの教育変えななきゃいけないね」
と指摘され、その言葉がずっと心に引っかかっていました。
気持ちを整理できず、3週間もの間モヤモヤした状態が続いていたそうです。
そんな中、先日のコーチングセッションでそのことを話してくださいました。
話していくうちに
本当は頑張っている自分のことをわかってもらいたかった。
お姑さんに言い返した言葉はこのお母さんにできる精一杯
ギリギリの大人な対応だったこと。
そんなことが見えてきました。
傷つく言葉を言われても「大人の対応をしなければ」と思っていたそうです。
毎日泣きそうになりながら頑張ってるのにまるで
「あなたのやり方が間違ってる」
って言われた気がしてどうしても飲み込めないけど、関係性を悪くしたくない。
そこでとっても葛藤していたことがだんだんとご自身にも見えてきたのです。
涼しい顔して何気ない顔でやりすごしたかったけど
それがうまくできなかった。
それをするには自分が「我慢しなければいけない」。
そのことに気づいたあたりからだんだんと顔の表情が明るくなり始めました。
我慢しなくてもいいんだ。
セッション最後に
「今日はどんな自分に気づきましたか?」
と聴くと
「自分を大事にしていいんだ」って思った。
と
ちょっと目を潤ませておっしゃってました。
そう、大事にしていいんだよーーーーーーー!
と叫びたい。
たくさん話して、いろんな角度から自分を眺めてみたことで
変えられること変えられないことにも気づき、
後回しにしてた自分が見えてきたみたいです。
このお母さんのように、モヤモヤした感情を抱えながら子育てに取り組む人は多いかもしれません。そんなとき、コーチングを通じて自分の感情を整理し、自分を大切にするという選択肢を持つことが、心の健康にもきっと大きく役立ちますよ。
コーチングは受けるよりも身につけるほうが自分を変えるスピードが速いですよ!