初めての無観客試合
コロナウイルスの感染拡大の影響により、リーグ戦が中断・延期されてから2週間。初めての無観客試合での再開となりました。
今回の開催にあたり、様々な「不安」と戦わなければならなかった選手・スタッフ達。
B.LEAGUEが無観客試合での再開を発表した後に、アメリカNBAや全米大学選手権、ヨーロッパ各国の主要クラブが参加するユーロリーグなど、欧米の各リーグが一斉に中止や延期の発表を行ったことにより、母国に家族を残して来日し、福島の為に戦ってくれている3人の外国籍選手達の不安も少なからずありました。ですが、彼らはコートに立ち、クラブの為、福島の為に戦ってくれました。
日本人選手・スタッフの不安も然りです。 家族がいる選手・スタッフもいます。自らが家族に感染させてしまうかも知れない不安、、、しかし、コートに立つ姿からは、その不安な面を感じさせない程のプロフェッショナルとして素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。
再開が良いのか悪いのかは正解がない
HCは、選手を守る立場でもあるので、今回の再開にはとても複雑な気持ちがあるのも事実です。試合後の記者会見でも沢山のメディアの方々に無観客試合についてのコメントを求められました。一個人としての素直な思いはお伝えさせて頂きましたが、無観客試合での再開に関しては、社会情勢や世論もあるし、リーグとして中止になった場合の経済的ダメージ(損失)も計り知れません。 自粛ムードが漂う中、「スポーツの力」はこういう時に発揮される場面でもあると思います。沢山の方々が画面越しに推しクラブの試合を楽しんだのも事実です。
それぞれの立場があり、それぞれ考えがあることなので、何が正解かは正直分かりません。
ブースターの存在の大きさ
今回の無観客試合を通して、ブースターの声援がどれだけチーム・選手達の「力の源」になっているかを改めて痛感させられました。
ブースターのみなさんから寄せられた、応援メッセージ。控え室前に沢山貼られていました。
中でも、一番驚いたのは、控え室の中にはブースターのみなさんの似顔絵。
普段見かけるお顔を拝見するとホームの安心感を感じることが出来ます。
似てるかは別として、、、笑 本当に沢山のみさなんからのサプライズありがとうございました。
クラブ初の3rdユニホーム "共闘”
そして、仙台戦ではクラブ初の3rdユニホームを着て試合に臨みました。
本来であれば、ご協力して頂いた皆様の前でお披露目したかったのですが、無観客試合での初陣となってしまいました。
今回の仙台戦は「東北ダービー」として沢山の方に会場で見て頂けるはずだったと思います。改めまして、本当に沢山の皆様のご協力のお陰で実現することが出来ました。この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。
これはお願いですが、バスケットLIVEで3rdユニホームを着て首位仙台に勝つことが出来た3.15(日)の試合は最低2回は必ず見直してください。笑 #15チリの復帰もあり 、今のチームの雰囲気の良さが伝わると思います。
今後について
次節以降は、今後リーグと選手会の協議、代表者会議等で決まることになっています。ですので、どういう状況になるか分かりませんが、準備を怠ることなく仕事したいと思います。 残り13試合、共に闘ってください。
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