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Yawaraの秘密特訓受けてきた
こんにちは、丸田です。
現在、楕円球キックコンサルタントとして
ラグビーやアメフト選手にボールの蹴り方の指導をする仕事をしたり、
また、マインドの使い方をクライアントさんに教える、プロライフコーチとしても活動をしています。
今回は最近僕がハマっている
趣味での成長について書いていきます。
その趣味は「格闘技」です。
これまで人を殴ったことも
人に殴られたこともない僕でしたが
33歳で初めて格闘技を習い始め、
朝倉未来さん主催の1分間1ラウンドの大会
「Breaking Down」に出場させて頂きました。
前回の第三回ブレイキングダウンは
ミドル級1dayトーナメントに出場。
決勝でプロレスラーの井土選手に敗れました。
なにこの悔しさ
— 丸田喬仁 | コーチ (@tomahawk_dl_k) November 27, 2021
圧倒的に自分が足りない pic.twitter.com/G960HnCels
試合に出てみたい
やってみたいと始めた格闘技、
初めての敗北にめちゃくちゃ悔しがっている
自分がいることに気づきました。
圧倒的に自分が足りない
次のブレイキングダウン開催までに
圧倒的な成長をして必ず自分を超える決意をしました。
天空の道場
本題の秘密の特訓について書く前に
いつもお世話になっている道場
原宿のYawaraについて書いておく必要があります。
原宿のYawaraは普段、8Fが柔術道場、9Fが最先端パーソナルトレーニングジムの複合ウェルビーイング施設です。
原宿のど真ん中から東京を一望できて博物館のようなかっこいい内装から
「天空の道場」と言われています。
2人の先生との出逢い
2021年10月初めてブレイキングダウンに出場するにあたって、何もわからないまま試合に挑もうとしていた僕に「一緒に練習しようか!」と誘ってくださったのがYawaraの代表の李英俊さんです。
卒業した今でもお世話になっていますが、
僕は当時Mindset Coaching Schoolというコーチングを学ぶ学校の生徒。
李さんはこの学校の校長先生という立場で、僕の本音のチャレンジを応援して頂きました。
今思うと李さんのこのお誘いがなかったら、 ブレイキングダウンで勝利をあげる事はまず無かったなぁと思います。
詳しくはこちらの記事から↓
李英俊さんプロフィール(ダイヤモンド・オンラインから抜粋)
経歴を見て頂くとわかるのですが、李さんはビジネスとフィジカル・マインドにおけるぶっちぎりの指導者。その上に、格闘技にも精通されています。
いつも李さんの教えはスッと身体に染み込んで、すぐに実践で使えるスキルになります。素直にその通りに実行すると結果が出る。
実際に第2回ブレイキングダウンの直前の特訓で
何度も確認した動きが試合でビックリするくらいそのまま出ました
↓↓
そして第3回ブレイキングダウンの直前には
柔術世界チャンピオン、Yawaraの柔術道場代表の村田良蔵先生にもご協力頂きました。
第2回ブレイキングダウンは寝技無しの「スタンディングルール」で出場したのですが、第3回のトーナメントになり寝技アリの「総合ルール」での出場になったので、困り果てていたところ、特別に稽古をつけて頂きました。
タックルの仕方、パウンドの打ち方を中心に全く知らなかった技術をインストールして頂きました。
前日の稽古の様子
ブレイキングダウン後、良蔵先生のお人柄、柔術・寝技の面白さに惹かれてYawara柔術道場に入門しました。
前回のブレイキングダウンでは、プロレスラーの井土さんに寝かされて負けたので、良蔵先生のもとで寝技も強いファイターになります。
今度柔術についても別途書きたいと思います
もちろんお二人に教わった内容も試合の結果に影響しているのですが、このお二人と事前に向き合ったことで、試合の当日に対戦相手のプレッシャーが軽く感じたのが本当にありがたい事でした。
Yawaraの秘密特訓
そして、先日李さんに3月開催予定の次のブレイキングダウンに向けて特訓をして頂きました。
この李さんの特訓によって、
僕のパンチの根本的な質が激変しました。
ものすごく興奮しています。
今回の特訓の成果からご覧ください↓
ブレイキングダウンに出場した際の
大癖パンチがこちら(写真)↓
格闘技をやっていない方も
この写真を見ても多少わかると思いますが
激変したポイントは
①前に突っ込まずに打てるように
②ガードが下がらないで打てるように
③威力とスピードが格段に上がった
④無駄な力みが無くなった
あと重要なのが
⑤カッコよく打てるようになった
という事。ホンモノには勝手にカッコよさが宿るもの。
動きがカッコいいかどうかは大事です。
特訓の内容
こんな激変を起こした李さんとの特訓で
どんなパンチの練習をやったのか?
気になるところだと思います。
実はパンチの練習はほとんどしていません。
重いウェイトを使用しない
根性の全くいらないトレーニングです。
まずは股関節周りの筋肉をストレッチポールでリリース。
このリリース、アスリートとしては常識だよなーと認識していましたが、普段やっているつもりでいて全然できていなかったんだと衝撃を受けました。
この朝、右の膝がパキパキ鳴るような状況だったのですが、正しいリリースの方法を教えて頂いて実践したところ、痛みと詰まりが取れました。
できてるつもり
やってるつもりが1番怖いなと痛感。
次は下半身と上半身を繋げるような
スクワットの派生系のようなエクササイズ
「パンチは下半身で打つのだ!」
「股関節を回す!」
というパンチのレクチャーがYouTube上などに溢れていて
おそらく身体の構造上ベストな形はその通りなのですが、
「実際に何をすれば下半身と上半身が
連動したパンチが打てるようになるのか?」
という答えは全く落ちていません。
(これってどんな競技でもあるある…)
その答えがこのエクササイズに詰まっていたように思います。
この時点で自分の中の「パンチを打つ」という認識が大きく書き変わっていました。
そしてこの肩甲骨周りの筋肉を
アクティベーションするエクササイズ
こんな顔になっているのは、普段使えていなかった筋肉を動かしているからです笑
キツいというか通っていなかったところに、神経が開通していくような感覚。
終わった瞬間は、背中がズーーんと重い感覚になりました。
このエクササイズ直後が、この章で最初に紹介した動画のシーンです。
この時、打っている自分は背中が重いのでパンチが遅いのでは?と感じているけど、実際目で見るパンチの速度は速い。という不思議な感覚を得ました。
トレーニング開始からここまで1時間。
(相当内容を端折ってお伝えしていますが)
ミット打ちをしたわけでなく
パンチの具体的な打ち方を教わったわけでもなく、
①僕の動きの特性を捉えてもらった上で
②身体の根本的なエラーを取り除いてもらう
③正しい動きができるように刺激を入れてもらう
という流れで李さんとYawaraの身体操作のメソッドを体験しました。
なぜこのエクササイズをするのか?という理論と
それがどんな変化をもたらすのか?という感覚が
セットになって指導して頂いたのが、最高すぎました…。
その後、僕の格闘技の動きのレクチャーもガッツリして頂いて終了。
身体の動かし方の認識がはっきりと書き換わった経験でした。
本当にありがとうございました!
もっと強くなりたい
「むおぉ!」
— 丸田喬仁 | コーチ (@tomahawk_dl_k) January 12, 2022
身体もマインドも変化するときは
自分がビックリするくらい激変する
この衝撃を
自分にも他人にももっと起こす
動画はYawaraでの秘密特訓より pic.twitter.com/Cpufeiq64j
今回感じた通り、身体もマインドも変化する時は一気に劇的に変わります。
もちろん日々積み重ねていく事が大事なのは前提ですが、エキスパートの方のもとで正しく学んで、積み上げるべき山に正確に努力を積み上げることが大事なんだなと感じました。Yawaraにはその環境が確かにあります。
僕はもっとこの「むおぉ!」な瞬間を体験したい。
次の試合までにどれだけ成長できるか楽しみです。
伸び代しかない、初心者最高。
ご協力頂いたYawaraの皆さん
李さん、本当にありがとうございました!
今回教えて頂いた、李さんの身体操作のワークショップを1月21日から柔術の会員も受けられるようになるとの事です。楽しみ〜!
それではまた!