テニスコーチは罪悪感とたたかう
雨の日にテニスレッスンをキャンセルすることに罪悪感を感じる。
特にレッスンをキャンセルした後に雨が止んでしまった時は罪悪感がワンアップ。「この天気ならテニスできたんじゃないの」という生徒さんや親御さんたちの心の声がテレパシーのごとく僕の頭に響いてくる、気がしている。
もうキャンセルしてしまったものはどうしようもないんですけどね。
前にも書きましたが、ハードコートの宿命ってやつで、濡れている時は滑って危ないからテニスはできない。なので、雨の日やコートが濡れている時のキャンセルはしょうがないこと。そうと分かっていても感じてしまう、この罪悪感。
ちなみに、僕のポリシーはできるだけレッスンの1時間前にはキャンセル告知をすること。早めに決めてあげたほうが子どもの親にとっては助かることが多いと思いそうしているんですけど、いかんせん気候の変化が激しいメルボルンだと1時間後には快晴なんてことはざらにあるんですね。
だからキャンセルする時は結構な割合で罪悪感とたたかった結果の苦渋の決断ということが多い。
雨の日のキャンセルは何だかこころに良くない。
いや、僕が割り切って考えられるようになればいいだけなのかな。決して悪いことをしているわけじゃないし。
それは分かっているけど、全然割り切れていないのが現状。
他のテニスコーチたちはどうしているんだろうか。