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会計士受験生なら読んでほしいnote ~まず知って欲しい3つの心得~

会計士試験の勉強法の記事をブログで解説しています。

✔本書の内容
会計士受験が最初に知っておくべき心得」を解説します。


この記事を書いている僕は、知識ゼロから2年半で公認会計士試験に合格できました。

その経験を元に、会計士受験のノウハウを紹介しています。


今回の記事は、下記のテーマでお話します。

◆今回のテーマ◆
1:公認会計士になることの本質的な意味
2:会計士受験に合格するために最も重要なこと
3:勉強法を確立することの重要性

早速、見ていきましょう。



1:公認会計士になることの本質的な意味


あなたはなぜ会計士になろうと思ったのか。


お金のため、モテるため、自己実現のため、、理由はいろいろあると思います。


まずは、あなたはなぜ会計士を目指すのかを考えながら、会計受験の全体像を把握しましょう。

1-1:公認会計士資格の価値と可能性
1-2:会計士の実際の生活とは
1-3:受験の全体像
1-4:会計士試験の特徴


1-1:公認会計士資格の価値と可能性

現代、公認会計士という資格の価値は高まっています。


年収800万を安定して稼げる職業は少ないですし、「個人で稼ぐ時代」と言われるいま、「ビジネスを包括的に理解できる職業」である会計士は、大きな可能性を持っています。


昔から言われていた「会計士は誰でも年収1億円プレーヤーになれる」という言葉が、現実のものにもなりつつあります

その話は長くなるので、ひとまず「会計士になってからの普通の生活」を知っておきましょう。


1-2:会計士の実際の生活とは

今回は、”監査法人に勤務する一般的な公認会計士”を例に一つ一つ見ていきましょう。

 ✔仕事

1~3年(年収450~650万)は、新人として先輩に仕事を教えてもらいながら、徐々にできることを増やしていく。受験時代に勉強したことを現実で生かせることが楽しかったりする。

3~5年(年収600~850万)で、チームリーダーなど責任ある仕事が増えて、少しずつストレスが増えてくる。慣れもでて毎年のルーティンワークが続く。

5~10年(年収800~1,100万)のどこかで、一生サラリーマンとして生きていくことを考えはじめ、覚悟を決める。

 ✔生活

会計士はステータスもあるし、普通にしてれば”ちゃんとモテる”。大丈夫。
生活は、”東京で暮らすか地方か”で全く異なる。結局は”高収入なサラリーマン”なので、とびぬけていい生活ができるわけではないが、”上の下くらいの生活”はできる。

✔キャリア

ずっと監査法人にいるか、独立、一般企業の経理、コンサルティング会社などに転職するケースが多い。海外の現地法人でコンサルなどをすれば、箔もつくし、年収2,000万くらいになるのでおすすめ。
いずれにしても、何の戦略も持たないでフツーに生きていると、”年収上限1,100万の高収入サラリーマン”がゴールとなるので、戦略が重要。


監査法人で働く公認会計士のイメージができたと思います。
「意外と夢がないな、、」と思うかもですが、普通にサラリーマンやるよりは全然良いはず。


では、実際の受験のイメージを見ていきましょう。


1-3:受験の全体像

受験の全体像をまとめてみました。受験生が誰しも通る道です。


■レクチャー期
それぞれの専門学校の授業を受けながら、会計士試験の内容を知り、理解していく時期。基本的に授業を聞いて、ひたすら復習をしていく。

■基礎習得期
テキストの計算問題や理論の肢別チェックを1通り実施し、例題レベルの問題はすべて解答できるレベルを目指す時期。言い換えると計算における型を身につけて、いつでもそれが発揮できるように体にしみ込ませるトレーニングをする期間だ。

■問題演習期
専門学校の答練(過去の答練を含む)や過去問を解きながら、実践的なレベルの問題を解けるようにする時期。また、テストで時間制限を意識しながら、問題の取捨選択の判断力をつける期間でもある。

■停滞期
誰しもこの時期が訪れる。知識や計算の理解レベルでは合格点を取れるはずなのに、なかなか点数が伸びない時期だ。
2~3年続くこともあり、そのまま受験をあきらめてしまう人もいる。

■合格レベル到達期
点数が合格レベルを超える時期。継続的な努力で伸びる場合もあるが、停滞した場合は思い切ってやり方を変えたほうが、上昇期に入りやすいケースが多いように感じる。
ここに来ると、自分が合格できる実力があると、自分自身で自覚できる。


受験勉強の全体像は大体こんなイメージ。
これが、1年で終わる人もいれば、5年以上かかる場合もある。

 

なるべく短期の合格を目指すため、次に会計士受験の特徴を知りましょう。


1-4:会計士試験の特徴

会計士試験の最大の特徴は、試験範囲が広く、身につけるべき内容がとにかく膨大であることだ。

 

量が多すぎて、新しい科目の授業が始まると、それまで習ったことや覚えた知識をどんどん忘れてしまう。
つまり、全然前に進めない状態になってしまう受験生が多いのだ。

 

そのため、試験勉強のやり方も、
膨大な量をいかに効果的に効率よく勉強するか」という点を中心に考えるべきだ。

 

勉強のやり方というのは「メモの取り方」や「復習のタイミング」「暗記法」「時間の使い方」など、細かな点にまで及ぶ。

 

勉強法というより、生活全般を受験モードにする方法に近いと思ってもらうといい。

 

他にも特徴として「相対試験」や「問題の取捨選択や時間配分が重要な試験」などの特徴もある。

 

ただ、勉強法に最も影響するのが、
”量”の問題であるため、まずはこの”量”に対応して合格レベルを身につける方法が大切。


2:会計士受験に合格するために最も重要なこと


会計士受験は最短でも1年はかかる長期戦です。


多くの受験生が受験を諦めてしまう原因が「モチベーションの維持」ができないこと。

結局、やる気が続く人は合格できるし、続かない人はできないんです。


じゃあ、どうすればモチベーションを維持できるのか?


3つの項目で解説します。

2-1:最重要は「覚悟」
2-2:次に「行動」
2-3:そして「環境」


2-1:最重要は「覚悟」

最も重要なのは「覚悟」です。


言いかえると「合格のために、どれだけのものを犠牲にできるかどうか」ということです。

あなたの生活や人生をすべてを、受験のために費やせる覚悟があれば、細かいテクニックなんていりません。

そして、覚悟は「モチベーションの源泉」でもあります。だから覚悟が弱ければ、そこから湧いてくるやる気も少ないのです。


まずは「あなたが合格と引きかえに何を犠牲にするか」を決めましょう。

覚悟ができた時点で、あなたは最終的に合格出来ます。


あとは、それを「いかに早くするか」、、そのために必要なのが「行動」です。


2-2:次に「行動」

合格できない人は「合格に必要な行動(勉強)」ができていないことがほとんどです。


会計士は一般的に4,000時間の学習が必要と言われます。やろうとするとこうなります。

1日の勉強時間:10時間
週休      :日曜のみ
学習期間    :1年半


言うは易し、行うは難しです。


実際には、1日10時間の勉強の中でも、
どれだけ勉強の質を高められるか」という話もあります。


僕はこの「行動」にコミットして、2つのnoteを書いています。

■「やるかやらないか」の行動
【会計士受験の勉強法】~短期合格へのロードマップ~


■行動の「質を高めるにはどうするか」
会計士合格には「努力の分散をしない」が重要 ~時間力を制する人が勝つ話~



大切なのは「やること」。

勉強したいけど、勉強したくない、、、。
そんな受験生を助ける突破口になれば嬉しいです。


2-3:そして「方法」

どんなに行動しても、「方法・やり方」を間違えてしまうと、努力が無駄になってしまうかもしれません。


勉強はやればやるだけで身につくものですが、同時に、身についた知識を忘れてしまうのが人間です。


つまり、努力の結果が消えてしまうような行動(勉強)をしていても、合格することは出来ないのです。


では、どうするか?

行動(勉強)の結果が積み上がる方法」を使う。

これしか解決法はありません。


最後の章で、勉強法が大切な理由と、どのような勉強法が良いのかについて、解説します。


3:勉強法を確立することの重要性


覚悟もある、努力もしてる、でも合格できない、、。

そんな受験生は多いもの。

なぜ多いか?それは勉強法を知らないから、会計士受験に合った勉強法をしていないからです。


ここでは下記の3つの項目でお話していきます。

3-1:3年以内の合格には「勉強法の確立」が必須
3-2:モチベーションに悩まない方法

3-3:会計士受験の特性に合った勉強法を早く見つけるべき


3-1:3年以内の合格には「勉強法の確立」が必須

繰り返しになりますが、会計士試験に合格したいなら「勉強法の確立」は必須です。


特に「3年以内に合格したい方」「2年以上勉強して短答に合格できていない方」は、キチンと勉強法を学びましょう。


これ以上、自分自身に絶望しないため、人生の時間を無駄にしないために、今までのやり方を一新する覚悟で臨んでください。



3-2:モチベーションに悩まない方法

勉強法を選ぶときに大切なのは、「モチベーション維持」がしやすいことです。


結局、勉強はやるかやらないかで決まりますから、「やる」を実行しやすいことが大切なのです。


僕自身、自分の経験から体系化した勉強法は、ホントに最強でして、その理由が「モチベーション維持に悩まなくなる」ことなんです。

■この勉強法の強み
 ↓勉強している最中に方法が正しいと分かる
 ↓勉強の方法自体に自信が持てる
 ↓勉強の中身に集中できる
 ↓自然と点数が伸びる
 ↓モチベーションが上がり続ける
 ↓さらに成績が伸びる
 ↓不安や悩みを感じない
 ↓勉強が楽しいまま合格まで進める


どうでしょうか?ちょっと興味わきますよね。


3-3:会計士試験の特性に合った勉強法を早く見つけるべき

どんな方法を選ぶにしても「勉強法の確立」は必要です。


そして、どうせ選ぶなら「会計士試験の特性に合った方法」を選びましょう。


最後も宣伝で恐縮ですが、
私が体系化した短期合格へのロードマップを使ってください(全部無料です)。


これほど会計受験に特化した方法は、他には絶対にありません。以上です。



最後までお読み頂きありがとうございます。

皆様が合格できることを心から願っています。


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