コーチング:応用技術【ネガポジ】
皆さん、こんにちは!
この度は、noteをご覧いただきありがとうございます。
コーチングの【応用編】が始まりました!
前回までの2回で応用姿勢でした!
今回は応用技術です。
基本技術は、【判断を脇に置く】、
【沈黙を大切にする】、【集中する】でした。
この基本技術はコーチングをする上で、
もっと必要な技術です。
これを実践して、セッションを行うことで、
クライアントは自ら答えを導き出します。
「答えを導き出すのは、コーチではなく、
クライアント自身」ということです。
応用技術では、クライアントが、
次の行動へ進めるように
するためのものが多いです。
セッションを通して、
答えを導き出すことはできた。
ただし、その答えの行動を実行しない。
そんなこともあるかと思います。
だからこそ、応用技術はその後押しを
していくことができます。
今回は、【ネガポジ】です。
【ネガティブなことを
ポジティブなことに切り替える】ということです。
これは様々な場面でも
よく話の出ていることかと思います。
人間の脳の構造をお伝えしました。
人間は【欠けている】【他と違う】ところに
目がいきます。
【ネガポジ】では、そこに目がいくのであれば、
その見ているものの見方を変えればいい
ということです。
例えば、「落ち着きがない」という
ネガティブなことをポジティブなことに
切り替えるとどうなるでしょうか?
「好奇心が旺盛」、「自由さがある」などに
見方を変えることができるでしょう。
ここまでは、よく聞くこともあるでしょう。
「好奇心旺盛で、いろんなことに
興味が湧いている人だね」とまずは見て、
伝えることです。
では、「落ち着きがない」という状況は
変わっていません。
ここからが応報技術のポイントです。
「集中してみると、もっと深くまで学べて、
さらに良くなりますね」と伝える。
こちらが期待していることを付け加えることで、
クライアントは次の行動へ意識が向きます。
そして、現状を認められてから、
期待を伝えられることで、
行動への抵抗感がなくなります。
「落ち着きがないんですね。
もっと集中すれば、深く学べますよ」
と伝えていると、おそらく答えはわかっても
行動には移行しないでしょう。
ここのポイントは、まずは「相手を認めること」
この時に、ポジティブな印象でクライアントが
現状を受け入れられることが必要です。
もちろん、そのまま受け入れられても
いいのですが、そのままでは「自分がダメだ」
のままになってしまいます。
だからこそ、クライアント自身が認められた
と感じること。
次に、現状を認めた上で「期待を伝えること」
クライアントが認められたことで、
コーチの言葉を受け取る余裕ができます。
だからこそ、やってみようという
行動への意識が向きます。
今回の【ネガポジ】は、
【ネガティブなことをポジティブなことに
切り替える】ことに留まらず、
次の行動へ移行するための言葉を
クライアントが受け取る余裕を
つくることができます。
今回は、【ネガポジ】についてでした!
次回の配信も楽しみにお待ちください!
ありがとうございました!
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