「信じやすい」の "陰と陽" と、振り回されない自分軸。
生きていれば
何らか一つ以上の組織とかコミュニティに属していることが
ほとんどだと思うのだけど、
実は少なくない数の人が、
そこでの方針とか流れとか「こうあるべき」みたいなものに
意外と自分で認識しているよりも
大きな影響を受けているんじゃないか、って
最近思います。
(まさに、親からの影響を
知らず知らずのうちに受けている子どものように)
特に、私は、もともと性質的に、
"飼い主に従順な忠犬ハチ公"
みたいなところが自分にはあると自覚していて 苦笑、
良くも悪くも
組織の大方針とか
信じている人の考え方や意向に
影響を受けやすいほうだなぁ…と、今では認識しています。
そう、良くも悪くも。
たとえば、
「今は休んでる場合じゃない。
とにかくやる気のある人は寝る間も惜しんで新しいことに挑戦すべき」
という通達?が会社から出たとすると、
ほんとは「休みたい」と心が言っていたとしても
休むことに罪悪感を感じて
「あぁ、わたしいけないことしてる…」
と感じたりとか、
挑戦できていない、と感じると
「私はやる気がないのかな…」と気持ちが落ちやすかったり、とか。
( こうやって客観的に文字にしていくと、
「え、自分、そんなに弱っちくなくない!?」とも正直思うし、
「文面にしたためた感じほど感じやすくはないはずだぞ!」
って思う自分もいるのだけど。笑 )
とにかく、
忠実に守れない自分がいると
無意識のうちに
自分を責めがちなところは、あるのです。
*
ずっと
こんな性質をもった自分が
本当に嫌だったかったから、
「信じやすいところがあるよね」
とか
「真面目だよね」
「すごく忠実な部下だよね」
なんて言われた日には
褒め言葉だなんては全く受け取れなくて
カーッと反発したくなったり
反論してたりしていた気がします。
それもこれも、
事実とは正反対の " 理想の自分像 " を大きく掲げていたから、で。
「正直、理想とは全然違うけれど、
実は自分にはこんな性質があるってことなんだろう」
と、事実を認めることは痛くて苦しいこと。
なんだけれど、
いったん、
良いとか悪いとかを捨てて
受け止めてあげられたら、
" 陰と陽 " のように
良い面も、そうでない面も、どちらも見えてくるんですよね。
おもしろいことに。
たとえば、
この性質をもっていたおかげで
達成してきたことや築けた関係性もきっとあったし、
一方では
失ってきた機会や消耗してきたエネルギーもあっただろうな、
ということが見えてくる。
*
「こんな自分、嫌だ嫌だーーー!!」
と言っているうちには
その性質があったからこそ良かった面が見えていないだけで、
そこが見えてくると、
自分が持ってる一面を一方的に悪者扱いしなくなくなり
" 怒り " が静まっていくし、
落ち着いて、
「これまでの自分に、ちゃんと感謝しよっ。
で、これから、もしそれが必要なさそうなら、
今日からは何を選択していこっか?」
と、もう一人の自分とやっと相談ができるようになるのかな、と。
信じやすい
受け入れやすい(受け止める、を通り越して)
こんな性質をもっていたってことは、
きっとそうすることで
得をしてきた過去があったからで、
恩恵を受けてきた面も必ずあるはず、なんですよね。
だから、
信じた誰かを責めたり
影響を与えられた何かを恨む?のはまた全然ちがうはなしになっちゃう。
信じようと決めた、
影響を受け入れると決めた、のは
自分自身なんですもんね。
自分の性質をよく知ってあげて、
光があたっていない面も見てみてあげられたら
自然とこれからどうしていきたいか?も
じわじわ見えてくるんじゃないか、と。
そうやって
自分の意志で選んでいったり
自分を許しながら進んでいくことで
【振り回されない自分軸】ってものが
強くなっていくんじゃないかなぁ、って感じてます。
私もまだまだ途上だから。
まずは気づけていることにOKをあげながら、
つどつど、もう一人の自分と相談しながら
歩いていくんでしょうね、きっと。
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