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「嫉妬」や「誰かを羨む気持ち」は、これからどこに行けばいいかを教えてくれてるんだな

コーチ業をしながら、都内の会社でも働かせていただいている毎日。

大事な社員の皆さんとのコーチングセッションをさせていただく日もあるし、セッションでなくても、たわいない雑談から私自身も色んな発見がある日々です。

雑談をしてたある時、「香織さんは誰か他の人がうらやましく思うことってないんですか?」とふと聞かれたことがあり、

え?それは、普通にありますよ、とこたえました。笑

嫉妬心や誰かを羨ましいと思う感情を持つことすら自分に禁止していた時期もあったから、その時とは捉え方が変わってきているけれど、一切嫉妬とか羨む気持ちがなくなったというわけじゃない。

(感情を持つことを禁止、というよりは、「そんな私、見たくない!」って見ないようにしてたって表現が一番表近いのかもしれないな)

嫉妬心や誰かを羨む気持ちって、きっと多くの人にとって(私も含めて)「負の感情」にカテゴライズされているんじゃないかと思っていて。

私自身は、負の感情自体を
悪いもの
要らないもの
忌み嫌われるもの
と、無意識に思ってきました。

だから、
負の感情が湧いてきた時に「あぁ~自分感じてませんから!」と、
感情自体を
否定したり
蓋をしたり
無視したり
無意識のうちにしていたことがとても多かった。

"負の感情" を感じてる自分すら嫌になっちゃったりすることもあったなぁ。

何が変わったから、捉え方が変わったのか?

いまでも普通に嫉妬する気持ちや人を羨ましく思う気持ちは出てきます。

じゃあ、以前と何が変わったのか?

ゆっくり分析してみると、

感情を否定しないで、いったん手にとって眺めてみてあげる

ということが、少しずつ、少しずつ、できるようになってきたことが大きくて。

感情を手に取って眺めてあげられたら、

どうして私はそう思ったんだろう?
何が、そう思わせたんだと思う?

ってやさしく聞いてみるステップにも進みやすくて。

流れに乗ってここを掘り下げていくと、実は自分が直面してる課題がクリアになることが多くて、思わずハッとしたことが何度もあります。

今でも、そうです。
日々、いろんな自分を発見してる。

ある女性起業家仲間のSNSを見ていた時、「●●プロジェクト推進中です!」とにこやかな写真の投稿があって、心がザワついたことがありました。

この時、どうしてこんな気持ちになったのかとても気になって、
掘り下げていくと、

自分が新たに参画したプロジェクトがうまく回っていないと感じてること
本気で取り組みたいと思っているけど、そこまでできていないこと
中途半端になってるなと、焦りや不安を感じていたこと

が見えてきました。

そっか、私も大切にしたいプロジェクトに参画しているじゃない
全然動けてないわけじゃなかったんだね
焦りや不安があったんだね
でも、それに気づけていなかっただけなんだね
なんとか軌道に乗せたいと思ってるんだね
今、一番何をしたらいいか、見えてきたね

『仲間の華々しい活躍』というフィルターを通して
ようやくモヤモヤ感じていた自分の課題が理解できた瞬間でした。

この発見のおかげで、目の前に集中することができた。
本当に、ありがたい気づきだったな。


” 感情は私たちが進むべき道を教えてくれる。地図のようなものだ ”

どこかで見たことのある言葉。

体感してみて初めて「本当にその通りだなぁ」と感じます。

どんな感情とも仲良くしたいな。

感情との仲が深まるごとに
自分の進む道がクリアになり、
より心地よく進んでいくことができるはずだから。


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