「この人の前では、言葉にできなかった想いを言葉にしてみていいんだ」と思えるひとに。
先日、助産師さんとのやりとりを通して、
わたしは、
「この人の前では、言葉にできなかった想いを言葉にしてみていいんだ」
と思ってもらえるひとでありたいんだな
と、
" コーチとして大事にしたいと思っていたこと " を
改めて感じたできごとがありました。
*
第二子を出産予定の病院では、
バースプランというものを通して
助産師さんとおかあさんが
「どんな出産をしたいか?」を
共有するとりくみがあります。
(ちなみに、長男は実家の個人病院での出産だったこともあってか、
こんなやりとりは私は初めてのことで)
記入用紙をみていくと、
「経産婦さんにお聞きします。前回の出産はいかがでしたか?」
という欄があって、
長男出産の頃の映像がダダダっと流れてきました。
ーーー
人生初めての痛み。
お腹がドンドコドンドコ太鼓叩かれてるみたいになっていって
思わず大きな声が出ていた(気がする)
(というか、かなり叫んでたんじゃないだろうか。。。
意識があまりなかったけれども><)
個室のお部屋だったのだけど、
横の部屋から壁をゴンゴン!!ってされて、
「わーごめんなさい、うるさいですよねーー
でも声出るんですよ、ごめんなさい~~」
と思った人生初めての出産の映像。。
ーーー
「あぁ、また、今回も痛くて叫んじゃうかもしれないなぁ
周りに迷惑かけちゃうかもだなぁ」
なんて思いがあったけれど、
自分のなかでは
「まぁ言葉にして伝えるほどでもないこと」で処理していたので
誰かに言葉にして伝えたことは無かったんです。
助産師さんと面談したときに、
「なにかお産のことで気になってることありますかー?」と聞かれ、
その雰囲気が
すごくふんわりした雰囲気できいてくださり、
何でも話していいんだよオーラを一方的に感じて、
ちょっとこのことをお話してみる気になりました。
「前回、叫んじゃって、ちょっと申し訳なかったなって思ってるんです。
もしかしたら今回も叫んじゃうかもしれなくて。えへへ」と。
そしたら、その助産師さんは目をまるくして、
「いいんですよ、叫んでも^^
静かにしてるほうがいい妊婦さんもいれば、
叫んだ方がすっきりする妊婦さんもいるし、いいんですよ~!
気にしないでドンドン叫んじゃってくださいね^^」
と満面の笑顔を見せてくれて。
えーーそうなのーー!?
うわぁ、なんだこれは。
いやされる~~
嬉しい、そんな風に声をかけてくれるなんて。。。
と、オーバーかもしれないけれど、感動したのでした。
*
助産師さんがつくってくださっていた
「このひとは受け止めてくれるかもしれない」
という安心感に包まれた雰囲気。
言葉にして外に出せた、伝えられた、というだけで
「言えた~」と感じられた達成感。
「心配だな」って
気持ちを受け取ってくれただけで
救われて、感じる安心感。
あらためて、
コーチとして私はこんな雰囲気で
クライアントさんの前でありたいし、
「言葉にできなかった想いを言葉にしてみていいんだ」と
自分を許してもらえたら嬉しい…
と思っていたんだなぁと感じました。
それにね、
助産師さんだって、
初めて喋る妊婦さんに対して
毎回少しの不安や緊張だったりもあるのかもしれないけれど、
でも、
「指導しなきゃ!」とか
「正しい情報を伝えなきゃ!」とか
「しっかりした助産師だって思われなきゃ!」とかを大事にしていたら、
今回のような雰囲気をつくることは
難しかったのかもしれなくて。
とにかく、
ほんとうに些細なことではあるのだけれど
「寄り添ってもらえた」と感じられただけで
救われた私がいて。
自分じゃなくて "妊婦さん" にベクトルを向けて
終始対応してくださった助産師さんの在り方から、
やっぱりDoingではなくてBeingが大切だなぁと感じた
とてもホクホクなひとときでした。
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