フェムトパートナーズ様投資先向け勉強会
こんにちは。コーチェット 吉田です。
著名なベンチャーキャピタルであるフェムトパートナーズさん（以下フェムトさん）が、弊社コーチェットのパートナーVCに参加してくださるということで、先日5月17日にフェムトさんの投資先企業に向けて勉強会を実施いたしました。
内容はフェムトさんとのご相談と参加希望の方々の事前アンケートから決定しました。
投資先の皆様、6社14名の方々にお集まりいただき、経営者・マネジメントメンバーのセルフマネジメントとコーチングについてのレクチャーとワークを実施いたしました。
まずは、リーダーにとって「セルフマネジメント」はどういった意味があるか、についてレクチャーをさせていただき、状態のマネジメントとしてコーピングについて考えるワークを実施しました。
「コーピング」とはストレスを感じた時に、その原因を除去しようとしたり、気分を変えたり、発散しようとするような行動のことで、ストレスの原因を取り除くアプローチの問題焦点コーピングと、引き起こされたストレス反応としての怒りや不安を下げるアプローチの情動焦点コーピングがあります。
手元にお渡ししたワークシートにご記入いただいたところ
「感情を吐き出すことがとても苦手」
「子どもと遊ぶことは気晴らし型に入るのですね」
といったコメントが出ていました。
起業家やスタートアップの経営者の方は問題焦点コーピングに偏る傾向もあるようですので、情動焦点コーピングの方法をいくつか持っておくことは大きな意味があります。コーピングの種類は多い方がいいですからね。
次に感情のマネジメントとして「思考の癖やバイアス」についても考えるワークを行いました。
こちらもまた、みなさんにじっくり考えていただきました。
「メンバーに期待した成果を出してもらえないと残念な気持ちや、諦めの気持ちが起きる」
などの感情が語られ、ワークシートに書き出していただいた、信念や感情・行動の裏にある願いについても探っていただきました。
その後、私たちが用意したスクリプトを利用して、隣の方と2人1組でショートコーチングも実践していただきました。
弊社のPEER+というピアコーチングのサービスでもスクリプトにそって、初心者でもコーチングができる仕組みを提供していますが、15分ずつのコーチングをお互いに実施していただいた後には
「見様見真似だけどなんとかできた」
「相手に関心を持つことが大事なんですね」
といったような感想をいただきました。
コーチェットでは起業家やマネージャーなどの個人や、企業に対してトレーニングやコーチングを通じて直接的にご支援する以外にも、フェムトさんのようなパートナーVCを通じたスタートアップ支援の形も提供しております。
パートナーVCの皆様におかれましては、投資先企業の方々にセルフマネジメントやコーチングに接していただく、今回のような勉強会の実施について、是非ご相談ください。
また新たなパートナーVCも募集しておりますので、こちらについてもお気軽にお問い合わせください。
ご参加いただいた皆様、フェムトパートナーズの皆さん、ありがとうございました！