失敗したときに,これチャンスじゃん。と言い続けたらこうなった。
僕は塾生の子どもたちから悪い報告を受ける度に,「そっかーじゃぁチャンス到来ってことだね。」とつい言ってしまうのですが,これが面白いことに当初「困惑気味に」受け止めていた子どもたちの反応が少しずつ「肯定的に」変わって来ているのです。
こういう対話を何度も繰り返していたら,いつの間にか子どもたちにも浸透していって,最近では「自分が気が付いていること」に,気がつくことができてチャンス化できる生徒も増えてきています。
この対話はつい昨日した掛け値なし脚色ゼロの対話です。
子どもたちの順応性というか,プログラム化の速度は大人のそれとはやっぱりちがうなと感じます。オトナの場合は,もうすでにゴリゴリに凝り固まったプログラムが発動していて,それを上書きしなくちゃいけないという点で簡単には,失敗をチャンスだと考えるなんてできないんですね。
それ無理矢理チャンスって言ってるだけじゃん。
なんて斜め上からみちゃう。
こうときはカタチからでも習慣化することで,いつの間にかリプログラミングできていることがあります。
失敗とか悪い結果が出たときの
「チャンスじゃん。」
が,僕はすでに口癖になっちゃってますが,これも最初は「ああよく考えたらチャンスと捉えることもできるよなー。」というところからスタートしてます。
慣れてくると自然にチャンスが見えてくるようになりますよ。
ホントです。
不思議ですよね,目の前で起きていることは変わらないのに,視点を違うところに置くことに体が慣れてくるんです。
失敗した。
で思考停止してしまうと,結果になってしまいます。
失敗したから,次はどうする。
と思考を続ければ,結果でなく,過程です。成功の途中です。
わかっていても変えられないマインドセット。
なるほど,と思っても実際に試してみるひとは10%程度なのだとか。
変えられるひとは,試してみるひと。
あきらめないで,試行錯誤し続けるひと。