行動にうつせないひとのためのセルフコーチング
行動にうつせないひとのためのセルフコーチング教材。
いっしょに考えてみよう!
やりたい,やったほうがいい,チャレンジしてみたい,にもかかわらずどうも行動にうつせず,後回しになっているか,お蔵入りになっているアイディアや計画をひとつ思い浮かべましょう。
そのアイディアを実際に行動にうつすと,どうなりますか?
より具体的に,鮮明に,想像してみましょう。
最初の行動はどんな行動でしょうか。
最初の行動をとった直後,どのようなことが起きますか。
周りのひとの反応はどのような反応でしょうか?
自分の気持ちはいかがでしょうか。
続けて,行動してみましょう。
計画やアイディアが成功しているところを想像してみてください。
狙い通りの成果があがったことに,あなたはある出来事をきっかけに気が付きます。
ある出来事とはなんでしょうか?
誰かが声をかけてくれたり,気分が高揚していていたりするでしょうか。
めずらしい友人から電話があって「聞いたよー,すごいねー。」なんて言葉ではじめて成果が出たことに気が付くかもしれません。
鏡の中の自分がいつもよりずっと笑顔であることに気が付くかもしれません。
あるいは,成果があがったことで新しい課題にぶつかって,さらに闘志を燃やしている同僚から相談を受けるかもしれません。
あなたの成果があがったのはなぜでしょうか。
うまくいった理由はなんだったでしょうか。
行動にうつし,行動を続けるときを振り返って,あなたの気持ちを教えて下さい。
行動に躊躇する要因をあげてみてください。
より具体的に,鮮明に,詳細に書き出してみてください。
「書き出す」んですよ。
めんどくさいかもしれませんが,真っ白なA4用紙に,思い付く限りの要因を書き出してみましょう。
書き出した要因を,事実とそうでないものにわけましょう。
あるいは,論拠のない,薄い,予想を区別しましょう。
事実のように感じるものについては,「本当にそうだろうか?」と再度自分に対して客観的にたずねてみましょう。
事実としての問題点,課題点について,深掘りして検討をしてみましょう。そうでないものについては,その結果大問題になるのか,なんとかなるぐらいの問題なのか考えてみましょう。
もしも想像した結果になった場合,あなたがどれほど困るのか想像してみましょう。
また,起きる確率を想像して,記入してみましょう。