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4/26監督も参加! オンライン映画上映会 を開きます

新聞記者の私が、母になって困ったこと。

それは、脳みそがいい具合に動き始めて文字が流れてきた夕方に、原稿を書くのを中断し、子どもを保育園へお迎えに行かなければいけないこと。

子育てしているからこそ、切実に伝えたいことがあれこれ生まれるのに、日々のことに追われて、ゆっくり文章を書いたり、考えをまとめたりする時間と能力が足りない。でも、くやしいこともあるけれど、だからこそ、生まれる原稿もあることを知りました。

コマロンをはじめてから、ケアのままならなさ、を知る「伝える仲間」の気配を感じるようになりました

「伝える仲間」と言葉を交わす機会を作りたくて、映画上映会&お話し会を、企画しました。4月26日に、オンラインで開きます。開催にあたり、コマロンに記事を書いて下さっている砂子啓子さんに、ご協力いただきました。ありがとうございます!

映画視聴期間は、4/23午後6時~4/26午前10時。視聴期間が終わった4/26 10時10分~、わき上がった思いやモヤモヤを心にしまい込まず、映画を撮った田中悠輝監督と語り合い、言葉にしてみる場【お話し会@Zoom】も作りました。

田中監督と、多くの映像作品を生み出してきた鎌仲ひとみプロデューサーの「伝えたいこと」が見えてくるまでの過程もお聞きします。みなさんと、思いを深める場にしたいです。(お話し会に耳だけ参加、映画のみ視聴、でもOKです。トークアーカイブもあります)

映画の舞台は、複数の自立生活センター。ヘルパーでもある田中監督が、利用者のみなさんの様子を3年かけて記録しました。いよいよ劇場公開、となった2020年の春、新型コロナウイルスの感染が広がりました。劇場で映画を見ていただく機会が減っていく中で、オンラインでの上映もはじめたそうです。

コマロンも、暮らしの当事者が書くこと、を大切にしてきました。丁寧に、埋もれさせてはいけない言葉を地道に伝え続けている「インディペンデント・リビング」のありかたに共感しています。

申し込みは、こちらからお願いいたします。


【書き手】山内真弓。小学生と保育園児の母。元転勤族で、茨城、仙台、千葉、東京で子育て。「遠くに行かなくても満たされる暮らし」の豊かさを知りました(体力もないため)。コマロンをはじめた毎日新聞記者です。