心に聞く
心に聞く
とは カウンセラー 大嶋信頼先生が提唱する心理療法FAP (Free from Anxiety Program :不安からの解放プログラム) の中で使われている手技の一つです
現代催眠の一種で、自分の潜在意識(無意識)にアクセスします
FAPはトラウマ治療であり バラバラな感情を統合させ本来の自分に戻る事を目的とします
大嶋信頼先生は近年たくさんの著書を出されていますが、わたしはこのFAP心理療法を使うカウンセリングルームに2017年から1年半ほど通っていました(担当カウンセラーは大嶋先生ではありません)
前々から 色々と生きづらいな、と感じていて、でも精神科に行って投薬するほどでも無いし…う〜ん…困ったな…と思っていました(>_<)
他人のダメージも自分の事のように引き受けてわたしは関係無いのに傷付いていたり、人の動向も気になるし、災害の映像なども見ると涙が溢れて
精神が振り回されて疲れる(T-T)
と感じていたところに偶然電車の車内広告で大嶋先生の本を目にし、これまで「わたしって ちょっと精神が普通じゃ無いのかも」と思っていた案件が書籍の文字になっていた事には心底ビックリし、でも同時に大きな大きな「救われた感」がありました
その場で書籍をネット購入し、カウンセリングルームを探し、人生初のカウンセリングを体験しました
このFAP療法はクライアント側に痛みも苦痛も無く、通って行く中で、わたしを支配していた人や思考から解放してくれました
物の感じ方や考え方が本当に変わり、カウンセリングはわたしにとってとても大きな出会いとなりました\(^o^)/
そしてこのカウンセリングを行う上で「心に聞く」と言う手技を用いるのですがやり方は簡単で誰にでも出来ますからご紹介しますね
「心に聞く」とは「自問自答」すると言う事なのですが、顕在意識の中での自問自答では無く、潜在意識にアクセスしての自問自答なのです
顕在意識ってこの世の常識・思い込み・エゴなどにまみれていますよね
そこからの答えを引き出すのでは無く、自分自身の本心である潜在意識からの答えを引き出すのです♪
本来の自分の答えを引き出す
どんな時に使うかと言うと
何か決められない時
今どういう状況なのか分からない時
本当は自分がどうしたいのか分からない時
「心に聞く」と選択や決断が出来ます
やり方としては
自分の心に向かって
例えば
「心よ、わたしは○○がやりたいですか?」
「心よ、この痛みは誰のものですか?」
「心よ、わたしは何が食べたいですか?」
などなど、軽いものから重いものまで何を聞いてもOK(^.^)
もし心がしーんとして答えが返ってこなかったら
「心よ、心に邪魔はありますか?あったら邪魔を排除してください」
「邪魔が排除出来たら教えてください」
と言って、邪魔が取れたら再度「心よ、〜」と問いかけていきます
「心よ」の言葉が自分の潜在意識にアクセスする為のワードなのでとても大切です♪
そして出てきた答えはもしもビックリするような「!」とか「?」な内容だったとしても疑わず信頼していくのもポイントです
やっていると「これって、わたしの顕在意識からの答えなのでは?」と言う疑念に駆られる事もあるかもしれませんが、大丈夫です
とにかく出てきた答えを信頼してみて、そして自分を観察していくとだんだんと自分自身と繋がる事が出来てきます(^ ^)
自分の事を信頼出来るようになってきます
カウンセリング中にはカウンセラーとクライアントの二人で 心に聞いて行く ので、より安心感や確信が持てました
わたしはこの手法を知ってから日々の生活の大きな事から小さな事までたくさんたくさん心に聞いています♪
いつも自分と対話している感覚で、一人でいても一人じゃ無いみたいな感じ
(わたしはこの感覚が好きなのですが)(^ ^)
わたし達の生活は本当に選択の繰り返しの毎日ですから、もし色んな事に迷われている方はぜひこの手法を使ってみてくださいね♪
わたしはこのFAP療法をもっと深めたいと思い、2019年にFAP上級を修了しました
また誰でも出来る手技などはシェアしますね☆
常田 春美