「2022年を生き抜くための目標を立てよう!」講座を開催しました
やまなし未来創造HUB 共創チーム1 主催の「2022年を生き抜くための目標を立てよう!」講座が開催され、講師をしました。
講義とワークショップとの構成での開催予定でしたが、コロナの影響で急遽オンライン(zoom)での開催となりました。知った顔のメンバーがほとんどだったので、のんびりとした楽しい時間となりました。
「2022年はどんな年か?」_講義
講義では「2022年はどんな年か?」ということを話したのですが、結構漠然とした内容になった感じです。
今は、風の時代と言われていますが、実はもっと大きな2000年くらいのサイクルで言えば魚座の時代から水瓶座の時代になったと言われています。
この「魚座の時代から水瓶座の時代」になって何がどう変わったのかを一言で言うと「所有からシェア」と言えるでしょう。
「所有」の時代では、「持つ・持たない」「強い・弱い」「勝つ・負ける」と所有するには必要な感覚が時代を占めてたと言えるでしょう。
これが「シェア」の時代になったのだとすると、「所有」の時代の感覚は全く通用しなく(意味がない)なるのだと思います。
「私⇄あなた」の感覚が「所有」だとすると「私たち」の感覚が「シェア」なのだと思います。
2020年後半からこの動きが始まり、意識として顕在化してくるのが2022年なのだと思います。
そして、この「私たち」の感覚が強まってくると、私の感覚では「Commnunity」がキーワードになるのではと思います。
日本語にすると「地域社会」とかになりますが、「物理的なエリア」を指す「地域」と「思考や趣旨、考え」といった「社会」との混合体だと思います。今はオンラインが盛んなので、「物理的なエリア」というのも多様になっていき、様々な「Community」がうまれるのではと思います。
ここに「私たち」という感覚が組み合わさっていくので、今までにはない世界が広がっていくことと一方で、今までにない感覚に乗っていけないという人たちも顕在化してくるだろうなぁ〜と思います。
そして、この「私たち」の感覚にとって重要になってくるのが「私」という感覚です。今までは「私⇄あなた」が主流だったので「比較」という感覚にどっぷりだったのだと思います。でも、「私たち」という感覚では実は「比較」というのは何の意味もなさなくなります。それよりも、より「私」について一人ひとりが自覚的にならないのだと思います。
「私」がしっかりと自覚できていないと「私たち」という感覚を形成できないんじゃぁないかなぁ〜と思うからです。
「あなたの立てるべき2022年の目標とは?」_ワークショップ
こういった話しの流れが前半にあったので、当初のタイトルにある「あなたの立てるべき2022年の目標とは?」という目標設定のワークはイマイチだなぁ〜と思い、目標のワークではなく「免疫マップ」というものを参加者と私とで一緒にワークをしました。
この「免疫マップ」は、「なぜ人と組織は変われないのか 著:ロバート・キーガン」に出てくるものです。
この「免疫マップ」ですが、簡単に言うと「人はより良くなろうと目標設定をして臨んでいくが、元々ある私に戻ろうとする正に免疫的なシステムを持っている」というものを明らかにするものです。
本の中にある「免疫マップ」には上にあるシステムを支える「強力な固定観念」がセットされているものですが、今回はその部分のワークはしませんでした(時間的に無理だったので^^)。
(ファイルにはワーク用紙と上にある解説がPDFになっています)
ワークはそれぞれの項目を記入し、それをフィードバックしてもらいリフレクションしていくといった感じで進めました。
人数も少なかったこともあって、一つひとつ丁寧に進められたので参加者の方もそうですが私自身も色々と気づきがありました。
印象的な言葉で言えば「この感覚って普通で当たり前だと思っていたけど、個人的な感覚だったことに気づいて驚いてます」、かな。
最後に
全体で1時間30分ほどでしたが、内容盛りだくさんだったと思います。
参加された方々も持ち帰ってもらえるものがある感じで、よかったって思います。
そして、今回の中にも出てきた「Community」ですが、今回の開催は正にこの「Community」を形成していくきっかけになったのではと思いました。
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