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ぼっち系YouTuber・パーカーさんのエッセイ『ひとりの時間が僕を救う』に救われる

6月17日発売、パーカーさん初のエッセイ『ひとりの時間が僕を救う』を読みました。

ご存知の方もたくさんいらっしゃることと思いますが、パーカーさんは、神戸の大学に通う大学生で、チャンネル登録者数が40万人を超える人気YouTuberでもあります。ひとりの時間を楽しむ様子がアップされていて、正直あまり編集は上手ではありませんが、クセになる不思議な魅力を持っている方です。

自らぼっち系YouTuberを自称しているパーカーさんが、普段どんなことを考えているのかを垣間見ることができるのが、このエッセイなのです。

最近パーカーさんのYouTubeを見始めて、その不思議な魅力に取り憑かれてしまった私は、Amazonで予約が開始されてすぐ予約購入しました。

手元に届いてから何気なく読み始めたのですが、テンポの良い文章と、疲れさせない構成のおかげで、届いたその日につい一気読みしてしまいました。

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パーカーさんと自分は、年齢も性別も生まれた場所も違いますし、歩んできた人生も全然違います。でも、共感できるところがめちゃくちゃ多くて驚きました。

経緯こそ違うものの、私もひとりの時間が好きです。人間関係はできる限り少ない方がいいと思っていて、友人もいないに等しい。正直ちょっと寂しいと思うこともありますが、それでもそれなりに楽しく生活しています。

ところがパーカーさんは、自分よりもずっとポジティブで、達観していて、真にひとりの時間を楽しんでいるように思いました。

自分の方がちょっとだけだけど長く生きているはずなのに、読んでいてハッとさせられることがたくさんありました。

中でも、「物事はトレードオフで、何かを得れば何かを失う」という一説。

これには流石に、パーカーさん本当に21歳?と思ってしまいました。この言葉を胸に置くだけで、人生がかなり楽になる気がします。

また、なかがき「ひとりになるために」もよかったです。どのように今のようなひとりの時間の捉え方や楽しみ方が形成されてきたかが書かれていて、かなりグッときてしまいました。

パーカーさんがずっとひとりの時間を楽しんでいたわけではないということを知れたことで、自分も変われるかもしれないという希望を持つことができました。もう成人してから随分経ってしまったけど、今からでもパーカーさんのように生きてみたいな。


……と、なんだかめちゃくちゃアツい感じになってしまいましたが、結局何が言いたいかというと、いいエッセイなので皆さんも是非読んでみてくださいと言うことです。

パーカーさんはnoteも書いていらっしゃるので、こちらも是非。


大切なお時間を使って読んでくださり、本当にありがとうございます! 気に入っていただけましたら、サポートをいただけるととても嬉しいです。これまでにいただいたサポートが、私のモチベーションとなっています。