Rails Girlsのつづき - 「Rails Girls, more!」

この記事は、Rails Girls Japan Advent Calendar 2018 17日目の記事です。

「Rails Girls, more!」という勉強会をご存知でしょうか?
この記事では、Rails Girlsイベント後に参加できる勉強会「Rails Girls, more!」をご紹介します。

・Rails Girls, more!とは
・Shiojiri, more!の概要
・Shiojiri, more!読書会の様子

Rails Girls, more!とは

Rails Girls, more!は、Rails Girls卒業生向けの勉強会です。
Rails Girlsはインストールデイ含めて2日間だけのイベントなので、イベント後もプログラミングを続けたいという方向けに、Rails Girls, more!という勉強会が行われています。
開催地ごとの勉強会ですが、すべての開催地で行われているわけではなく、私が把握しているのは以下の3つです。(ほかでも開催されているところがあれば、ぜひ教えてください!)

・Rails Girls Tokyo, more!
・Rails Girls Nagoya, more!
・Rails Girls Shiojiri, more!

Shiojiri, more!の概要

開催地ごとに内容は違うと思うので、ここでは私cobachieが主催しているShiojiri, more!についてご紹介します。

参加者
もともとはRails Girlsイベント参加者と、参加応募したけど抽選ではずれてしまった方向けに始めた勉強会でした。
ですが今では、参加または応募経験がなくても、参加したいという女性の方がいれば参加していただいています。

開催頻度
不定期です。だいたい1〜2ヶ月に1回くらい開催しています。
勉強会の最後に次の開催日を決めるようにしています。

開催場所、開催方法
最近はオンラインで行うようになりました。
方法としてはこんな感じです。

・時間は大体2時間くらい
・Googleハングアウトでビデオ参加
・会話の補助としてslackを使う
・わかったこと、調べたこと、わからないことなどはScrapboxで共有
・実際にコードを見ながらやりたいときは、Googleハングアウトの画面共有かAtom Teletypeを使う

内容、やっていること
最近になって、読書会を行うことにしました。
以前は各自やりたいことを勉強するもくもく会にしていたのですが、参加者から「勉強しているけど、なかなか定着しなくて... 」という声を聞くようになったので、本を一冊決めてみんなで読み進めてみることにしました。

Shiojiri, more!読書会の様子

先日12月15日に「ゼロからわかるRuby超入門」の1回目の読書会を行いました。

参加者
8人(県内3人、県外5人)
オンライン開催にしたことで、もともとのShiojiri, more!のメンバーだけでなく、他の都市のRails Girls参加者にも参加してもらえるようになりました。
そして、今回はなんと「ゼロからわかるRuby超入門」著者のigaigaさんが冒頭に参加してくださいました!

やったこと
・自己紹介
・「ゼロからわかるRuby超入門」第2章 輪読
・フリータイム(雑談したり、次の開催日決めたり)

感想
・「ゼロからわかるRuby超入門」は、more!の参加者から「イラストがかわいいし、説明がわかりやすい!」ととても好評でした。プログラミングに慣れない方でも1人で読み進められているようでしたし、Ruby経験者からも「Rubyを始めたときにこの本があればよかった!」という感想が出ていました。Railsの勉強を進めたり、自分でアプリケーションを作ったりするためにはRubyの基本的な知識が必要になるので、Rails Girlsの後まず最初に手に取るのにオススメできる本だと思います。
・冒頭で著者のigaigaさんに参加していただき、直接感想を伝えたり、お話を聞けたりしてすごくよかったです。みんなのモチベーションも上がったと思います。
・最初に物理本を持ったとき、大きさのわりに「軽いな〜」と感じたのですが、やっぱりうすくて軽い、よい紙が使用されているとのことでした!
・読書会は輪読の形式で行いました。オンラインで参加人数が多くなると、話す人/聞く人がわかれてしまいがちですが、輪読だと必ず全員が声を出すことになって何かしら話すようになるのがよかったです。

・PC内蔵のマイクやスピーカーだと、外部の音を拾ってしまい話しずらい/聞きずらい時があるので、マイク付きのイヤホンを使ったほうがよいです。
・オンラインだと雑談が少なくなってしまいがちなので、たまに物理的に集まる会をやるとよさそうです。(長野の冬は厳しいので、春になったら考えます。)

最後に

Rails Girlsイベントの後もプログラミングを続けたり、同じ興味を持っている人たちとつながりを持って世界を広げてもらえるといいな、と思っています。そのために、ぜひmore!を活用してください!
以上、Rails Girls, more! のご紹介でした。

#RailsGirls #RailsGirlsMore

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