[RubyKaigi 2020] まつもとのすゝめ
この記事は、Rails Girls Japan Advent Calendar 2019 の 24 目の記事です。
昨日 23 日目は yuki3738 さんの「Rails Girls Osaka, Sendai, Tokyo, Okinawa で Coach してきたので思い出を綴る」でした。
yuki3738 さんが Rails Girls のコーチとしてたくさん活動されてきた背景や気持ちが書かれていて感動しました。私も応援していきたい!
cobachie です。
Rails Girls Shiojiri / Nagano のオーガナイザーをしたり、Rails Girls Japan のメンバーをやっています。
早速ですが、Rails Girls Japan では毎年 RubyKaigi への参加支援を行っているのをご存知でしょうか?
RubyKaigi とは
プログラミング言語 Ruby のカンファレンスのことです。
毎年 1 回日本で開催されていて、世界中の Rubyist たちが集まる国際カンファレンスです。
内容はとても技術的でハイレベルですが、コミッターの方々や普段会えない人たちと会えたり、夜は毎日のようにパーティがあったりして、お祭りのような面もあるイベントです。
2006 年にはじまった RubyKaigi ですが、2016 年からは地方に場所を移し、これまでに京都、広島、仙台、福岡で行われてきました。
そして、来年の RubyKaigi 2020 は、長野県松本市での開催が決まっています。
Rails Girls Japan の RubyKaigi 参加支援について
Rails Girls Japan では RubyKaigi への参加支援として、交通費や宿泊費等を負担する活動を行っています。
その様子は、11日目の あのぶる(@thatblue_plus) さんの記事でも紹介いただいていますので、ぜひご覧ください。
2020 も実施予定ですので、対象となる Rails Girls 参加者やオーガナイザーのみなさんは、申込み開始までもう少しお待ち下さい。
(詳細は明日 25日目の @emorima さんが紹介してくれると思いますので、お楽しみに!)
私は地元在住ということで、RubyKaigi 2020 Team のメンバーとしてちょっと運営のお手伝いをする予定です。
ということで、今日は RubyKaigi 2020 が開催される松本についてご紹介したいと思います。
松本について
松本といえば、何をイメージされるでしょうか?
以下は松本市が観光資源と考えているものの一部です。小さなまちですが、意外とコンテンツ力あるんですよ。
- 松本城、旧開智学校(国宝2つ)
- 山岳(上高地、北アルプス)
- 温泉(浅間温泉、白骨温泉、美ヶ原温泉)
- 音楽(セイジ・オザワ松本フェスティバル、スズキ・メソード)
- 民藝、クラフト(松本民芸家具、クラフトフェア)
- 草間彌生(松本出身)
今回は、Rails Girls 参加者の方がひとりや少人数でも行きやすくて、私が「松本らしい」と思うカジュアルなお店をいくつか紹介したいと思います。
最初にお断りしておくと、そばや馬刺しなど郷土料理っぽいものは今回は紹介していません。それは別の機会にまとめたいなあと思っています。
珈琲 まるも
松本の喫茶店といえばここ、というくらい有名なお店です。
昭和31年(1956年)開業で60年以上の歴史があり、店内は松本民芸家具で揃えられていて落ち着いた雰囲気です。
朝 8:00 からやっていて、モーニングがあります。
栞日
栞日は松本を代表するブックカフェで、雰囲気のよいおしゃれなお店です。2F は壁一面が大きな本棚になっていて、本に囲まれてゆっくりできます。
朝 7:00 からモーニングをやっていますし、RubyKaigi 2020 の会場となるまつもと市民芸術館にも近いので、朝や Kaigi の合間にほっと一息つきに行くのもよさそうです。
松本ブルワリー(中町店)
松本ブルワリーは松本駅周辺にタップルームが2店舗あるのですが、中町店は一軒家をリノベした建物で雰囲気があるので、少人数ならこちらがおすすめです。
1F は立ちのみ形式で、2F にはテーブル席があります。
そのときによって飲めるビールの種類は異なりますが、私のおすすめはIncredible DIPA です。インターナショナルビアカップ 2019 で受賞したビールなので、メニューにあったらぜひ試してみてください。
Healthy Penguin Cafe
松本市はインバウンドに力をいれていて、最近は海外からの観光客がとても多くなりました。そして海外から移住されてきた方のお店も徐々に増えている気がします。
Healthy Penguin Cafe もそのひとつで、ヴィーガン料理のお店です。
豆をつかった料理が多く、ヴィーガンじゃない人も満足できます。
店主の方がすごくフレンドリーなので、お話するのも楽しいですよ。
あさひ堂
松本の若者が大好きな PARCO の近くにあります。
旬の野菜を中心に、地元食材を使った料理が食べられます。
飲みに行くとお肉やお魚などが多くなりがちなので、野菜のメニューが多いのは地味にうれしいですよね。
オリジナルのアレンジメニューが多くて、大体なんでもおいしいのですが、看板メニューのレタスのシーザーサラダがあったらぜひ食べてみてください。県内の酒造の日本酒やワインもありますよ。
麦香
松本駅の西口(アルプス口)側にある、マイクロブルワリーです。
目立たない場所にありながら、海外からの観光客や地元のクラフトビール好きの人などでいつもにぎわっています。
定番ものの他に季節のビールもあって、地元の野菜や果物のビールが楽しめます。(今年の秋は、同僚の家のバターナッツかぼちゃでつくったパンプキンエールが登場してました。)
The Source Diner
最近、松本の洋食店といえばここ、という感じになってきました。
県内のハードサイダー(シードル)やクラフトビールが飲めます。
ランチもやっているので、お昼に行くのもいいです。
Peg
自然派ワインとコーヒーのお店です。
基本的には、昼間はコーヒー、夜はワインなのですが、夜にコーヒーが飲めるときもあります。
ここもなんだかとにかくおしゃれ。ワインにあまり詳しくなくても、店主さんが説明してくれるので気軽に寄れます。
地元の食材を使ったフードもおいしいです。
小昼堂
長野県の郷土料理として有名なおやきですが、実は松本駅周辺でつくりたておやきが食べられるお店は少ないです。小昼堂は、ちょっと観光客向けっぽいお店ですが、おやきを買って店内で食べられます。
種類が豊富で、定番の野沢菜や切り干し大根などはもちろん、カレーやチーズのものなど変わり種もあるので、気になったものを試してみてください。個人的にはりんごカスタードがおすすめです。
Something Tender
カレーが看板メニューのカフェなのですが、なぜかテイクアウトでおやきが買えます。
「ニューウェーブおやき」という名前らしいのですが、中身がキーマ、ひじきチーズ、白玉ココナッツあんこなどとちょっと変わっています。(日によって種類が変わります。)
おやきテイクアウトは毎日じゃなくて不定期(月の半分くらい)とのことなので、試してみたい方はお店の Instagram をチェックしてから行ってみてください。
ふるさと
特にたいやき部方面の方におすすめです。
ナワテ通りにある天然もののたいやきのお店です。
定番のあんこ、クリームのほかに、ウインナーマヨがあります。ウインナーマヨ意外とおいしいので興味のある方はぜひ。
chez momo
地元産フルーツなどをつかったコンフィチュールのお店です。
季節によってお店に並ぶ種類は異なりますが、4月は柑橘系やりんごを使ったものが出そう、とのことでした。
イートインはないので、お土産などにどうぞ。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回紹介したお店はすべて、松本駅や RubyKaigi 会場となる まつもと市民芸術館からの徒歩圏内にあります。コンパクトなまちですので、がしがし歩いていろんなお店に行ってみていただければと思っています。
(ほかにもおすすめのお店がある気がするので、思いついたら追記するかもしれません。)
RubyKaigi 参加を検討している Rails Girls 卒業生のなかには、もしかしたら「RubyKaigi は技術的な話でハードルが高そう。初心者が行ってもいいのかな...」と感じている方もいらっしゃるかもしれません(私が最初そうだったので)。そんな方は旅行がてらの気分で、 RubyKaigi 2020 に来てみてください。一度参加してみると、刺激的できっと楽しいですよ!
紹介しているお店が一部重複していますが、よかったらこちらもあわせてご覧ください。
いよいよ AdventCalendar 最終日となる明日は、満を持しての @emorima さんです。お楽しみに!
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