ミステリーのすゝめ
こんにちは、Co+18B班のT.Mです!
本日は筆者一押しのミステリー小説をご紹介します!
青崎有吾:裏染天馬シリーズ
アニメオタクのダメ人間:裏染天馬が探偵役となるミステリーシリーズです。
現在”体育館の殺人”、”水族館の殺人”、”図書館の殺人”と、短編集”風が丘五十円玉祭りの謎”の計4冊が刊行されています。
このシリーズの大きな特徴は、たった1つの証拠から論理的な推理が繰り広げられる作風で、恐らく皆さんが目にしたことがないであろうミステリーです。
また、ヒントの配置がフェアであること、最終章の手前に読者への挑戦状のページがあることなども特徴です。
僕のおすすめは図書館の殺人です。ミステリーでおなじみダイイングメッセージが主とした殺人事件です。
但し、シリーズものなので前巻を読んでいないとわからないネタがあります。面白いので全巻読むことをお勧めします!(大声)
エラリー・クイーン
前述の青崎有吾さんは、その論理的な推理から平成のエラリー・クイーンと呼ばれています。
そんなエラリー・クイーンも数々の名作を世に排出しています。
その中でも筆者がこの作品から読んでほしい作品を上げるとするならば、Xの悲劇、Yの悲劇です。(ほかにもたくさんありますが!!!)
どちらも古典本格ミステリーといった感じの作品です。
翻訳者によって読みやすさが異なってくるので、本屋さんでパラパラーと軽く見てから買うことをオススメします。
太田愛
太田愛さんは、ウルトラマンや相棒シリーズの脚本家として活躍していた人です。
その中で僕がオススメする作品は犯罪者です。
最初に示された事件の構図を見事に塗り替えていく展開はドラマのようでした。
またこの本にはメルトフェイス症候群という乳幼児のみがかかる病気が出てきます。感染した子供は顔の半分を失い、助かっても再建手術や突然の死の恐怖から逃げることができなくなる病気です。
なんの落ち度もない患者家族に注がれる心無い視線。今こんな情勢だからこそ読んでほしい作品です。
ちなみに幻夏(げんか)は犯罪者の前日端です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はオススメのミステリーを記事にしてみました。
気になる作品があれば是非読んでみて下さい!